最近、いろんなブロガーさんのところにお邪魔して
命の誕生、生の全う、孤独な生、命日、動物の命・・・
など命にかかわる内容に触れる機会が続いたことから、今日の日記になりました
岩穴の山椒魚のかなしみと別のほとりで昼寝するきみ
病院で超音波写真のわが子(豆粒ほどの胎児)と対面したとき、こんな思いが溢れてきました
この歌は
山椒魚は悲しんだ・・・
のインパクトある冒頭で知られる小説((『山椒魚』井伏鱒二)がモチーフになっています
岩屋に閉じ込められて、孤独にうちひしがれる山椒魚
でもそれとは対照的に、同じ洞穴に居ながら、我が子の方はのんきそうに昼寝なんかしている
きみはちゃんと、この洞穴を祝福されながら出ていくと知っているからね
もちろん、祝福で迎えてあげるから
だから、さあ、早く出ておいで!
ps しかしながら山椒魚の孤独と絶望についても無関心ではいられません
この掌編小説を思い浮かべる時、孤独の原点について考えさせられます
わたしもまた山椒魚の一人ですから
陰鬱なグレーの空に閉ざされても笑え笑えと人の声する
N市の冬は過酷です
青空の一片も見られない長い長い冬が続きます
嫁いで来て初めて住む土地。閉鎖的な風土
友達も知り合いもできず、心細いばかりの毎日、つわりに苦しむ日々
そんな中でも「笑いなさい、赤ちゃんのために」「胎教のために頑張って」
と、どこからか聞こえてくる声がありました
その声にうなづくわたしがいました
きれいなるものを見たしと網膜があるのかもしれぬ臨月のいま
胎教のためなら何だってしたい
でも一番はきれいなものを見ることだと本能がささやく
澄み渡る夜空。凛と輝く月。ゴージャスな星空
吹き渡る風。青い空。可憐な花々
世界はこんなにも美しい物に溢れていると
あの時あなたは教えてくれた
ひ弱さを抱えしままに母となる明日はもっと強くと思いて
(『別のほとりで』懐妊編より)
いつもありがとうございます
押していただくと、励みになります^^


