昨日。
いきなりネパール人・インド人スタッフたちが日本語を使わなくなる瞬間がありました。
当店では
店内の客席をエリアで区切り、さらにその客席ごとにナンバリング。
あのエリアは『A』あっちのエリアは『B』。
そのエリア『A』の中で、テーブルごとに1,2, 3,・・・と位置づけし、
手書きの伝票にオーダーを書きテーブル席を記入、
キッチンにいるシェフたちに大声で全てを口頭で伝え、オーダーを通すシステム。
今時のお店にありがちな
データ転送システムを活用して管理されていない分、
とにかく声に出して情報を共有することで、
全員で店内全体のオーダーを把握するシステム。
そんな中で
いきなり
大混雑のランチタイムの中、
オーダー内容の確認会話に
日本語を使わなくなった彼ら。
おや??
おそらく
ネパール語か
ヒンディー語で
『misako、このカレーは◉※△◆のテーブルね!』
席の場所を言い
皆で
ニヤけてる。
全然わからない。
店内も騒がしいので
何を言っているのか
そもそも
それが会話なのか
全く聞き取れない。。。
あのさ、、、
時間がある時なら
そういうのもいいけど
ホール、めちゃくちゃ忙しいから
今、そういうおふざけに付き合ってる時じゃないんだよね。
カレーの種類も
辛さのチョイスも
皆さん微妙に違うから
それをしっかりテーブルごとに確認したいの。
しかも今、
ホール満席で
しっちゃかめっちゃかで
大変なことになってるんだよ。。。。
イラッとし
私『は?もう一度言って!
お客様、お待ちだから!😠』
キッチンの彼らに
本当は怒鳴りたい気持ちを抑え
静かに
激しく
怒る。
このキッチンの近くにもお客様が座っていたので、
私の怒りの声で
彼らに不快な思いをさせては申し訳ないと
出来る限り怒りのトーンを抑えて。
激混みの店内、
お客様もお腹空かせて待っているし
早くカレーを運びたいから
こういう状況の中での
こんな彼らのノンビリした態度は
本当に
本当に
イラつく。
イラつく私を見て笑い、
さらにおかしそうにふざけるシェフたち。
『このカレーは◉※△◆のテーブルだよ〜😎』
『HAHA, misako、言葉の意味、解らないね〜😂』
以前、こんな状態で彼らと大喧嘩したことを思い出した。。。
それでも
頑張ってやってきたのだ。
またこの繰り返し??
勘弁してほしいなぁ・・・
あの時のはさらに状況が違うんだよ。
ネパール語?
ヒンディー語??
どっちでもいいけど
わからないよ。
・・・。
困っていると
また面白そうにふざけて、
ニヤけてる。
解んないよ!!!
あのさ。
この状況で
ふざけるな。
イラだった。
かなり苛立ち、
彼らの言葉と視線を無視し、
今までの手書きの伝票を全て遡って速攻で見直し
それでもまだ悪ふざけしている
彼らの声を無視し
とにかく出来上がっているカレーを
順番に冷静に運んでいく。。。
途中から
私の本気の怒りに気づいたのか
彼らも真剣になり始める。
あのさ、
本当に忙しい時はさ、
最初からそうしようよ。。。
とほほ。
・・・あー疲れた。
そして
業務がひと段落しホッと一息ついてから
静かな店内を眺めて歓談しているお客様たちをボーッと見回す。
ボーーーっとしながら
温かいチャイを一気に飲み干し
お店の外へ出て
深呼吸&瞑想タイム。笑
『さっき何で私はあんなにイラッとしたのだろうか??』
と想いを巡らした。
今思い返せば
ほんの30分ほどの間の話だ。
その間に
怒りが爆発し
最近は、割と楽しく(笑)一緒に働いていたスタッフたちに
最大の『イラっ』、さらには嫌悪感を持った。。。
なぜだろう??
気持ちを見つめてみた。
そして
それを
整理するために
大きく2つにまとめてみました。
1)とんでもなく忙しい時に、笑えない冗談を言われ、仕事が進まなかったこと。
2)1)にイラッとしている私を面白おかしく笑われたこと。
そしてさらに考察。
1)からは
ホールで忙しく、めまぐるしく働いている自分の忙しさを、彼らに理解されていないんじゃないか(→だからちょっかいを出してきているのか?)
2)からは
忙しい時についつい焦りがちな私が、
心に余裕がない人間だと思われているんじゃないか??(忙しい時もいつでも余裕を持っていたいなーーーと思っているのに、そういう時に限って手元が滑って、グラスをガンガン割ってしまうんですよねえ。。。)
・・・・。
見えました、私の気持ち。
『あ、私、彼らから大事にされたいんだ』
と。
1)忙しい私を理解して、サポートして。
2)私、忙しくなると余裕がなくなるから優しくして。
そんなダメダメな私のことの受け入れて。
・・・。
私、
単なる『かまってちゃん』じゃん!笑
そう自分で認識したら
思わず笑ってしまった。
だけど
みんなそうじゃないですか??
