“自由にさせすぎ”の裏側にある親の迷いと覚悟 | 金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

不登校・登校しぶりの親が、気持ちの「聞き方」を改善すると不登校に振り回されなくなります。
石川県金沢市を中心に、安心感を得る聞き方講座や相談を開催。
気持ちを聞くと不登校の子どもが救われ、同時に親自身も安心。子どもとの信頼関係を取り戻せます。

こんにちは。

薮内(やぶうち)ゆかりです。

 
ゆかりんと呼ばれております。
 

 

 

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 自由にしすぎ

 

「あんたのとこは自由にしすぎ」

 

 

実母にそう言われたとき、胸の奥がザワッと波立つ。

これねー、ほんとよく言われるんです(苦笑)

 

 

あーコレキターって思うやつ。

 

特に何も言わず聞き流すことが多いけどね。 

 

 

特に“ゲームの無制限”のこと。

 

あとは何か勝手に食べてしまう子どもらのことを言ってるんでしょうね。(ってこれはそんな許してませんけども)

 

 

長男は、寝る時間がバラバラだったり…お菓子やインスタント麺を食べていたり、ずっとスマホやゲーム漬けだったり。

 

 


たしかに、その姿を外から見れば“自由すぎる”と感じるかもしれない。

 

 

 

正直、母にギャフンと言わせてやりたい気持ちも湧いてきます。

 

 

でも…そう見えるのも仕方ないって思う自分もいたりもする。

 

 

 

そんなふうにモヤモヤしたり、悲しかったり、どうしても説明しきれない“うちのやり方”を、分かってもらえることって…なかなかないのかもしれないなって思ったりしますね。

 

 

 

 子どもに訊いてみたら面白い返答

 

その後、母の言葉を受けて長男に聞いてみたんです。

 

「うちって自由すぎると思う?」

 

長男は少し考えてから、

 

「うん、ちょっと思う」

 

と言っていましたね。

 

 

 

不登校の彼にとって、ゲームが自由にできることや、

 

「こうしなさい」

 

と現状あまり言われないことが、そう感じさせているのかもしれないですね。

 

 

 

一方、たまたま横にいた五月雨登校の二男に聞くと、

 

「自由じゃない」

 

と答えました。

 

 

三男も、二男と同意見なよう。

 

 

 

ああ、同じ家で育っていても、感じ方って全然違うんだな…って思ったんです。

 

 

 

それもそのはずで、実際、私は兄弟で関わり方を変えています。

 

 

 

長男にはOKにしていることでも、二男・三男には

 

「それはナシ」

 

と伝えることもある。

 

 

それは彼らが今いる場所、抱えているものが違うから。

 

 

二男・三男から見れば、

 

「なんで兄だけいいの?ずるい」

 

って思うのも当然で、事実いとこである甥っ子たちも、うちの“ゲーム無制限”を羨ましがっているらしいです。

(その話から大体自由にしすぎって言葉が出る) 

 

 

それはそうだよね。

 

でも各家庭でのルールはちがうし、いろんなルールがあっていいとは思ってる。

 

 

これでも実はうちだって、最初は1日2時間までとかやってたんですよ~。

 

めっちゃ懐かしい。

 

 

 

兄弟の対応 

 

私は、兄弟同じじゃなくていいって本気で思ってる。

 

 

長男は、学校に行けない中で、少しでも安心できることを最優先にしているし。

 

それが今の彼にとって“回復の土台”になると信じています。

 

 

 

一方、二男・三男はまだ学校との距離感を模索している最中。

 

だからこそ、彼らには“社会との接点”も大事にしてほしくて、ちょっと厳しめなことを言うときもあるんです。

 

 

寝る時間は決めておいて、それまではゲームをやりたいときはやっていい。

 

やらなきゃいけないことがあまりに後回しになるようなら話し合う。

 

 

そんな風に下の子たちには、やっています。

 

 

もしも、二男や三男も長男のように心の回復が必要な時がくれば、同じようにしたいと思っています(できるかどうかは置いといて…ってそれもきっといっぱい葛藤だろうとは思う)

 

 

とはいえ兄弟違う対応をしていいんだろうかって悩むこともあるよね。

 

私もそうでした。

 

 

違う対応が、逆に長男を傷つけているのではないかと思ったこともありました。

 

 

でもそれは、それだけ一人ひとりを大事にしたいって思ってる証拠でもあるんだよね。

 


その気持ちがあれば、たとえ対応が違っていても、きっと子どもたちにはちゃんと伝わる。

 

下の子たちだって、違うことを理解してくれてるんだなって思います。

 

正解なんて一つじゃないし、日々変わる子どもたちに合わせて変化していくものだからね。

 

 

 

 表には見えない迷いと覚悟

   

自由に見えるかもしれない。

 

甘いって言われるかもしれない。

 

 

でもその裏には、静かな葛藤と、たくさんの迷いと、そして大きな覚悟があります。

 

 

 

起きる時間も、ゲームをする時間も、おやつを食べるタイミングも、

 

「え?それでいいの?」

 

と他人には見えるかもしれない。

 

 

 

でもね。

 

 

口を出すたびに心を閉ざしていった、表情が無くなっていった過去があるからこそ、

 

「どうしたらこの子が笑えるようになるか」

 

必死に考えてきたんです。

 

 

 

ルールをなくしたわけじゃない。


“どう見守るか”を日々選びなおしてるんですよね。

 

 

「放任」と見えるかもしれないけど、これは子どもをよく見て、考えて、選んでいる“関わり”の形。

 

 

そして決して簡単に、ピコーンとできるようになったわけじゃない。 

 

 

 

どれだけたくさんの苦しさとしんどさ、涙と、諦めと…でも子どもが『安心』できるようにほんの少しでも希望を持ってやってきたか。

 

こうやって書くとまた涙が出そうだけどね。

 

 

 

 

子どもの数だけ、子育ての正解がある。

 

表面だけを見ても、わからないことだってたくさんある。

 

 

 

もし、不登校の子どもを

 

「自由にしすぎじゃない?」

 

って言われたら、思い出してほしい。

 

 

 

それって、実は

 

「子どもを信じて見守ってる」

 

ってことだよって。

 

 

私も今日も、揺れながら、でも信じながら、目の前の子どもたちと向き合っています。

 

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

 

薮内 ゆかり


 

 

 

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