語らずとも伝わる“まなざし” | 金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

不登校・登校しぶりの親が、気持ちの「聞き方」を改善すると不登校に振り回されなくなります。
石川県金沢市を中心に、安心感を得る聞き方講座や相談を開催。
気持ちを聞くと不登校の子どもが救われ、同時に親自身も安心。子どもとの信頼関係を取り戻せます。

こんにちは。

薮内(やぶうち)ゆかりです。

 
ゆかりんと呼ばれております。
 

 

 

 

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まなざしはメッセージ

 

登校しぶりや不登校の子をどう見守ればいいのか。
 

それが分からなくて、不安や焦りが顔に出てしまうことって、あると思うんです。

 

 

三男も、

 

「学校に行かない」

 

 

そう言っていた頃に、ふと思い出したことがありました。

 

 

二男のアトピーのときに感じた、子どもへの“まなざし”がどれだけ多くを語っているかが、関わり方のヒントかもと思ったんです。

 

 

 

「掻く」ことで構ってもらう
アトピーと甘えの関係

 

二男のアトピーによる、脱ステロイド。

 

リバウンドでジクジクがひどかったとき、夜中でも必ず言ってきました。

 

掻くと痛くなるから、

「ヨシヨシして」


「ガーゼ替えて」

 

 

三男の夜泣き対応と重なって、私は毎晩くたくた。

 

 

でも当時の私は、二男を見ているようで、実はアトピーの世話をしていたんだと、あとで気づいたんです。

 

 

二男は、「掻く」ことで私に構ってもらおうとしていました。
 

 

それは身体のSOSだけでなく、

 

「今つらい、見てほしい」

 

という心の叫びでもあったんだろうな。
 

 

 

でも、こちらがアトピー(症状)にばかり反応してしまうと、子ども自身の感情や存在にはちゃんと向き合えないままになってしまう。

 

 

 

それって、アトピーの主導権を親が握ってしまっている状態で。
 

二男の行動をいつの間にか見張って、

 

また掻いてる…

 

って目で見てたなって今では思います。

 

 

 

そうやって見てしまうことで本来、自分の身体は自分のものなのに、子ども自身が「自分の問題」として扱えなくなってしまう。

 

 

不登校もね、同じだと思うんです。

 

 

子ども以上に親が騒いでるってあるかもなって。

 

言いながら…自分に刺さってます。

 

 

 

 

「自分の問題」として引き受けられるまで

 

「学校、どうするの?」
「勉強は?」
「将来は?」

 

 

親の視線に、こうした“問い”や“焦り”がにじんでいると、子どもは、自分のことを親の不安の一部としてしか見られなくなってしまう。

 

 

学校に行けてない自分は、親にとって困った存在になってしまうから、どんどん自己否定が強くなって、言いたいことが言えなくなる。

 

 

でも、自分のペースで

 

 どうしたいか

 

を考えられるようになると、そこから少しずつ回復や変化が始まるんです。

 

 

それは、やはりアトピーのときと同じな気がするなぁって思ったんです。
 

 

 

「ヨシヨシして」

 

と泣いていた二男が、私が

 

 

夜はもうヨシヨシはしないよ。
寝る時間だよ。
朝になったらガーゼ変えようね。
でも、あなたのことは大好きだよ

 

 

 

と伝えたその日から、ポリポリ掻くだけ掻いたあと、自分でコテンと寝るようになった。

 

 

“これは自分の体に起きていることなんだ”

と自分で向き合っていく

 


そういう感覚を、子どもが取り戻していった瞬間だったように、振り返ると思います。

 

 

まぁ手放す最初の日はドキドキしたけどね。

 

ものの3日くらいで、泣かずに掻くだけ掻いて寝るようになって、そこからみるみるうちに肌がきれいになっていったんです。

 

そこを親である私が手放せるかどうかが一番のピークだったように思えます。

 

 

 

まなざしに、吹き出しが見える

 

漫画家・棚園正一さんが、以前うちのサロンの講演で言っていたことがすごく印象に残っています。

 

「大人の頭の上に透明の吹き出しが見える」

 

これ、まさにまなざしが語ってるってことだなぁって思うんです。

 

 

 

どれだけ無言でも、子どもはその視線に含まれるメッセージをちゃんと読み取っている。

 

 

 

心理学でよく知られるメラビアンの法則によれば、人が他者から受け取る情報のうち、

 

言語情報…言葉そのもの

7%


視覚・聴覚情報…つまり声のトーンや表情、視線などの非言語的な情報

93%

 

と言われています。

 

 

 

つまり、言わなきゃ伝わらないどころか、言わなくても伝わってしまう

 

 

「学校行けるの?」

「そろそろ頑張る?」
 

そんな言葉をたとえ飲み込んでいたとしても、心配や期待の“におい”は、まなざしや空気にまぎれて届いてしまうんですよね。

 


親が

 

「言ってないのに何で分かったの!?」

 

と思っても、子どもは“感じとって”しまうんです。

 

 

これ、私は毛穴から出ちゃってる、とも言ってます(笑)

 

 

 

 

まなざしを整えるためにできること

 

じゃあどうしたら、焦りや不安を“安心”に変えて、子どもに向き合えるのか。

 

 

私はまず、自分のまなざしを「観察」することから始めました。

 

  • 「私、今どんな目で見てるかな?」と立ち止まってみる

  • 「この子の今を受け止めてる?未来ばっかり見てない?」と問い直す

  • 「親として安心したいだけの“待つ”になってない?」と振り返る

 

この問いかけだけでも、まなざしが少しやわらかくなるんです。

 

 

 

そして、自分を整える具体的な行動としてはこんなことをしています。

 

  • ノートに不安や焦りをどんな罵詈雑言でもいいから書き出す

  • 誰かに話して客観視する

  • 「うまくいかなかったこと」ではなく「乗り越えてきたこと」に目を向ける

  • 一人で抱え込まない(仲間や専門家とつながる)

 

子どもを整える前に、まず親のまなざしを整えること。
 

 

その親のまなざしが、子どもにとっての“安心”の土台になるんです。

 

 

 

“心配”から“信頼”
に変わるまなざし

 

私たちの目は、無意識のうちに語りかけています。

 

「そろそろ、頑張る?」

「なんとかしなよ?」
 

なのか。

 

それとも
 

「大丈夫。信じてるよ」

「そのままでいいよ」

 

なのか。

 

 

どんな言葉を乗せて、その目で見ているか。
 

 

子どもは、それをちゃんと受け取っています。

 

 

まなざしって、実はものすごく影響力のある“非言語のメッセージ”。

 

目は口ほどに物を言うってよく言ったもんだよね。

 

 

 

今、自分が子どもに向けているまなざしには、どんな透明の吹き出しがついているだろう。

 

 

その問いかけから、今日の見守りは少し変わるかもしれません。

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

 

薮内 ゆかり


 

 

 

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