今年の正月におおまかに考えていた今年はこんな1年かな、という想定は今では全く状況が変わってしまった。そう、今更書くまでもない新型コロナウイルス感染症の流行と、それに伴う各種自粛のせいである。正月の時点では、中国で新しいウイルス性感染症が流行しているということは知っていたけれど、毒性が低いのでSARSやMARSの再来だとかピンと来ていなかったし、家畜と一緒に暮らしているような環境だからでしょ、と完全に対岸の火事だった。
■わたしの最近の生活
東京の感染者数は素人目に見ても少なすぎたけれど、そこは昼間1600万都市であるから、流行するなら国内最大の患者数が現れて当然だと思っていた。海外と行き来する人も多いわけだし。いつしかベールは取り払われ、ごく自然に汚染地帯と認識されるようになり、東北地方に単身赴任していた私は、単身赴任先に留まって仕事を続けるか、現場から離れて自宅に戻るかという選択を迫られた。仕事には誇りをもっていたし、微力ながら貢献しているという自負もあったが、元々望んでいない単身赴任生活でもあったので、2日で荷物をまとめて自宅に戻ることにした。持てる荷物には限界があるので、ほとんどのヲタク関連商品は赴任先に残してある点が非常に寂しいところである。
仕事で使っているパソコン1台と、職場に直接接続できるネットワーク機器1コというシンプルな道具が、平日昼間にリモートワークをするために与えられた全てである。他に自分のPCに本来の用途とは違うカメラをつけて、zoomが使えるようにした。平日はこれで会議等に参加する。元々、厳密には営業でも詐欺でもないが、車であちこち出掛けて人に会って聞きかじりの知識で適当に話して「その気にさせる」のが仕事の柱だったのだが、患者が少ないとはいえ厳戒態勢を敷いている東北では、もはや域内でウロウロすることも制限されてしまうので、結局zoomが役に立つし、物理的にどこにいるかは関係なくなってしまっているのである。
リモートワークをやってみて思ったのは、非人間的な要請が極めて多い「ブラック」な仕事環境に対して、同じ組織にいてもめっちゃ「ホワイト」だということ。通勤時間ゼロなので、5分前まで子供と朝ご飯を食べていてもいいし、キッチンやトイレが数歩で行けるのでいつでも自分好みの淹れ立てコーヒーが飲めるし、昼ご飯は栄養バランスの良いものを家族と食べて、定時に仕事を終えればその瞬間からプライベートである。行きつけの病院でも美容院でも、平日仕事終わりにサクッと行ける。一応zoom会議とかやるので上半身は仕事している風なパリッとしたシャツを着るが、下半身はだらっとした格好である。いつ休憩しようが、寝ていようが、ゲームしていようが、ある程度仕事が進めば誰も文句を言わない(いえない)。出世とか目指している人にはお勧めしないけれど、もう一生これで構わないとさえ思う。
■困っている人達
組織として、ひきこもりにもそれなりに仕事が用意できる環境にいることは恵まれている。飲食、小売りのように店を開けてお客さんに来て貰わなければならない人達はとても困っている。居酒屋、スポーツジム、カラオケ、パチンコ等はかなり努力をしていたが、実際以上にリスクが高いと名指しされ、店を開けられないでいる。アイドルや俳優に至ってはイベントやって人に集まってもらってナンボ、密集してナンボだったのだが、今や反社会的な位置付けになってしまっている。爆報THEフライデー https://www.tbs.co.jp/bakuhou/ ではないけれど、お座敷がかかってナンボの稼業は東日本大震災のとき以上の逆風といえる。
ただ、元々人気や流行を売る業界だったから、アイデアマンが多いのは救いなのかもしれない。多くのアイドルやタレントが多様なSNSに進出しているし、有料課金のサービスが開拓されつつある。有料課金で双方向型のトーク番組みたいなのをやったり、zoom飲みを有料で売ったり、Showroomで投げ銭したり、AKBはメンバー16人が劇場に集まることすらできなくなって、各自自宅からの映像をくっつけて「公演」している始末である。これは流石に無償だが。
元々20年くらい前から、一方通行のテレビは双方向のインターネットに駆逐されると言われて久しい。テレビは一方通行という絶対的な安心感や、ながら見、流し見という省エネな視聴スタイルを提供することで識者の予想を遙かに超えて生き残っている。世の中真面目な人ばかりではないのだ。しかし、今回のコロナ禍を経て、ある程度事業性を見いだせたタレントはテレビを捨て、ネットの新しいサービスと、少数で対面する現場に活路を見いだすかもしれない。そんな可能性を感じさせてくれる試みのひとつが、「在宅人狼」である。
件のPが仕掛けている在宅人狼は、ここで無料で見ることができる。
