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皆さま、こんにちは!

 

最近は駅舎内に飲食店が入居してる駅が増えましたけど

松山市内にもそんな駅がありました。

しかもここ、お店の営業時間外に訪れているのに

お腹が空く香りが駅舎全体に漂っていたのです。

東横インで朝めしを食ったばかりだというのに…

こんなの飯テロすぎますって!

 

洋館風の駅舎があるこちらでしたよ。

予讃線・伊予和気(いよわけ)駅です!

ネットの情報なので真偽はわかりませんが、

駅舎は伊予鉄道三津駅の旧駅舎を模して

平成2年に竣工したモノだそうな。

ちなみに伊予和気駅と三津駅は

うんと離れているワケではありませんが、

約5キロほどの距離がありますので近いとも言えません。

 

伊予和気駅は予讃線の開通に合わせ昭和2年に開業。

先代駅舎は昭和63年にタバコの不始末で全焼し、

平成2年に再建されたのが現駅舎とのことです。

 

駅舎が無かった2年間の駅の様子が気になりますけど、

平成元年撮影の航空写真を見ると

確かに駅舎が写ってません。

代わりに小さな小屋が写ってましたので、

仮駅舎として使われていたブツかもしれません。

 

そんな伊予和気駅の現在の駅舎は先にも書きました通り、

飲食店が営業できる造りです。

自分が訪れた時はお好み焼き店(すみれさん)が入居してましたよ。

予讃線・伊予和気駅

それ故か、営業時間外でも焦げたソースの香りが

構内中に漂ってました。

これが嫌いな人なんていないでしょうよ。

満腹なはずなのにお腹が空いてきましたって。

 

こちらは駅の待合所なり~

予讃線・伊予和気駅

 

飲食店へは駅舎正面の出入口のほか、

待合室からも出入りが可能みたいです。

ゴージャスな扉が備わってました。

予讃線・伊予和気駅

 

壁面に描かれているメニュー、ぜ~んぶ大好きです。

予讃線・伊予和気駅

 

これ、絶対に美味しすぎてヤバいやつだ!

予讃線・伊予和気駅

お好み焼きのすみれさんですが

現在は伊予和気駅から撤退してしまったとのこと。

現在は居酒屋さんに変わったそうです。

行き交う列車の音を聞きながら一杯やる…

それも悪くありませんわね。

 

それではいつも通りに構内を覗いてみましょう。

予讃線・伊予和気駅

 

駅舎の竣工年を記す建物財産標は見当たりませんでしたが、

代わりにホーム上屋に貼られていたモノをあげときます。

予讃線・伊予和気駅

予讃線は平成2年11月21日に

最高速度が時速120キロへの高速化が完成。

駅舎はそれに間に合うように造られたのでしょう。

 

伊予和気駅は列車の行き違いが可能な

相対式ホーム2面2線構造でした。

予讃線・伊予和気駅

 

2本のホームは跨線橋で結ばれてます。

予讃線・伊予和気駅

 

下り線ホームの外側(東側)が広く空いてますが、

国鉄時代、貨車の留置線が敷かれていた名残でした。

予讃線・伊予和気駅

 

留置線は北側(今治駅寄り)のほんの一部分ですが

今でも残されてましたよ。

予讃線・伊予和気駅

 

それではなぜ

伊予和気駅に複数本の貨車の留置線が敷かれていたのか?

農機具メーカーの井関農機を皆様さまはご存知かと思いますが、

製造工場である松山製造所が伊予和気駅の北側に立地。

(ちなみに本社は松山市内にあります)

トラック輸送に転換される昭和57年まで、

伊予和気駅から井関農機松山製造所まで伸びる

貨物専用線があったのです。

予讃線・伊予和気駅

 

下は国土地理院のサイトから転載した昭和50年撮影の航空写真ですが、

工場脇の側線に有蓋車らしき貨車が写っているのが見えますかね?

予讃線・伊予和気駅

専用線は伊予和気駅から700メートルほど離れた地点から分岐。

ここまで伊予和気駅の構内扱いだったと思われます。

駅の構内に貨車の留置線が敷かれていたのは、

全国に出荷される農機具を積んだ貨車が

発着していたからで間違いないでしょう。

 

それともうひとつ、

跨線橋の袂を見ると貨物ホームらしきものが見えました。

予讃線・伊予和気駅

予讃線・伊予和気駅

伊予和気駅がある松山市と言えば「温州みかん」の名産地で

伊予和気駅は戦前から

みかんの出荷でも活躍していたそうです。

このホームはその当時使われていた貨物ホームでした。

 

下は昭和50年撮影の航空写真ですが

貨物ホームや構内にズラリとならぶ貨車の姿が見えますよね。

予讃線・伊予和気駅

ここで注目なのが、

駅前にある食糧倉庫?らしき建物から

貨物ホームに伸びるコンベアらしき施設です。

生産者から倉庫に集められた「みかん」、

コンベアを通して貨車に積み込まれたのではないでしょうか?

構内は貨車だらけの伊予和気駅を見たかったです。

 

最後は今では貴重な存在となった

汲み取り式の駅便(駅の便所)で〆ます。

予讃線・伊予和気駅

この駅便は昭和22年撮影の航空写真にも写ってますので

おそらくは戦前築のモノです。

自分は駅を訪れるたびに駅便を撮ってましたが

駅便だけの写真集を作れませんかね?

そんな需要はないかな?

 

…以上、ステキな香りが漂っていた伊予和気駅でした。

香りの元はもちろん駅舎に入居している飲食店さんです。

駅便ではありませんので念のために言っておきますね。

 

 

 

 

 

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