「栗東トレセン取材にて」 | 現役スポーツアナウンサーから学ぶ、スポーツ実況に特化したアナウンス講座! 

現役スポーツアナウンサーから学ぶ、スポーツ実況に特化したアナウンス講座! 

野球・サッカーの実況歴は各1000試合以上、競馬実況数は15000レースを超えています。数多くのシビアな現場を経験してきた現役アナが「喋るスキル」を通して、貴方の才能をアッという間にパワーアップします!

水曜日は、早朝から競馬取材でした。

有馬記念・ラジオNIKKEI杯の有力馬取材、朝日杯FSのおめでとうインタビューが主な内容でした。


ブエナビスタに騎乗するスミヨン騎手が、珍しくご機嫌斜めでした。

質問すればするほど機嫌が悪くなっていくのがわかりました。

これは僕だけの感想ではなく、周りの記者たちも同じ印象を持っていたようです。


理由は定かではありませんが、想像するに、ジャパンカップのことを訊かれて「降着の悪夢」をリアルに思い出したのではないでしょうか。

降着が決まった時の落胆や、やり場のない怒り、騎乗停止中のもどかしさ。

どれを思い起こしても、気分が重くなりそうですね・・・(苦笑)


その感情ゾーンに入ってしまうと、なかなか自力で抜け出すのは難しいです。


僕だったら、どうするか考えました。


たまたま土曜日の阪神カップで復帰勝利のインタビューをしたので、あの時のことを思い起こしてもらう。

とにかく嬉しそうでしたから、その時の感情ゾーンに浸ってもらうことを考えました。

あ、これは決してインタビュアーを批判・批評している訳ではないので誤解のないように。


話し相手が、機嫌悪くなったら、あなたが原因ではなく、思い出したシーンが、たまたま「不機嫌ゾーン」だっただけかもしれません。


そんな時は、ぜひ「ご機嫌ゾーン」に誘導してあげてください。



以上、スポーツアナウンサー 寺西裕一でした。







iPhoneからの投稿