【シャーマニズム(弥生時代後期)】
「脱魂」はある人物の霊魂が身体を離脱すること。
「憑依(憑霊)」は神霊・精霊がある人物の身体に憑くこと。
どちらにしても儀式の途中でトランス状態になります。
半分だけ正気で半分は狂った状態になって神と人間との橋渡しをします。
今でも占い師にそんな人がいるし、アフリカやアマゾンにも踊りの最中にトランス状態になって気絶するところをテレビで観たりします。
けど、ただトランス状態になっても、それなりの根拠や結果が伴わなければ信用はされなかったでしょう。
卑弥呼は魏志倭人伝によると、鬼道を使うとあります。
【鬼道】というのは、霊術を使って相手の動きを封じたり、相手に攻撃をしたりする技を使うことです。
真面目に読むと、摩訶不思議と思わせる事を人々に見せて、それと神とを結びつけることによって祈祷者自身の価値を上げる。
けど、不真面目に考えると、現在のアニメにもトランスにはならないけど鬼道のようなことを描かれているものが多いですよね。
これらを行った人には女性が多かったと聞きます。女性は子供を生みます。…と書くと普通の感じがしますが、体内で生物を作り出して自分の分身を生み出す、などと書くとなんだか不思議な気がします。いまでもそうでしょうが男から観ると女性は神秘的な生き物という感覚を持っているのではないでしょうか。
それに加えて占いや呪い、神との交信を行い出すと、もうわけのわからない恐ろしげな存在になってしまうからでしょうか。
【巫女さん】
奈良時代になって聖徳太子が生きていた頃に仏教が入ってくると、シャーマニズムは急速に衰え始めます。
そして、神を迎えたり神座(かむくら:ラーメンではない、神が座る場所)を用意したり清めたりする役目は神社の巫女さんが行うようになりました。
その巫女さんも神を踊りで迎えるのですが、踊りの最中でトランス状態になることがよくあったそうです。
巫女さんの踊りは神座(かむくら)が変化して神楽(かぐら)と呼ばれるようになります。
巫女さんって、現在でも特殊な職業とされているみたいですね。
男女雇用機会均等法が制定されても、巫女さんは適用外なんだそうです。
10代後半から29歳までと決められているのですね。
現在の巫女さんは処女性が強い印象がありますが、そのあたりは昔とは全然ちがうだろうなと思っています。
処女性が強い印象が出来たのは昭和に入ってからですね。
古代中世までは巫女さんと娼婦とが非常に曖昧な印象があります。
それをちょっとづつ調べて行こうと思います。
(続く)
(反響を見たいだけなのでジャンルは気にしないでください)
