前回の “無料で観れる 美術百選” では、西新宿の隠れた人気スポットとも言えるロバート・インディアナ作 《LOVE》 をご紹介いたしました。
しかし。
西新宿の無料で観れる美術は、これだけではありません!
西新宿では、 “ 《LOVE》 is ALL” とはいかないのです。はい。
むしろ、僕が新宿アイランドタワーまで足を運んだのは、
今回ご紹介する作品の方を観たかったからでして。
前回のは、言ってしまえば、行きずりの 《LOVE》 だったのです。
今回、僕が観たかったのは、
ポップ・アートの代表的な画家の一人、ロイ・リキテンスタイン (1923-1997) の彫刻作品。
僕は、一昨年前に東京都現代美術館で、
彼の代表作 《ヘアリボンの少女》 を観て以来、リキテンスタインのファンに。
彼の作品は、このようにweb上や、
また本や雑誌などの印刷物で観る限りは、何が芸術なのかはよくわかりません。
どう見ても、よくあるアメコミの1コマです。
ところが、実際の作品を見てみれば、ビックリ!
この作品は、人の背丈と同じくらいの大きさがあるのです。
彼の芸術とは、漫画の一コマを大きく拡大するというもの。
しかも、コピー機を使うわけでなく、手描きで。
印刷物を拡大すると現れるドット柄も、一つ一つ丁寧に手描きされています。
大味なようで、実はかなり芸が細かい。
このドットが生み出す不思議な感覚が、リキテンスタインの魅力なのです!
…と、熱く語ってしまいそうなので。この辺で。
とにもかくにも。
こういう作品を描き続けていたので、いつの間にか、
『リキテンスタイン=ドット』
という認識が、皆に定着したのです。
さて、そのことを踏まえまして。
彼にしては、珍しい彫刻作品を観に行ったわけです。
果たして、彫刻作品でもドットなのでしょうか?!
さぁ、その答えは、こちらです↓
ロイ・リキテンスタイン作 《Tokyo Brushstroke I》
はい。見事なまでに、ドットが描かれていました。
サインがなくても、リキテンスタインの作品だと、一目でわかります。
ちなみに、タイトルの “Brushstroke” とは、 “筆遣い、筆致” の意。
言われてみれば、“筆遣い、筆致” に見えなくもないような。。。
さて、 “Ⅰ” があれば、もちろん “Ⅱ” もあります。
こちらは、 《Tokyo Brushstroke II》 です。
言われてみれば、“筆遣い、筆致” に見えなくもないような。。。part2
これらのリキテンスタインの作品。
カメラのアングルを変えてみれば、ご覧の通り。
リキテンスタインの作品越しに、吉野家が。
リキテンスタインの作品越しに、ジョナサンが。
リキテンスタインの作品越しに、喫茶室ルノワールが。
<無料で観れる美術 データ>
新宿アイランドタワー
住所:東京都新宿区西新宿6丁目5-1
アクセス:○JR線・京急線・小田原線「新宿駅」から
西口改札口より新宿副都心方面へ徒歩10分
○東京メトロ丸の内線「西新宿駅」より30秒
○都営大江戸線「都庁前駅」より住友ビル方面へ徒歩8分
「新宿西口駅」より青梅街道沿い徒歩10分
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