SUNTECH PEチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC2IzsLlezuVdshaUIm55gzw
■人狼オンラインという試み
人狼というゲームについては今更説明するまでもないと思うが、初心者が入り込むには障壁が高かった。ある程度の人数がいないと面白くないので、1家族でできるものではない。GMがスムーズに進行してくれないとダラダラするし、話し合いの心理戦が真骨頂なので、参加者のレベルに合わせてある程度議論を引っ張ってくれる手練れのプレイヤーの存在も必要である。だから、高校生または大学生で、いつもの人狼仲間がいて、屯する場所があって、と要求条件が高いのである。私もずっとやりたいと思っていたが、いままで参加できる場がなかった。
「在宅人狼」なら、メールで秘密のURLを送るだけで、芸能人と特定の参加者(例えば抽選で当選した人や、有料で課金した人など)だけが参加出来るゲームスペースを簡単に設定できる。マイクミュートや参加者名などもGM(=ミーティング開催者)がコントロールできて便利である。カードゲームなどで実際にカードの交換が発生するようなものは別にオンラインアプリ等必要になってしまうが、初めて参加してみたものの、人狼ゲームならzoomで十分だと思う。
今回の参加者は以下の通り。
0.GM @keeth_roy
1.ボンざわーるど @bonmizo
2.岡田彩花 @ayaka_o1106
3.大川莉央 @rio_rin48
4.LLR伊藤智博 @llritotomohiro
5.にしむらベイベー(ますますベイベー) @MAROMARON_TAK
6.いず
7.2コ下
8.せん
9.澄(きよし)
10.ポチ(元サトルポチ)
11.かおりんぐ
ボンさん、伊藤さん、西村さんは存じ上げなかったが、この前に2回ほどゲームの様子が配信されていたので、キャラクターを含めて把握できていた。ヲタクが6人、なかなか良いバランスだったのではないかと思う。
初心者は、6.いずさん、7.わたし、10.ポチさんの3名が初回、8.せんさんは2回目。
人狼2名、狂人1名、村人5人、占い師1人、霊媒師1人、騎士1人。
1ゲーム目 1.ボンさん=村人、2.彩花=村人、3.りおりん=村人、4.伊藤さん=騎士、5.にしむらさん=霊媒師、6.いずさん=村人、7.2コ下=村人、8.せんさん=人狼、9.きよしさん=狂人、10.ポチさん=占い師、11.かおりんぐさん=人狼。
村側の占い師と霊媒師に手を上げさせる。5.にしむらさん、9.きよしさん、10.ポチさんが手を上げる。りおりんが私に誰が怪しいか尋ねてくれる。ちょっと遅れて手を上げた9.きよしさんが怪しいと言ってみる。次にりおりんは、6.いずさんに同じ質問をする。わかんないけど、画面の感じでは8.せんさんが怪しいと指摘。次にりおりんは11.かおりんぐさんに振る。初心者は遠慮もあるし、何を話していいかわからないので優先的にしゃべらせてくれている。
最初の投票で追放されたのは、りおりんがカマかけた1.ボンさん。
最初の夜に殺害されたのは、4.伊藤さん。
2日目の投票で追放されたのは、8.せんさんとの決選投票で私。全然しゃべらないのが疑われたようだ。5.にしむらさんが、「誰の2コ下だったか聞きたかった」とイジって下さった。誰も興味ないと思うが、実は初代推しメン、峯岸みなみの父親の2コ下なのである。当初は「お父さんの2コ下」と名乗っていたが、省略して「2コ下」になった。
2日目の夜に殺害されたのは、5.にしむらさん。
ここで10.ポチさんが痛恨のミス。GMの「占い師の方、顔を上げて下さい」に、うっかり返事をしてしまった。
朝になって2.彩花が10.ポチさんが霊媒師だってわかったと指摘し、ポチさんはカミングアウト。11.かおりんぐさんが黒だと述べた。この状況だと私なら狼狽してしまうところだが、さすが10.ポチさんは強い(笑)
3日目の投票で追放されたのは、11.かおりんぐさん。
3日目の夜に殺害されたのは、9.きよしさん。
4日目の投票で10.ポチさんが的中させたという8.せんさんを追放。9.きよしさんを先に殺害したのは疑いを残した方が良いのではないかという計算だったが、やっぱり失敗だったと独白。
最初に8.せんさんが騎士の4.伊藤さんを殺害したのはナイスプレーだと評価。
第2ゲーム。1.ボンさん=村人、2.彩花=村人、3.りおりん=騎士、4.伊藤さん=人狼、5.にしむらさん=占い師、6.いずさん=村人、7.2コ下=人狼、8.せんさん=村人、9.きよしさん=霊媒師、10.ポチさん=狂人、11.かおりんぐさん=村人。
10.ポチさんが蕩々と語る。収束しないまま・・・
1日目の投票で追放されたのは、10.ポチさん。役職を表明していたのに消されたのは狂人と見なされたのか?
