いまだポータブルゲームに夢中の息子が、
昨夜は、めずらしく「ドラマが見たい」と居間にやって来ました。
山田涼介という若い俳優さんと、鈴木京香さんが出演する、
「理想の息子」という現代ドラマのようです。
わたしも新聞の告知で目にしていましたが、
いかにもマンガチックな設定に、まるで興味をおぼえませんでした。
だって、反抗期もぜんぜん無く、とにかく母親が大好きな息子の話だっていうじゃありませんか。
うちとあまりにも違いますよ~(ノ◇≦。) (さてはヒガミだったのか・・・)
なんでまた息子がそんなドラマに興味を持ったのか、
それをきっかけに改心でもするつもりなのか(笑)
そっちの方がよほど興味があります。
イヤでも聞こえてくるドラマの音響に、
「くっだらな~」「コミカル過ぎ」と心の中で毒づきながらも、
思春期息子とその母親がテーマというだけで、なんとなく他人事とも思えず、
気が付くといつのまに画面に集中していました~。
告知どおり優しい、絵に描いたようにお母さん思いの息子が登場。
(※ ストーリー設定としてはこの息子、軟弱でもマザコンでもなく、
優しいけど人一倍強いという、あまりにも理想な設定です)
母親の鈴木京香もそれを自慢にしていたところ、
パート先の仲間たちに「その年頃は、母親をウザがるのが普通で健全」
「母親をウザがらない子は、気を使っている可能性が大なので、
ある日そのストレスが爆発したとき、とんでもない悲劇を引き起こす」
「いつか、ブスリと刺されるかも」
など、さんざん脅され、またそれを真に受けるのです。
それで、いかにもマンガチックな展開なのですが、
息子に「ウザいんだよ、、このクソババア」という言葉を言わせるため、
あの手この手でウザがるようなことを仕掛ける母親京香。
ハートを散りばめた、おそろのトレーナーを渡したり、
「デートしよう」と遊園地に誘ったり、
手をつないだり、
カップル向けのラブラブストロー入りのジュースを差し出したり・・・
しかしそのどれも、すんなりと受け入れる息子。
そんな息子の様子に、いちいち「これでも断らないんかい?」
「は、恥ずかしくないの~?」と心の中で叫ぶ京香。
いつの間にゲラゲラ笑って見ていました。
だって、初めはうちの息子と正反対ではないの~と思っていましたが、
見ていると、けっこう重なる部分も多いのです。
いえいえ、さすがにおそろのトレーナーは着ないですし、
一緒に遊園地にも行きませんが、
「この子って、幼稚なのかしら?」「恥ずかしくないの~?」
と思うことが多々あります。
そんな時って、不安半分、楽しさ半分という、複雑な心境なのです。
「うるせえ、クソババア」はまだ言われたことがありませんが、
それに代わる暴言は、いっぱい浴びせられた中学時代。
でもそんな暴言より一番キツかったのは、
わたしのことを「そっち」と呼んだときです。(他人・・・と突き放されたような気持ちでした)
でもそんな言葉、今では屁でもありません(失礼しました)。
そんな息子、今週は高校の2泊3日のスキー教室に出掛けます。
ウェアーはレンタルですが、その他の装備、私服を買うため、
今日は2人で買い物に行きました。
鈴木京香さんとは似ても似つかないですが、
せっかく昨夜あんなドラマを見たことですし、
これは息子とのデートを楽しまない手はないなとちょっと張り切りました。
一日 鈴木京香というわけです。
しかし、息子の身支度の長いこと長いこと。
ふつう女の身支度が長くて、男がイライラするものでしょうが。
うちは逆です。
仕方がないので、今日はわたしも少し手のかかった結い方にして時間潰ししようと思ったら、
夜会巻きまで出来てしまいましたよ~。
外出先では、まずまずの買い物が出来、
車に戻ったらちゃんと「ありがとう」も言うし、
ちょっと和やかな気持になったところで、
「スーパーの買い物もして行かなくちゃだから、どっか別の店で時間つぶすか、車で待っていてくれる?」
と聞いたら・・・
それまで良い顔をしていたくせに、
突然時間が惜しくなったのか、
青春のホルモンに変化が生じたのか、
にわかにウザそうな顔になって、
「おれ、走って帰るわ」
ですって、いきなり∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
「走って帰るって、アンタ・・・」
この寒空を?
自転車だってけっこうな距離なのに・・・
寒い中を歩くのが大嫌いだから、毎日わたしに車で学校へ送らせているくせに、
時には、迎えにまで来させるくせに。
ま、確かにわたしのスーパーの買い物はダラダラと長いし、
それを思い出して、イヤな予感がしたのでしょうが、
買う物さえ買ってもらえば、
母親なんて即、用無しなのです・・・
一日 鈴木京香ではなく、
一瞬 鈴木京香で終わってしまいました (トホホ)。
青春時代が夢なんて、あとからほのぼの思うもの
ですよね↓





