4人の新患と入院 | kyupinの日記 気が向けば更新

4人の新患と入院

うちの病院では、原則、新患の患者さんが入院するほどの病状の時、そのまま入院後も主治医を担当する。これは他の民間精神病院でもそういうルールのことが多いと思う。

一方、大学病院では外来は助手クラスが担当していても、入院になると若手医師に担当が替わることも多い。実際、大学病院では、「研究の協力のお願い」が外来に書かれている。

ある日、新患が5名あり、しかもそのうち4名が入院になるという大変な日に遭遇した。これは、不運以外の何ものでもない。(巡り合わせが悪い)

上のルールでは、もちろん4名全て僕の担当である。

しかもそのうち2名はいわゆる処遇困難例という話である。(そういう記載が紹介状にあった)。

放火をするような人を担当するのは、新患で全然知らない人だけに、大変なストレスである。

ところが・・
全ての人が、それほどではなかったのである。そのうち1名は過去ログに出ている。(試験外泊すらできない人)。

処遇困難と言われた紹介の2名の女性患者さんは、ともにリーマスが非常に有効だったのである。この2名は、多くの武勇伝を持っていたが、ともに40日以内に「借りてきた猫」状態で退院した。

あの2名を見ると、リーマスはそこまで適切に処方されていないのではないかという疑問も生じる。過去ログに出てきていない女性患者は、うちの病院では新患だったが、発病から既に20年が経過していたからである。

参考
1.01の人