1日目の夜に殺害されたのは、3.りおりん。これは実は私(人狼)のミスがあって、相方は本当は4.伊藤さんなのに、9.きよしさんと勘違いをしていたのです。メモした自分の字が汚くて、4が9に見えてしまったという単純ミス。だから9.きよしさんを見ながら3を出したのに、あれきよしさん顔を上げていないぞーと思ったら、4.伊藤さんが私に合わせて3を出して下さったという流れ。朝になってりおりんが襲われた事を知った彩花が、「いやこれ、強い人消していってんな!」と指摘したのはまさにその通り。1日目の協議で村っぽいと思ったので、解説を交えながら村をまとめてゆくりおりんを排除して混乱を狙いたかったのだ。
2日目の協議は4分。1分ずつ短くなってゆくらしい。ボンさん、にしむらさん、彩花あたりがりおりんの抜けた穴をカバーし始める。グーが占い師、パーが霊媒師ということで同時に出して、5.にしむらさん=占い師、9.きよしさん=霊媒師が明らかに。結局絞りきれない中、あまりしゃべらないプレイヤーに1.ボンさんが振ってゆく。私の時には彩花ちゃんが「人狼なんじゃないのー?」と鋭すぎるツッコミ。6.いずさんは、ボンさんがどうしてにしむらさんを怪しむのか逆質問していた。結局前回同様怪しいと思われて私が追放されたのだが、もう片方の人狼を守ろうと思って、多数派にならない=誤って殺害しない確信をもって、4.伊藤さんを指名した。伊藤さんは思わず「えっ?」と声を上げていたが、他のプレイヤーには聞こえない筈だった。遺言後、「お優しい方だった・・・」とコメントしてくれたのは5.にしむらさん。1回目もそうだったが、ゲストプレイヤーに優しい。
2日目の夜、人狼は5.にしむらさんを殺害。占い師だと判明しているので当然ですな。占い師の5.にしむらさんは彩花を占い、村人判明。霊媒師は追放された私が人狼だと知る。騎士のりおりんは機能できなかったが、みんなにゴメンとジェスチャーしていた。本当に性格いいな。
3日目の朝が明ける。5.にしむらさんは占いの結果をみんなに伝えることができずそのまま他界。りおりんは画面から距離をとって、ベッドの上で体育座りをしている。私は顔をできるだけ下げて表情を出さないようにしていたが、どうしてもニヤっとしてしまうので、マスクをつけた。ボンさんの仕切りで、9.きよしさんが10.ポチさんを追放した理由、昨晩追放された私が黒だったことを語る。私が人狼だとわかった瞬間、生存者の多くが「えっ!」って反応してくれたのが嬉しかった。彩花はペンを持ったまま積極的に流れを整理しようとするし、ボンさんは11.かおりんぐさんに疑いの目を向ける。11.かおりんぐさんは最初に10.ポチさんを追放した理由として、「クセのこととかしゃべりすぎ」と指摘。終盤、そこまでほとんどしゃべっていなかった8.せんさんが、ボンさんが逆に怪しいと言い始める。「何でそんなに人狼探そうとするんですか?」 ボンさん「いや、そういうゲームやろ!」という会話が面白すぎる。8.せんさんは饒舌じゃない分、話し始めると芸人さん並みに面白い。GMがりおりんに、PCの前に戻ってくるよう促すが、りおりんは動かず。察した彩花が助け船を出す。りおりんはGMにDMかLINEで、「近くにいたら顔に出ちゃうから離れている」と弁明し、GMがみんなに伝える。結局4.伊藤さんも疑われていたけど、圧倒的多数で11.かおりんぐさんが追放。
3日目の夜、人狼に殺害されたのは9.きよしさん。セオリー通り。
4日目の朝、きよしさんが話すまもなくミュートされて、みんな疑心暗鬼でまとまらない。彩花は自分が市民だから人狼をあぶり出そうとして頑張ってしゃべていると言っていたが、確かに発言量が増えて嬉しい。2.彩花と、6.いずさんは女子らしい観察力を発揮し始める。答えがわかって見ていると4.伊藤さんは結構ミスしているようにも思えるのだが、決定的に疑われることもなく流れてしまう。ベテランの1.ボンさんや、どこまでいっても怪しい8.せんさんがいるのも、絞りきれない要因だろう。結局追放されたのは、8.せんさん。
