● おじいちゃんと私・・・これまでのお話



Facebookで
連絡をくれた
おじいちゃんの息子さんに
指定されたアドレスへ
メールを送りました。

その後のことを
色々と綴って。

どきどきしながら
送信ボタンを押して。



ある日携帯が鳴ったんです。

着信の番号が
+1で始まってる…

え?
アメリカの国際番号じゃん
だっ、誰???

おそる、おそる
一応

「Hello…」

と出てみると…

おじいちゃんだった!

「It's me, Emi speaking!」

私は叫びました。



息子さんに送ったメールに
電話番号を書いておいたら
電話をくれたんです。

おじいちゃんが言うことは
大体はわかるのだけど
言いたいことが
なかなか英語で言えない。

もどかしい。



おじいちゃんは
こう言ってくれました。

メールに
また会いたいと書いてくれたね。

ぜひ私の家に遊びにおいで。

ホテルなんかに泊まらなくていい
うちに滞在すればいいんだから。


って。



私の会いたいな、は
会えたらいいな、だったんです。

けれど
その言葉で

それが
会いに行く!
に変わりました。



おじいちゃんが住む州は
ウィスコンシン州
カナダに近く
北海道より上くらいの位置。

冬は寒く雪が深く
季節がよくないよ、とのこと。

アンナぽが夏休みの時に
家族で行きたいと伝えると

夏、こっちはいつでもいいんだよ
決まったら連絡してね


おじいちゃんはそう言い
26年ぶりの会話が終わりました。

You're my family, Japanese daughter.
(恵美は家族、日本の娘だよ)


胸がいっぱいに。



電話を切った後
心臓がドキドキしていました。



その数日後
英語のメールが届いたんです。

「Emi:
 R said he talked to you and asked that I send you an email. 」


(恵美さん
 Rがあなたと話したそうで
 あなたにメールしてほしいと頼まれました)


それは、ジョンと名乗る
おじいちゃんのいとこからの
メールでした。

おじいちゃんは
PCを持っていないのだそうで。

おじいちゃんは今年で85歳。

そうだよな
PCがなくても不思議ではない。

ジョンが間に入って
おじいちゃんと私を
取り持ってくれることになりました。

それから
ジョンと私の文通みたいな
メールのやり取りが
始まったのでした。



ジョンはとても親切で
フレンドリーな人で

Google Earthで
おじいちゃんや自分の家の様子を
見せてくれたり

 

ジョンのメール


あちらの季節の様子や
自分たちのことなどを
伝えてくれたり

Google 翻訳を使って
日本語のメールをくれたり

とてもよくしてくれるのです。

夏のアメリカ訪問への
期待がふくらみます。



ネットでエアチケットを
取ろうと調べてみると
なんとも複雑でした。

直行便がなく
乗り換えが必要で

たくさんのルートもあり
エアラインも価格もまちまち
私は困ってしまいました。



そんな時
中村眞子さん
沖縄時空の旅で
オネメンのカールさん
ご一緒しました。

カールさんは
旅行代理店もなさっていて
自ら添乗員もされたり。

大阪でバー「カールズリンク」
経営する傍らで
旅のプロフェッショナルでも
あったのでした。



沖縄時空の旅で
ぽそっ…と
カールさんに相談すると

「安心して全部任せて!」

と、チケットを取って
くださることになったんです。

ものすごい速さで
最適最善ルートを調べてくれて

夏休みでエアチケットの値段が
目が飛び出るような時期

その中でも
少しでもコストが抑えられるように
組んでくれました。

それでも
かなりの高額で
びっくりしたんだけど

このチャンスを逃したら
一生後悔する、そう思って
3人分のエアチケットを
買いました。



私のそんな
一部始終を
あぶはずっと見ていて

気持ちよく
応援してくれたことを
本当にうれしくありがたく
思っています。

もしもね。

たとえば、あぶが
そんな大金はたいて
アメリカなんか行って
何考えてんの?

なんて言う人だったら

私はおじいちゃんに
会えないんです。

アメリカ行きを決められたのは
あぶのおかげでもあるんです。



アンナぽの
パスポートも無事に届き
アメリカ入国に必要な
ESTAの申請も済みました。

私とあぶは
去年ニューヨークに行った時に
パスポートを取って
ESTAの申請も済んでいたので
安心です。

 

旅の準備


いろいろな人の
手助けがあって
親切があって
応援があって

恵まれた状態と出来事が続き
必要なものがみんなそろい

おじいちゃんと
再びつながる旅の
準備が着々と
整っていきました。



私は
高校を卒業して
英語の専門学校に
進学したの。

けれど
英語には関係のない
仕事をしてきました。

英語を学んで
身についたのが
少しであっても

それがまさか
こんなところで
役に立つことになろうとは
思いもしませんでした。

人生に無駄なことは
本当にないんだなって
あらためて思うと共に

もしかして人生は
最初からデザインされているの?って
思わざるを得ないくらい
うまくできてるって
思いました。



おじいちゃんと私・インスタントレポにつづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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