いまはむかし。
婚礼家具は大塚家具でした。
な~んていうと自慢ぽいですが・・・出資者は親だし、
その親にしても父が愛知県の出身で「家具は良い物を持たせる」見栄と気風の残る土地柄だったので(たぶん)。
その気風と愛情に甘えさせてもらいました。
今お家騒動で揺れに揺れている大塚家具ですが・・・
今日はその家具の素晴らしさを書きたくてブログテーマに選びました。
わたしは物を買う時は一にも二にもデザイン重視で、
どんなに機能が優れていても自分の好みに合わない物は絶対に持たないようにしているのですが、
婚礼家具もそのブランド力で買ったわけではありませんでした。
(老舗の方がダサいと思っていたし)
それに20代のわたしは大塚家具なんて全然知りませんでした。
ただそのデザインに一目ぼれ&釘づけになったのはまずダイニングボードでした。
ガラスキャビネットの内側が鏡張りになっていて、
棚板もガラスになっていて、
ライトアップもできるようになっていて、
食器類がいかにも映えそうでした。
外観は一見大理石に見える塗装で「お金持ちとかが持ちそう」という素朴で田舎者な感想を持ちました。
洋タンスと和ダンスも今まであまり見たことのないような洋風だけど落ち着いたデザインでした。
とんでもなく重厚なのに内蔵されたレバーを引き上げるとキャスターになって移動できるのも驚きでした。
もうそのタンスとダイニングボード以外、他の製品は何も目に入らないくらいピンポイントで気に入ってしまいました。
めったに好みの合わない元夫ともその時は意見がピッタリ一致しました。
ただその3つを買うと他の物がいっさい買えなくなる金額だったので、
「若いうちからこんな良い物を持つよりはもっと生活が安定してからの方がいいかなぁ」
とわたしが一瞬ひるむと、
「今のうちに良い物を買っておかないと、生活が始まればますます良い物なんて買えなくなるよ」
と元夫が不吉なことを言い出しました。
それでわたしも清水の舞台から飛び降りるような気持ちで(親のお金ですが)、
すべてをそこに注ぎ込む豪華3点主義な買い方をしました。
長くなりました。
結果ですが、その機能・実力にはデザイン以上に惚れ込むものがありました。
嫁ぎ先は湿気が多く結露のハンパない土地柄で、
友人たちは「タンスの中までカビてしまう」「服がカビてしまった」と悲惨な被害を報告し合っていましたが、
北側の大窓の近くという家じゅうで最も結露しやすい場所に置いたわが家の和ダンス・洋タンス・・・の中身はまったく無事でした。
(カーテンとかはすぐにカビてしまいました)
ダイニングボードの方もすごい実力を発揮しました。
わたしたちは震度6弱の中越地震にみまわれ、
その時はどんなに被害が少なかった家でも食器の被害だけは免れなかったという話をたくさん見聞きしましたが、
大塚のダイニングボードはガラス扉が内側からの圧では絶対に開かないような造りになっていたようで、
ふつうは内側から食器が飛び出すことで割れてしまうのですが、
その現象を頑強に食い止めるしくみのおかげでお皿の1枚も被害に遭うことがなく、
かえって誰にも話せなかったくらいでした。(いま初めて語っていると思います)
そんな素晴らしい実力を持つ家具なので、
渦中のお家騒動は胸が痛むし歩み寄りを願わずにはいられません。
会長父は「何人かの悪い子を持った」と言っていましたが、
(ご当人たちにしか知り得ないことがあるとはいえ)
あんな聡明で頼もしいお嬢さんを持ったことをふつうなら誇りにしていいくらいなのに・・・
と残念に思いました。
ところで余談ですが新婚生活をスタートさせた家は、
「仕事が終わって(夜)下見に行ったせいで全然気が付かなくてごめん」
と家を用意した元夫が謝ったくらい質素な狭いアパートで、
豪華3点主義の家具を納めるにはギリギリいっぱい!
(ダイニングボードは途中からネジをはずして三分割して使っていました)
さらにアパートの外観と家具があまりにもアンバランスだったため、
「うわぁ、中は意外ときれい!」とつい本音をもらす人(主に子供)も居ました。
アパートが質素だっただけに家具だけでも満足のいく物にしておいてつくづく良かったと思いました。
その惚れ込んだ家具たちですが・・・
一生懸命写真を探して、分割した一部だけ見つかりました。
ビンボーくさい収納していますが。
それではまた~![]()
いつもありがとうございますm(__)m
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