4日目の夜、殺害されたのは1.ボンさん。彩花「どうしよう、よく知らない人が残っちゃった」。結局決め手のないまま、4.伊藤さん→2.彩花ちゃん、2.彩花ちゃん→6.いずさん、6.いずさん→4.伊藤さんという3すくみ状態に。じゃんけんで4.伊藤さんが追放されることに。
結局村人勝利で、彩花ちゃん大喜び。最後まで拮抗していいゲームだった。伊藤さんも疑われることなく最後まで全うした。
スクショタイム。#在宅人狼で、SNS投稿可能とのこと。
ディスカッション、私は笑いながら人を殺すタイプということで評価していただきました。伊藤さんが尻尾を掴まれなかったのは流石。ポチさんは求められて、コールドリーティングのネタを披露。8.せんさんは、いつもどうして人狼って疑われるんだろうと悩みを吐露。9.きよしさんからは、10.ポチさんの「はーい」を反撃指摘して、笑いで終わった。
GMから、来週またもう少し凝った配信をやろうと思っているし、次回以降オーディエンスを加えた参加型もまたやりたいとコメント。
■感想
ベテランや、芸人の方々もいる中で、若干時差や聞こえにくいこともあるzoomで場を乱しては行けないというプレッシャーもあって、発言量が少なすぎたかなというのは反省。ポチさんくらい話しても構わない(=拾ってくれる)と思ったけれど、まあおしゃべりが沢山居すぎても仕方がないのでいいでしょう。
人狼ゲームそのものの面白さ、zoomとの相性の良さをさておいたとしても、今年一番の最高のエクスペリエンスだったと断言できる。例えて言うなら、最高級5ツ星ホテルでVIP待遇を受けたようなものである。芸人さん達はネタをやるのが本職だとは思うが、時事ネタとかあるあるネタといった、観客が共感できるネタを拾ってきてショートストーリーを構成する力がある。更に、現場の空気と人間関係を読んで、臨機応変に落とし所に誘導することが得意であって、だからこそアイドル中心のバラエティでは中堅かベテランの芸人さんがMCを務めるのである。こうした人達が、ビギナーで一般人の参加者に目を配り、うまく話を振ったりしながらスムーズなゲーム進行をサポートしてくれている。彼らだけの配信と比較すれば明確だが、自分が前に出るより、「お客さん」を盛り立ててくれようとしているのがよくわかる。そして書くまでもないが、綺麗どころが彩花とりおりんと2枚も揃っている。彼女たちがいるお陰で、男性だけでなく女性のプレイヤーも参戦してくれて、ゲームの多様性が広がった。これらの場の構成は当然ながらGM=Pのセンスである。
単純な比較はできないが、深夜のテレビ番組に匹敵するような運営体制の中で、完全素人の我々6名がゲームに参加できたわけであり、世が世なら「アイドルや芸人達と人狼ゲームに参加できる番組参加権」として10万円くらいの価値がある経験をさせていただいたと思っている。プロトタイプであることや、番組スポンサーを探して来れない情勢だからこそ、ラッキーで参加できた、プライスレスな経験だったと思っている。実際、仮に久保怜音か横山由依が参戦していて、芸人側もフット後藤さんあたりがいて、6名限定とかで上手に売り込んだら10万円でも完売したのではないかと思う。ただ、ミーハーな仕掛けがあろうがなかろうが、ゲームとしてのクオリティには違いがない。
