ブログにおこしくださり、ありがとうございます。坂本範子です。
毎月の青空禅フォーラムに、グループセッション一期一会の会
7月にリトリート
8月に和サンガ広島4期スタート。
伊東充隆医師をお招きして、毎月講座を開講させていただいています。
普段、たくさんの発信をされない伊東先生なので、
どんな人なのかな~と感じられている方も多いかもしれません。
ということで、「スターピープル55号|これからの潮流 ノンデュアリティ」特集に
掲載された伊東先生のインタビュー記事を、3つに分けてご紹介します。
今回は、一つ目のご紹介です。
■「私感覚」軸から、「気づき」軸への転換が非二元への扉
多くの人は「私」を主軸にしたまま悟りや永遠性を求めるが、
それが迷いの始まりだとするのは、医師の伊東充隆さん。
非二元をどう認識すればいいのか、また、
非二元は引き寄せの法則にみられるような理論とは何が違うのか等を伺った。
記者: 覚醒や悟りをどうとらえていますか?
伊東: 覚醒とは、夢から覚めることだといいますよね。
夜、夢を見ていると、夢の中にも登場人物の「私」がいて、
他者もいて、その場の環境があります。
夢の中ではそれをリアルだと思っている。
その夢が朝になって覚めるとき、どうやって覚めるかというと、
丸ごと覚めますよね。
記者: 夢の一部だけが覚めるわけではない。
伊東: そう。夢のなかで、自分だけが夢から覚めるとか、
誰かだけが突然、「お、悟ったぞ」と覚醒することはない。
夢の登場人物が悟ったとしたら、それはまだ夢の中です。
夢から覚めるときは、完全に丸ごと覚めるんですから、誰かが悟っていて、
ほかの誰かは迷っているというのはまだ夢の中だということです。
悟りもなければ迷いもないのが、非二元の本質だと思います。
記者: これが夢だと分かっている意識は何なのでしょうか。
伊東: この手の教えの中で、よく
気づき(アウェアネス)の大切さを言いますよね。
多くの方々が錯覚しているなと感じるのは、
「私」が気づいていると思っている人が多いんです。
「私、すごいことに気づいちゃった!」というふうに。
意識は、「私がこのコーヒーカップに気づいている」
「私がこの思考に気づいている」というように
「私」を軸に働いていると錯覚しているのです。
だから、多くの人が無意識の内に主体の軸を「私」に置いたまま
真我を探したり、覚醒したいと思ってしまうので、
迷って葛藤し続ける運命になってしまうわけです。
記者: では、どうしたらいいのでしょうか。
伊東: 非二元とは、どこにも主体と客体はないということ。
それは普遍的なものであり、変化せず、
始まりもなく終わりもない、時空さえもないものです。
では、いまこの瞬間に普遍であるもの、
変わりのないものを見つけるとしたら、
何が本当に普遍なのでしょうか?
「私」と言いたいところですが、違います。
「私」は常に何かしらの対象と同時発生して変化し続けています。
普遍なのは、実は「気づき」そのものの方です。
そして、それがただ「在る」のです。
「私」という軸から、角度をぐるっと変えて、普遍である気づき軸に変わると
なんの対象の持っていない気づきの状態だけがあります。
その気づきが、非二元のレベルから二元の夢に落ちてきた時、
主体と客体に分かれて見えます。
その時、主体の側につけられた名前、および感覚が「私」です。
主体は「私」、客体があらゆるものですね。
主体と客体に分かれるとき、同時に分かれます。
つまり、プラスとマイナスといいう言葉を使うなら、
プラスが先に現れてマイナスがあとに続くとか、
マイナスが現れてプラスが続くというのではなく、
分かれた瞬間、それは同時存在だという明らかな事実が見えます。
主体と思い込んでいる「私」と、
客体と思い込んでいるあらゆる対象物は、同時に存在させられているんです。
毎瞬、生まれては消えているわけですよ。
そういう意味で、「私」とは主体と錯覚した側に与えられたネーミングであり、
ある種の「私感覚」ともいえるものです。
では、どうしたらいいかというと、
まずは「私」を基盤にして非二元を探求することをやめることです。
実は、これがとても「私」にとっては難しく、おおきなパラドックスなんですね。
「私」が私の本質に興味を持って探究が始まりますが、
それなりに思考との距離ができて気づきのスペースが広がって来れば、
もともとない「私」が存在すると錯覚して悟りを求めても、
「私が悟ることはできない!」ということが明白になって、
笑えてくるかもしれませんね。
・・・・・【3-2】へ続く
(スターピープル55号、インタビュー記事冒頭より抜粋。)
昨年5月に発売された、スターピープル55号。
久しぶりに読み返してみて、当時とは違う感覚をいくつも発見します。
普遍、無限に触れることだから
なんどもなんども、新たなことが染み入ってくるのですね。
まずはダイナミックなライブの場、
毎月の青空禅フォーラムから
是非体感してみてくださいね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。
坂本範子



