Film:19 『モディリアーニ ~真実の愛~』 | アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】

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久しぶりのアート映画観賞。
今回観た映画は、こちら↓

アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-モディリアーニ ~真実の愛~


■モディリアーニ ~真実の愛~

  監督:ミック・デイヴィス
  出演:アンディ・ガルシア、エルザ・ジルベルスタイン、オミッド・ジャリリ
  2004/フランス=イギリス=イタリア/126分

第一次世界大戦後の1919年パリ、モンパルナス。
カフェ“ラ・ロトンド”は新進気鋭の画家、小説家、詩人、
そして彼らを取り巻く女たちで毎夜にぎわっていた。
そこには成功者のピカソと、異端児モディリアーニの姿もあった。
互いにライバル心を剥きだしにする二人だったが、ついにあるコンテストで対決することになる。
モディリアーニは最愛の妻・ジャンヌをモデルに画を描き始めるが、
酒と薬に溺れた長い日々は、彼の体を静かに蝕んでいた…。 (goo 映画より)


「“モディリアーニの真実の愛” が描かれる映画。

 と、思って観始めたら、いきなりオープニングで、

 『この作品のキャラクター造形などはフィクションである』

 という但し書き。

 えっ?真実なの?フィクションなの??

 のっけから、大混乱です。


 ちなみに、最後まで観たところ、かなりフィクション寄りな内容だったように感じました。
 モディリアーニとユトリロが、マブダチだったり。
 モディリアーニとピカソが、大御所ルノワールの別荘に遊びに行ったり。
 美術界の巨匠たちが、まさに、夢の競演です (笑)
 

 と、真実とは、きっと遠い物語ではありますが、
 モディリアーニとジャンヌのラブストーリーには、胸を打たれるものがありました。
 モディリアーニは、相当な “だめんず” ですが、
 “だめんず” なりに、ジャンヌへの愛を貫くところに感動。
 でも、最後は、持ち前の “だめんず” っぷりで、とんでもない悲劇に見舞われます。
 感動・・・からの~失望です。
 
 ただ、アンディ・ガルシアがイケメンだもんで、
 だめんずでも、イイ男に見えてしまい、イイ映画に仕上がっている気がしますが。
 これが、アンディ・ガルシアでなくて、
 坂東英二とからなら (←どういうキャスティングだ!) 、感動の出来ない映画に仕上がったでしょう。
 そういう意味でも、主演のアンディ・ガルシアによるところの大きい映画と言えます。


 また、物語のもう一つの柱が、全編を通じて描かれるモディリアーニとピカソの対立。
 お互いに、認め合いつつも、反発しあう2人。
 芸術家同士のライバルって、こんなにもエグイのかと鬼気迫るものがありました。
 映画としては、モディリアーニが主役なので、どちらかとしては、ピカソが悪者的な扱い。
 実際よりも体格が良く、ふてぶてしさがアップしていたのは、完全にフィクションでしょう。
 
 しかも、そのピカソ役の俳優が・・・彦摩呂にそっくり (笑)

 ピカソのイリュージョンや~

 彦摩呂ピカソでなかったら、もっと感動的な映画になっていた気がします。
 スター スター ほし ほし ほし ほし (星2つ)」


~映画に登場する名画~

《赤い裸婦》

アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-赤い裸婦


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