第1戦目では一晩明けてすぐ追放されてしまった村人で特に活躍もできなかったが、第2戦目では若干ミスもあったものの、騎士のりおりんを最初に刺し、相方の伊藤さんが最後まで生き残ったことから、それなりに良い仕事ができたのではないかと思っている。りおりんの活躍機会を奪ったのは「番組的に」失敗だが、彼女が生き残っていたら人狼が早々にあぶり出されていたのではないかと思う。また、りおりんが居なくなってから、ボンさんがまとめてくれるのは期待通りとして、彩花が頑張って発言し、絡んできたのが見所だった。素のテンションで、人狼ゲームもさほど得意ではないものの、コードは正しく理解している彼女が、ポーカーフェイスを意識しながら、それでも疑念を持って攻めるあたりの言葉のチョイスやタイミングみたいなものが非常にリアルで、親戚や友人として気取らない仲間でゲームをしたらこんな感じなんだろうなと、プライベートを共有したような楽しさがあった。女子は気取らなければならないシチュエーション、つまり表舞台では、テンションも表情も言葉のチョイスも全く変えてしまうので、素を見る機会は非常に限られているし、だからこそ貴重な機会だと思って嬉しいのだ。
2戦目で早々に刺してしまったりおりんは、表情でヒントを出さないように昼間はベッドに下がってしまってGMに注意までされていた。大変申し訳ないなと思いつつ、ベッドで体育座りしながらスマホをいじる姿なんてなかなか見れないので、眼福だったと断言できる。ただ、彼女の明るいキャラクターと、心理ゲームが大好きなだけに初心者にわかりやすく解説したり議論をまとめてくれるところは希有な存在感を発揮していたと思う。それこそNMBでやっていた麻雀番組のように、りおりんが仕切るゲーム番組があったら人気を博するのではないかと思う。ただ、ルールを教えるとか、場面の解説をするということにとどまらず、自然に楽しさや面白さを伝えているから凄いなと思うのである。恐らく本人はそこまで意識しているのではなく、自分が好きだからというだけのことなのだろうが。今回は2回とも村人だったが、人狼や狂人の彼女に思いっきり騙されてみたいというMっ気が自分の中に生じているのを認識している。
ボンさんはまとめやくとして、絶対必要な存在だと思う。疑われたら結構すぐに拗ねるキャラも楽しい。ゲームの読みが鋭すぎないところも、遊びがあっていいと思う。そうでなければ素人は気後れしてしまうだろう。伊藤さんは最後まで人狼として生き残っていたように、ボロを出さずに存在感を消して溶け込んでしまうのがとても上手である。こういう方がゲームに参加していると難易度が高まって面白い。にしむらさんは、キャラが強くイチイチ面白い。ゲーム冒頭で追放されるのがキャラみたいになっているが、弁明するところと、場面場面でボソッと呟くのがとても面白くて、場が明るくなるので特に女性参加者が多い場合には必須の存在だと思う。追放される私を2回ともイジって下さったし。こうしたメンバーをチョイスして場を作って下さり、遂にはヲタクが参加出来るゲームまでやって下さったPは今更褒めるものではないが、やっぱり凄いと思う。気配りのポイントが的確なので安心して参加出来るのも良い。
STAY HOMEのご時世、一番割を食うというか、打開策が見いだせないのが小劇場の俳優であり芸人さんではないかと思う。どちらも比較的小さな閉空間で観客を面前にして魅せる職業だからだ。人狼ゲームをやって下さっても経済的にはボランティアレベルなのかもしれないが、こういう時だからこそネットをうまく使って我々も推せる機会があれば幸である。illuminusの吉田さんといい、初恋太郎さんといい、手探りながら少しでもキャストが収入を手にできる方法を模索し始めている。単独チェキだろうが、オンライン飲み会だろうが、何だって貢献できるものなら何とか貢献したい。Pは知恵者なので、是非現状を改善できるアイデアを期待している。もちろん、再度の人狼大会でもウエルカムである。
