おはようございます。

 

世界に日本の神さまの素晴らしさを伝える、

 

作家 荒川祐二です。


――闇の中にも、ひそかに光は生まれる

 

六月の夜は、
昼間の湿った空気を抱えたまま、
静かに深くなっていきます。

 

目を凝らさなければ見えないけれど、
暗がりの草むらには、
小さな光がゆっくり灯りはじめています。

 

蛍の光です。

 

強く燃え上がる光ではありません。
競うように眩しい光でもありません。

 

ただ、
「ここにいるよ」と、
命がそっと呼吸するような光。

 

人の心にも、
そんな時があります。

 

うまくいかない日。
自信をなくした夜。
先が見えず、不安ばかり大きくなる時間。

 

けれど、希望というものは、
たいてい真昼ではなく、
暗さを知った場所に生まれるのかもしれません。

 

ニーチェは、
「混沌を抱えていなければ、踊る星は生まれない」 と語りました。

 

苦しみや迷いは、
ただの遠回りではありません。

 

それは、
まだ見ぬ自分の光を育てる、
静かな夜の土壌なのです。

 

今日、幸せに生きるために心がけたいことは、
「自分の小さな灯りを、過小評価しないこと」。

 

蛍が夜を全部照らさなくても、
その一筋の光が、
見る人の心を動かすように。

 

六月十二日。

 

今日は、
“暗さの中にも生まれている光” を、信じてみる日 にしましょう。

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