こんにちは。
薮内(やぶうち)ゆかりです。
子どもの癇癪が始まると、何を言ってもダメで、その後もグズグズが引きずられるように続くのが一番しんどかった。
そんな頃の話です。
癇癪スイッチが入った瞬間
二男が、幼稚園児のときでした。
癇癪もちで、一回泣き出すと火が付いたように泣き、止まらなくなっていました。
叱っても、なだめても、ひどくなるばかり。
早く泣き止ませるためには、何も言わずに見ているしかできません。
思えば…どうにもできないので、心ではイライラして早く終わらないかなって見ていましたね(^^;
三男は、同じ園内なんだけども保育園扱い。
ある日お迎えがギリギリになってしまい、保育の延長料金がかからないように急いで三男の方に行こうとしていました。
すると、ちょうど入口のところでブランコに乗っている二男にばったり出くわします。
何か言いたげな二男に気づきつつ、でもそんな暇もなかったので、
「よっ!」
と軽く挨拶だけして、三男の保育室に急ぎました。
何とか間に合って、入口近くに戻ってくると、二男…ご立腹でした。
何を言っても届かない、しんどさ
泣きながら、私に殴る・蹴る、履いてきたサンダルを泥水につける…
癇癪が始まりました。
「あちゃー…これ、やっちまったな」
と思いましたね。
なぜならば、いつも機嫌を損ねると、一旦機嫌が直っても、家でも殴る蹴る、つばを吐く…等は続くのです。
億劫になりました。
一度癇癪を起こすと、何を言っても耳に入りません。
そこからなんとかしてなだめて、車に乗ったんですね。
まだ車内ではグズグズな二男がいました。
運転しながら帰る途中、二男が三列シートから怒って言いました。
「なんで〇〇(三男)の方、先に行くん!」
いろいろ、私の頭の中に言いたいことは浮かんでいました。
((だってね、ギリギリのお迎えだったから急がないと延長料金がね…ゴニョゴニョ…))
でもそんなことを言っても、こう返されるのが目に見えていました。
「そんなん知らんし!」
納得できれば落ち着く長男と違って、火に油を注ぎ、余計に癇癪がひどくなります。
こちらがカッとなって、
「しょうがないやろ!」
と叱っても、もっと炎上は目に見えています。
説明しなかったら、気持ちが出てきた
「なんで先に行ったん!」
と言われ、上のことをいろいろ思った末に、
「△△(二男)の方、先に来てほしかったんやね」
と返しました。
すると、ちっちゃく
「うん…」
と言い、
「ブランコ押してほしかったんに…」
と、さらにつぶやきました。
((そんなこと言ったってね…それどころじゃ…))
これまた言い訳は湧いてきますが、言っても聞いてくれないと思ったので、
「そっかぁ、ブランコ押してほしかったんやね」
と言いました。
小さく、
「そうやって…」
と返事。
すると!!
その後、何事もなかったかのように、いつもの二男に戻ったんですね。
家に着いてから、また殴る蹴るされる…と身構えたりもしたんですが、何もなかったかのように気分を切り替えて楽しそうに走っていく二男がいました。
ふと、
「あれ私、何かしたっけ?」
と振り返ってみると…
私、帰りの運転中にオウム返しをしていたことに気づきます。
意図的ではなかったけども、オウム返し・共感したことで、二男は車内で自分の気持ちを切り替えることができていたんだ!と思いました。
→先に来てほしかったんやね
(代弁)
ブランコ押してほしかったんに!
→ブランコ押してほしかったんやね
(欲求)
これが二男にとっては、テキメンでした。
『聞き方』で変わる
火に油を注いでいたのは、私の聞き方だったのかもしれない…と衝撃でしたね。
癇癪は、気持ちが伝わらない・分かってもらえない、それが強くなればなるほどひどくなるのでしょう。
思い返してみると、心当たりがいっぱいあります。
話を聞くことで、子どもが
「分かってもらえた」
そう感じると、ヒートアップせず落ち着くんだな。
目からウロコでした。
癇癪自体は無くならないけど、聞くことで子どもが自分で気持ちを切り替えるサポートになる。
助けになる。
「あれ、習ったオウム返しってすごいぞ?!」
と思ったきっかけの一つです。
まだ学びたてホヤホヤの頃、図らずも子どもの話を聞くことができたエピソードでした。
✔どうにも子どもの話が聞けない!
✔癇癪がひどくてしんどい。
✔落ち着く術を一つでも知りたい。
分かってあげたいのにできない自分を、責めなくていい。
怒ってしまう日だってあるよね。
ただやり方を知らなかっただけかもしれません。
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薮内 ゆかり
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