リスパダール14mgだった人
過去ログ、セカンドオピニオンから抜粋。
また、ある小柄のまだ20歳代の少年にはリスパダール14mgとセレネースが10mgが併用で処方されていたが、どうみても長期入院している患者さんの顔であった。このような処方は急には手がつけられない。下手に減らそうとすると急激に悪化することがある。この程度の大量処方は変更による悪化率がむしろ高い感覚がある。こういう風な多剤併用はエビリファイが合えば、かなり減らせると思う。数ヶ月かけてそうしてみるしかないと思った。
診察後、処方箋を書いたが、その後外来看護師さんから連絡があった。なんと、その少年はハロマンスもしているのだという。その日は月に1度のハロマンス筋注の日であった。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
「あれだけ薬が出ているので、まさかそういうのまであるとは思わなかった。」
ここで出てきたこの20歳代の少年だけど、なんとなくエビリファイは危険すぎると感じたので、安全策を取り平凡にデパケンRを追加し、他を減らす方針にした。僕が最初に診た日は、するはずだったハロマンスをせず、デパケンRを追加して帰ってもらった。
現在は
コントミン 150mg
リスパダール 6mg
デパケンR 600mg
(コントミン換算値 750mg)
と、わりあいシンプルな処方になっている。これ以外は、眠剤、便秘薬、抗パーキンソン薬くらいである。セレネースとハロマンスは現在は一掃。最初、デパケンRを追加したのが大ヒットで、当初ハロマンスを中止しても、かえって体調が良くなるくらいだったので、かなり減らせるという感触を持った。
セレネース、リスパダールを減量していくうちに流涎も消失、見た目にかなりすっきりしてきた。今はぼちぼちリスパダールのみを減量しているが、やっと6mgまで到達。コントミンは最初から手をつけず放置している。かなり普通の処方になってきたといったところ。
この少年はかなり小柄なのだ。体重は50kgくらい。身長は160cmもない。以前、ジプレキサ20mgだった時期もあり、その時は60kgくらいあったらしい。今は50kgで変動はないという。ジプレキサだけでやれれば、それで良い感じなのだけどそうできなかったのは、合わないんでしょうなあ・・20mgも使われていたし。
体重50kgは、薬物療法に無関係では決してない。だってkgあたり何ミリという目安で処方する薬物もあるわけで。90kgの巨体の人より少なめで良いはずというのはある。まあ病状にもよるけどね。
何をどう考えたら、リスパダール14mg、セレネース10mg・・なんて処方になるのだろう?という疑問はある。
本人に最近の体調や感想を聞いてみた。彼によると、「最近、あまり家族ともけんかをしなくなった。体が軽くなった。」という。デイケアにも参加している。一応、リスパダールはこれ以上減量しないつもりだ。今後、数ヶ月は。コントミンはできれば75mg~100mgにしたいが、すぐには変えない。
見た目、良くみるとかなり色白の少年で、それでエビリファイがいかにも失敗しそうだと感じたのかもしれない。その時は意識に上がらなかったのだけど。少なくとも、流涎がほとんどなくなったことが良い。精神科の患者さんにとって、見かけは大切だ。
参考
多剤併用についての話
また、ある小柄のまだ20歳代の少年にはリスパダール14mgとセレネースが10mgが併用で処方されていたが、どうみても長期入院している患者さんの顔であった。このような処方は急には手がつけられない。下手に減らそうとすると急激に悪化することがある。この程度の大量処方は変更による悪化率がむしろ高い感覚がある。こういう風な多剤併用はエビリファイが合えば、かなり減らせると思う。数ヶ月かけてそうしてみるしかないと思った。
診察後、処方箋を書いたが、その後外来看護師さんから連絡があった。なんと、その少年はハロマンスもしているのだという。その日は月に1度のハロマンス筋注の日であった。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
「あれだけ薬が出ているので、まさかそういうのまであるとは思わなかった。」
ここで出てきたこの20歳代の少年だけど、なんとなくエビリファイは危険すぎると感じたので、安全策を取り平凡にデパケンRを追加し、他を減らす方針にした。僕が最初に診た日は、するはずだったハロマンスをせず、デパケンRを追加して帰ってもらった。
現在は
コントミン 150mg
リスパダール 6mg
デパケンR 600mg
(コントミン換算値 750mg)
と、わりあいシンプルな処方になっている。これ以外は、眠剤、便秘薬、抗パーキンソン薬くらいである。セレネースとハロマンスは現在は一掃。最初、デパケンRを追加したのが大ヒットで、当初ハロマンスを中止しても、かえって体調が良くなるくらいだったので、かなり減らせるという感触を持った。
セレネース、リスパダールを減量していくうちに流涎も消失、見た目にかなりすっきりしてきた。今はぼちぼちリスパダールのみを減量しているが、やっと6mgまで到達。コントミンは最初から手をつけず放置している。かなり普通の処方になってきたといったところ。
この少年はかなり小柄なのだ。体重は50kgくらい。身長は160cmもない。以前、ジプレキサ20mgだった時期もあり、その時は60kgくらいあったらしい。今は50kgで変動はないという。ジプレキサだけでやれれば、それで良い感じなのだけどそうできなかったのは、合わないんでしょうなあ・・20mgも使われていたし。
体重50kgは、薬物療法に無関係では決してない。だってkgあたり何ミリという目安で処方する薬物もあるわけで。90kgの巨体の人より少なめで良いはずというのはある。まあ病状にもよるけどね。
何をどう考えたら、リスパダール14mg、セレネース10mg・・なんて処方になるのだろう?という疑問はある。
本人に最近の体調や感想を聞いてみた。彼によると、「最近、あまり家族ともけんかをしなくなった。体が軽くなった。」という。デイケアにも参加している。一応、リスパダールはこれ以上減量しないつもりだ。今後、数ヶ月は。コントミンはできれば75mg~100mgにしたいが、すぐには変えない。
見た目、良くみるとかなり色白の少年で、それでエビリファイがいかにも失敗しそうだと感じたのかもしれない。その時は意識に上がらなかったのだけど。少なくとも、流涎がほとんどなくなったことが良い。精神科の患者さんにとって、見かけは大切だ。
参考
多剤併用についての話