教室開設に燃えた夏④(鳴らない電話) | やさいのほとり

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40代後半に離婚しました。
元主婦がなんとか再就職して自活。(現在は50代)
涙あり笑いありの再出発日記です^^

ブログはゆる~い駄文かな。(短歌は力入れてます)
多くの方に読んでいただけたら嬉しいです。

容れ物は整いました!

あとは教室に来てくれる生徒さんを待つばかりです。


しかし、あれだけポスティングや校門前ビラ配りを頑張ったにもかかわらず、

問い合わせの電話は、いっこうに鳴りません。


「問い合わせや申し込み電話を逃すほど勿体ないことはありません。

ぜひ自宅固定電話が携帯に転送されるようにしておいてください」

と言われたとおり、転送サービスも申し込みました。

始めから問合せ先を携帯にしておかないのは、申し込む側の心理からすると、

携帯より宅電のほうが、ずっとかけ易いからだそうです。


「ここで、めげないでくださいよ。初めは、みんなこんなもんです。

それより、チラシどんどん入れましょう」


「みなさん、考えてみてください。何でもないときに美容院のチラシが入ってきました。

その時は行きませんが、頭の中に、美容院の情報が入りました。

それから2~3度その美容院のチラシが入りました。

ある日あなたは、いよいよカットに行く必要ができました。

あなたは、何度もチラシで目にした美容院にふと行ってみようと思うのではありませんか?」

「なるほど~♪(刷り込みですね)」


納得はしましたが、ポスティング用チラシと別で作られる「新聞折り込みチラシ」のお高いこと、お高いこと・・・

自室教室の住所・電話・地図などのオリジナル情報を印刷し、それらを3000軒に配布。

1回たしか1万5000円くらいのを、開室準備期間中は毎週入れることになっていました。

だから、新聞折り込み広告代だけで月に6万円くらいです。(開設月のみ、G研が半分負担)


そこへ、「TVCMを流すのでみなさんでご負担願います」と1万円。

看板一つ2000円~、のぼり旗2000円~(※全てうろ覚え)

生徒に配る景品のペンケースやシールを箱買いして何千円。

研修に参加するたび、万札が見事に消えて行きました。

契約料も5万円以上支払ってますし、無事にスタートするまでに、どれだけの持ち出しになるかわかりません。

でももちろん、ここまで来たからには後に引けるわけもありません。

「教室を立ち上げるのに、まとまった資本金がかかるのは当然」と割り切るしかありませんでした。


そのうち、

・懇意にしていた隣人の、双子兄妹が夏期講習に参加してくれることになりました。

・親友の娘さん(姉妹)が、遠方にもかかわらず、夏期講習だけ来てくれることになりました。

・親友で息子のクラスメートのお母さんが、娘さん二人を、他の習い事の合間を縫って、夏期講習だけ参加させてくれることになりました。

・お遊びでやっていたトールペイント教室の仲間が、息子さんを入会させてくれることになりました。

義理と人情から、わたしの教室生徒は11人になりました(そのうちの2人は自分の子だけど)



しかしわたしは、かなり焦っていました。

ここまで一般の人々からの反応が皆無とは思ってもみなかったのです。



ところで、わたしたち4人の主婦より、半年早く教室をスタートさせた主婦に、スゴ腕の人がいました。

夏期講習の生徒がどんどん集まって来ているというのです。

外見もかなりカリスマ性がありましたし、教室は小高い丘の新興住宅街にあって、立地や条件(新興であること)に恵まれていることもありましたが、ヒケツもたくさん持っていそうでした。

ヒケツは・・・「なりふり構わずPRすること」だそうです。


そうだなあ、気取ってもいられない・・・

自分自身のキャラも、どんどんたくましく変わっていくのがわかりました。


とにかく生徒を増やしたい一心から、G研でも特に勧めてはいなかった電話勧誘をしました。

特に勧められていなかったのは、電話リストをゲットできるケースが稀というだけで、

(※電話リストを持たない通常の教室開設者は、市役所の有料閲覧で自分の地区住民の住所や家族構成を調べ、DMを送ることになっていました)

わたしの場合、子供が2人いたことから、2クラス分の連絡網、町内会の連絡網、

ほかPTA役員の連絡網を持っていました。


しかし生命保険の勧誘と同様、親類や友人など、身近な人たちを勧誘するほど気の重いことはありません。

しかし「自社製品が良いと信じている社員は、それを臆せず売り込むはず」

そんな理論をどこかで聞いた気がしたのです。

G研の指導そのものだったかもしれません。

とにかくその言葉が浮かび、わたしはG研の教材・システムや自分の指導に自信を持っていました。(と思うようにしていました)

良い物を勧めるのに、なんらも臆することはありません。相手には断る権利があるのです。

それも詭弁でしょうか?



電話をかけると、いろんな反応がありました。

初め柔らかな声で応対してくれていたものの、要件を知るや急に硬い態度になる人。

「わかりました。考えておきます~」と、愛想良くお茶を濁す人。

本当に冷や汗が出ましたし、電話のこちら側でペコペコしながら話す自分は「なんだかなぁ」という感じでした。

しかしそのうちだんだん慣れて来て、卑屈にならず、押しつけがましくもならず、

なめらかな良い感じでしゃべれるようになりました。

相手の反応にもいちいち一喜一憂しなくなりました。


連絡網リストからは無差別でかけていましたが、中には

「このお母さんちょっと苦手。この家はパスしちゃおうかなー」という家もありました。

でもお母さん同士が立ち話で「先日こんな電話があった」「うちには無い」なんてことになってもイヤなので、

避けずに掛けました。

すると、どういうわけか、苦手と思っていた人が(正確には、苦手と思われてると思っていた人が)

「前住んでいた場所で、G研やっていたことあるんですよ。だからこっちでもそのうちやらせたくて・・・」

なんて気さくに話してくれたと思いきや、あっさり入会もしてくれました。

それまで話すきっかけが無かっただけで、きっかけさえあれば、そんなふうに話せる人だったのです。

その後彼女は、親身に接してくれる母友の一人になりました。


この電話ローラー作戦(いちいち大げさな・・・)が功を奏して、わたしの教室生徒は18人になりました。

教室開設者に毎日流される近況FAXでは名前が取り上げられ、研修会でも軽く表彰されました。


次回は、やっと・・・なんとか教室オープンです☆




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手抜きのランチは、手抜きのケチャップごはんと    スウィートくんに教えてもらった

                                  「冷やしメロンパン」

                                  (中身がレモン味の生クリームたっぷりです♪)