おはようございます。
世界に日本の神さまの素晴らしさを伝える、
作家 荒川祐二です。
気づけば、もう一年の折り返し。
頑張ったことも、
飲み込んだ言葉も、
誰にも見せなかった涙も、
あなたの中には、そっと積もっています。
昔の人は六月の終わり、
大きな茅の輪をくぐりました。
災いを祓い、
残りの日々を健やかに生きるために。
けれど本当に祓いたかったのは、
病や穢れだけではなく、
知らず知らず心に溜まった重さだったのかもしれません。
ハイデガーは、
「人は日々の忙しさの中で、
自分自身から遠ざかることがある」と見つめました。
だから今日、
少しだけ立ち止まってください。
「私は本当は、何を感じていた?」
「何を我慢していた?」
「何を許してほしかった?」
答えは急がなくていいのです。
茅の輪をくぐるように、
ひとつ呼吸をして、
昨日までの自分を責める輪から、
そっと抜け出してみましょう。
六月二十七日。
人生は、
まっすぐ進むだけの道ではありません。
時には円を描くように、
振り返り、整え、
もう一度、自分へ還る時間も必要です。
雨上がりの草の香りのように、
あなたの心にも、
新しい風が静かに通りますように。
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