皆さま、おばんです!
”新田駅”と言えば、
地元宮城では東北本線の新田(にった)駅 、
そして廃駅となった仙石線の新田(しんでん)駅 がありますけど、
お隣の福島県にも新田駅があったんですね。
阿武隈急行・新田(にった)駅です!
”新田駅”と言えば字のごとく、
周囲を田んぼで取り囲まれたイメージがあるんですけど、
阿武隈急行の新田駅の周囲は完全に住宅地です。
しかもこの辺り一帯、
まだまだ人口が増え続きそうな雰囲気ですよ。
新田駅は小高い路盤の上にある駅でして、
ホームへはこちらの階段を使って入場します。
新田駅は昭和63年7月に開業した駅で、
単式ホーム1本だけの棒線駅でした。
新田駅も阿武隈急行の他の駅と同様に、
キャッチフレーズがありまして、
「●戸の郷(しずりべのさと)」と呼ばれているそうで。
(●はさんずいに靜という字)
自分は歴史に疎いので、詳しいことは書けないんですけど、
この辺り一帯は由緒ある遺跡が、
ゴロゴロ発掘されてるそうなんですよ。
古くは8世紀辺りの古墳群から、
平安時代の役所的役目を果たした建物の遺跡、
時代を経て室町時代の梁川城本丸跡、
武家屋敷や寺院跡なんかも発見されているらしいです。
個人的には円墳が4基あるという、
新山古墳(しんざんこふん)群に興味をもったんですけど、
新田駅の案内看板には歩いて30分って書いてあるし、
福島県のHPには歩いて1時間って書いてあるし…
ホント、どっちやねん!
新山古墳群まではちょっと遠かったですけど、
新田駅には地下道がありまして、
ここを通れば駅の南側にある住宅群に、
あっという間に辿りつくことが出来ます。
そして、この地下道に沿うような形で、市道が横切っているのですが、
この市道に架かる鉄橋にはなんと、
丸森線(現・阿武隈急行線)は、
勾配の激しい東北本線に代わるバイパス線として、
福島駅‐(丸森経由)‐槻木駅に計画された路線なのですが、
路盤の大部分が昭和43年の時点で完成していたものの、
昭和43年に実際に開業できたのは槻木‐丸森駅間のみで、
全線開業は第3セクター化された、
昭和63年を待たなければならないのでした。
駅の構内配線や鉄橋を見ると、
将来の複線化を見越した造りが今でも確認でき、
趣味的にもなかなか面白味のある、
阿武隈急行の新田駅でした。
新田駅(平成24年8月13日)




