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何でそうなるの??

 皆様今日は。

 先日は、「価格のメカニズム」とたいそうなタイトルを付けますとえらいことになりましたので
 本日はこのようなタイトルで枠代についてお話したいと思います。

 先日の記事で鋳造の場合、価格は;
 
 ① 鋳造(キャスト)
 ② 部分加工
 ③ 仕上げ
 ④ 石留め
 ⑤ 地金

 この五つの要素+利益で価格が決まると申し上げました。

 アンレーヴのラウンドダイア0.5ct用のシンプルな枠;

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 丸みを出すのに苦労をした枠ですが、このお値段は68,250円(税込)です。
 この内訳は「鋳造+仕上げ+石留め+地金+利益」となっており、特別に部分加工の必要が
 ございませんのでこのお値段となります。
 仕上げに気を配らなければ1万位お安くなりますが、やはりダイヤに謙虚でありたいので
 仕上げには特に気を使っています。

 さて先日ご紹介致しましたシンプルなプリンセスダイヤの枠;
 
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 これは0.7ctのプリンセスが留まっておりますが、この枠代は148,050円(税込)
 となります。
 ここで、「何でこうなるの??」です。

 この枠は一体ではなくアームと爪が別で鋳造されます。
 つまりまず鋳造代が高くないとはいえダブルで掛かります。
 そしてそれぞれをキレイに仕上げそしてアームと爪を付ける所謂ロー付け等部分加工
 にかなり手を入れて頂きます。
 つまり手作りの職人さんにかなり手間を掛けて頂き又石留め代も、ラウンドよりかなり
 手間が掛かるため、高く付きますのでこのようになってしまいます。
 アンレーヴの益率はあくまで同じなのですよ。

 このようにプリンセス等ファンシーカットのダイヤを繊細に美しく魅せようとしますと
 このようになります。
 
 私自身も最初は中々理解出来ない部分でしたので皆様もこの差に「何で?」と疑問を持たれる
 のは当然かと思いますが、分かってきますとどうしてもそこに手を入れてしまいます。
 そしてキレイでカッコ良いを実現するためには必要な部分かと思っていますが、
 いざエンドユーザーの方と面と向かいますとご説明が難しいのですよね~。
 つくづく私は小売りには不向きな人間かと思ってしまいます。

 実はここでデビアスの0.5ctのプリンセスカットのシンプルなリングを
 アップする予定でしたが今日は止めにしておきます。
 著作権上は引用箇所を明らかにしておけが良いらしいのですが。


 さて昨日ロシアからダイヤがやってきました。
 ダイヤを眺めているとホッとする私ですが、そんな気持ちもつかの間商売に勤しまなければ
 なりませんです、ハイ。


   
                                 アンレーおじさん
 

価格のメカニズム

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 皆様今晩は。

 昨日アップ致しましたプリンセスダイヤのリングですが、このリングのお値段は239,400円
 でその内訳はダイヤが69,300円、リングが170,100円なのです。
 アンレーヴはダイヤや加工に対する益率はどれもすべて同じ(それが低いのでするよ。)に設定
 してあるのですが、両者にかなりの不釣合い感を持たれるのではと想像します。

 その理由は二点あります。
 まずプリンセスダイヤのお値段、プリンセスダイヤはキレイな八面体の結晶からのみ研磨されますが
 同じ原石からラウンドを研磨するより歩留まりが良く、そのために同サイズのキレイなラウンドより
 お値段は安くなります。
 ちなみに、このリングに使われておりますプリンセスダイヤは、0.319ctE-VS1ですが、 ラウンドのトリプルエクセレントだと100,800円です。

 それと加工の方は最高の作り方、それぞれのダイヤにぴったり合うように、腕の立つ職人さんに
 地金から削り出してつまり鍛造で作って頂きましたのでどうしてもそのようなお値段になって
 しまいます。

 つまりダイヤルースのお値段はラウンドよりお安く逆に加工は繊細さを求めますとラウンドより
 高く付きますのでこのようになってしまいます。


 さて、この鍛造はさておき一般的な鋳造製法でのコストの掛かり方は次の5つからなります。
 ① 鋳造(キャスト)
 ② 部分加工
 ③ 仕上げ
 ④ 石留め
 ⑤ 地金 