そして
そんな自分は
今更変えられないし。
だってここ、2ヶ月、
毎日イレギュラーな状態で頑張っているんだもん、
特に大事にして欲しいし。
で。
彼らから言われた
『このカレーは◉※△◆のテーブルだよ〜😎』
『HAHA, misako、言葉の意味、解らないね〜😂』
の言葉に戻る。
『◉※△◆』
そうだ、この言葉を覚えてみよう!
意地張ってイライラしていてもしょうがない!
彼らの母国語でコミュニケーションとりたいとも感じていたんだから
(でもあまりの難しさに逃げていた。苦笑)
これ、
いい機会だ♡
教えてもらおう!
気持ちも落ち着き
感情の切り替えをし
そして
もう一度深呼吸し
キッチンへ戻る。
そして
彼らに聞く。
私『ねえ、さっき貴方たちが言ってた言葉の意味、教えて。』
しばらくお店の外へ出て戻ってこない私を
彼らは心配していた様子。
イタズラを注意した後の子供のように
ちょっぴり小さくなっていた。笑
私の言葉に
キョトンとしながら😳😳😳
私の周りにみんな集まり始め、
携帯のアプリの翻訳機能を数種類駆使しながら、
丁寧に答え始めた。
さっきの言葉はネパールごとヒンディー語に通じる数の数え方だったようだ。
はい、それは理解しました。
でも、、、
記憶力が極度に低下している私。
1から5までの数字を耳にした時点で、、、
はいっ、
キャパオーバーです。。
覚えられないよーーー
彼らも笑っている。
でも。
昨日は家に帰ってからこの本を参考に
暗記に集中。
これは一昨年前の入院中にも大活躍していた本です。
そして今日。
いつも通り出勤。
そして
いつも通り
奥のキッチンへと行き着替え始める。
おはよーーーナマステーーー
声を掛け合いながら
お店オープンの準備に集中。
そんな中、
ツンデレシェフが
『misako、今日、テイクアウトのお客様のオーダーがいくつか入ってるから、数をチェックして』
声がかかりました。
はいっ
喜んで!!!
昨日頑張って覚えた数字を
声を出しながら言って
オーダーのチェックを始めたら
シェフたちがキョトンとしている。
彼ら『なんだ、misakoもう覚えたのか!😳😳😳』
私『あなたたちが意地悪するからね😉』
そう言って
もう一回数を、声に出して数え直す。
そしたら
彼ら『ああ、解った解った!
misako頑張って覚えたね!
もうこれからネパール語で悪口言えねーな😂😂😂』
言ってたんかい!!!笑
まあ
よくよく思い返せば
怒涛の忙しさの中で
私をおちょくろうとする
余裕があるスタッフたち。
日本人
もしくは
真面目な性格の私からすると
ありえない行動なのですが
だからこそ
そんな彼らとの異文化交流会が楽しいからこそ
私も働いているんだろうなあ。。。
また今回もやられました。
これ、
本当は彼ら、確信犯なのかなあ??笑
流れとして
いつも最悪の感情に導かれつつも
結果としては最幸の『気づき』を与えてもらえる。
国籍も文化も違う彼らと接している時の『イラっ』とポイントに、
自分自身を深く掘り下げる鍵があります。
その鍵の先にあるものは
実は
目を背けたいものばかりなのですが・・・
だからこそ
私は彼らと一緒に働かせてもらっているんだと思います。
今日も
ランチタイム営業が落ち着いた頃
賄いタイムが始まる。
今日はマトンカレーが食べたい、
日替わり素材のオクラも入れて欲しい。
そうツンデレジェスに伝えると
『マトンはマトン、日替わりは日替わり!』
なんか彼の中でこだわりがあるようで、嫌がられる。
前は、この『嫌がられる』の一択しかなくて、
『何でダメなんだろう??』
と不思議に思っていて(=自分の要求を否定されて悲しく思っていて)
でもこれが、彼らにとっては普通のことなのかな?なんて思っていたけれど
最近一緒に働いているインド人シェフは『それもいいね!いいよいいよ、アレンジカレーで作るよ!』とフレキシブルだ。
あ、これでも良かったんだ、と感じるこの頃。
緩いところと
厳しいところが
面白い具合に混在しているカオスな賄い時間の一コマ。(毎日のことだから、これ、大事!☝🏽✨)
そして。
彼らと同じテーブルで
黙って順番に賄いを食べながら
モグモグしなから
幸せも噛み締めました。
(はいっ!マトンにオクラが入っていますよ〜ツンデレシェフ、わがままでごめんね😉💗)
毎日目の前にいる彼らと
リアルな時間を過ごしながら、
時に大切な人たちにサポートしてもらいながら
さあ、明日からも頑張ろう!
『イラっ』とするのも
生きている証拠。
だと、
言える余裕を
いつも持っていたいものです💗💗💗
misako








