パウル・クレー「天使」シリーズ
原因不明の難病である皮膚硬化症に苦しみながら、
クレーが晩年の2年間で制作した数十点におよぶドローイング群。
それらの絵に谷川俊太郎さんが詩をつけた本もある。
パウル・クレーの〈天使〉シリーズのタイトルを眺めていたら、
あのぽかぽかなお笑いコンビのネタがなぜか頭に浮かんできました。
「いやー、クレーの〈天使〉シリーズいいですよね」
「素朴なタッチで愛らしくてね」
「タイトルがまた素敵なんですよね。想像力を掻き立てられてね」
「あー、そうですね」
「忘れっぽい天使」
「あー、またやっちゃった!さっきのお店に輪っかを置き忘れてきちゃった。取りに戻るから、みんなは先に天国に戻ってて!」
「泣いている天使」
「確かに・・・僕にも悪いところはあるけどさ・・・グスン。全天使の前で神様もあんな言い方しなくてもいいじゃん・・・グスン。僕もう田舎に帰ろうかな・・・ウッウッ」
「鈴をつけた天使」
「見てみて!思い付きでさ、鈴を翼につけてみたのよ。そしたらさ、はばたくたびにチリンチリン鳴るの!楽しいよ!」
「疑う天使」
「あのー、言われた通り、マリアって女性に受胎を告知してきたんですけど。彼女が言うには、身に覚えがないそうなんですね。もちろん神様が正しいとは思ってますけど、一応報告までに。あくまで一応ですよ」
「幼稚園の天使」
「子どもってみんな、天使みたいだけど。今年、私が担任やってるさくら組に入ったミカエルちゃんは超可愛くて、マジで天使!一人だけ光って見えるし!4歳にして神々しさすらあるの!」
「天使というよりむしろ鳥」
「え?本当に天使なんですか?頭の上に輪っか浮いているし、翼も生えてますけど。くちばしあるし、足はニワトリみたいですよ。こんなこと言いたくないですけど、天使というよりむしろ…」
「老いた音楽家が天使のふりをする」
「いや、途中から天使じゃなくなっちゃったよ!いい加減にしろ!」
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