 ②の部分加工とは、鋳造で出来た枠の気になる部分を職人さんに色々手を加えてもらう部分
 です。
 この鋳造製法で単に安く上げるには、部分加工はなしで鋳造で上った枠の仕上げをほどほどに
 石留めも出来るだけ工賃の安い職人さんにしてもらえば結構安く上ります。
 鋳造単体のコストは高いものではなく、それより部分加工や丁寧な仕上げはもとより
 石留めだけでも鋳造のコストより高いですから。

 従いまして、このリングをただ安く上げるのであればお客様から頂く枠代は、63,000円
 で出来ます。
 ただ鋳造でも自信を持ってお客様にお納めするとなると部分加工、丁寧な仕上げそして
 腕利きの職人さんに石留めをお願いしますので枠代が113,400円ぐらいになります。
 同じような枠でもこのように求めるものによって63,000円から170,100円と
 大きな開きが出てきます。

 同じように見えるもので楽天を探して見ますと、こんなお値段のものがありました;

  
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 これはプリンセスダイヤ0.32ctで素材は同じK18WGで138,000円です。
 鑑定書は付くとはなっていますがグレードには言及されていないです。


 もう一店舗のお値段はびっくり致しました;
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 最初のは0.417ct素材はPt900で9.1g使い69,000円
 後のは0.312ct素材はPt900で7,4g使い79,000円となっています。
 もしこのようなリングを作ってアンレーヴのお値段にしますと0.417ctの方が
 約12万円、0.312ctの方が10万円ぐらいになりますので、こうしたリングは
 きっと製品として何らかのルートでお安く手に入れられたのでしょうね。
 お値段だけなら非常にお安いと思います。

 このようにカルティエのタンクで0.47ctのものなら;
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 85万円!!

 色々幅があり過ぎて皆様も本当に訳が分からなくなりますでしょうね。

 先ほどの鋳造のコストの掛かり方のところですが、コストを掛けない作り方をしながら
 デザインと称して目先を変え広告・宣伝に多くのお金を掛け結構高く付けている
 多くのブランドを雑誌等で目にします。
 皆様におかれましてはその辺りの見極めが本当に大切になりますね。


 あれあれ長い文章になってしまいました。
 明日は又ロシアから定番の商品とともに、美しいプリンセスダイヤもやってきます。
 
 おやすみなさい!!



                               アンレーおじさん

プリンセスダイヤリング カジュアル

 皆様今日は。

 以前のブログで、プリンセスダイヤを使ってカジュアルなリングを作る旨を記事に
 致しましたが、この度ようやくそのサンプル2本が上って参りました。

 実は6月初めに一度上ったのですが、納得できずにやり直して頂きました。
 今回はイメージ通り、中々オシャレ感漂うカッコ良いリングとなりました。

 まず一本目は、素材がK18WGを使って;
 
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 アームに私のデジカメが写り込んでいますが、非常にシンプルなアームです。

 違う角度から素敵なフォルムをご覧下さい;
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 以前の記事でも申し上げましたが、ちょっとカルティエのタンクリング風ですね。
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 私が撮りました画像がよくないのでちょっと比較し難いですが、内容は負けていないと
 思います。
 このリングのお値段は、プリンセスダイヤは0.319ctでEカラーVS1を使って
 おりますが、239,400円(税込)となっております。
 

 もう一本はよりエレガントなデザインでカジュアル感を出すためにK18で作ってみました;

 
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 プリンセスダイヤは18金の影響で黄色っぽく見えますが、0.538ctでカラーがF、
 クラリティがVVS2を使っております。
 このお値段は372,750円(税込)となっております。

 当社の女性はこのK18のフォルムを大変気に入り、男性は最初のK18WGの方を
 自分でも着けたいと気に入っておりました。

 作り変えで時間と費用を労しましたが、自分達が気に入ってこそお客様にも自信を持って
 オススメできますので、私自身今はホッとしているところです。
 
 今後はこのロシア産の美しいプリンセスカットを多くの方々にオススメしてゆければ
 と思っています。

 では次回の記事ではこの度のリングの価格のメカニズムについてお話をしてみます。



                             アンレーおじさん