
ReLife‐netのカウンセリングでは、教育カウンセリングも扱っています。
教育カウンセリングといっても、扱う領域は広いです。
学校生活の中のカウンセリング、教師対生徒のカウンセリング、教師対保護者のカウンセリング
、親対子のカウンセリング、子ども同士のコミュニケーションに関するカウンセリングといった
ように、対象別のコミュニケーションだけでも、いろいろなバリエーションを考える必要があり
ます。
コミュニケーションについての問題は親対子の関係がどうなっているかが非常に重要となります
。
親子関係がうまくいっていないと、子ども同士のコミュニケーションや、子どもが成人してから
の社会でのコミュニケーション問題を上手に解決するのは難しいです。
教育カウンセリングの中心に持ってくる考え方は、「何を問題にするか」という観点によって、
色々なものが考えられるでしょう。
道徳的教育、親の愛情、夢や目標、幼少期の子育て、しつけ等々、どれを中心に置いても、1つ
のりっぱな教育カウンセリングが成立すると思います。
小中高生に的を絞って、親にも子どもにも有効な心理的手法という観点で、何を中心にした考え
方が良いのか・・・そんなことを考えていたとき、ふと思い当たった言葉が「アサーション」と
いうものでした。
「アサーション」とは、「相手を尊重しながら行う自己表現」といった意味のコミュニケーショ
ン術です。
一般に、自己表現方法は3種類に分類されています。
第1に自分が正しいことに固執した攻撃的な話し方、
第2に相手が正しいと思ってしまって、自分を押さえた受け身的な話し方、
第3に自分のことを考え相手のことも思いやるアサーティブな話し方(非攻撃的な自己主張)で
す。
これらの表現方法は経験に基づいて判断すれば、自分がどれに属するかはすぐに分かるでしょう
。
たいていの人は、第1か第2に属するのではないでしょうか?それを第3の方法に修正しようと
するのが、「アサーション・トレーニング」です。
第1や第2の自己表現は、今後の経験により変容は可能です。
第1や第2の自己表現を「性格からきているもので、修正不可能だ」と考えないことが必要です
。
それには、自己の表現の特徴を理解し、自分の感情をコントロールしながら、適切な表現方法を
取得するよう体験的な訓練をすることが必要です。
それを通してアサーティブネス(非攻撃的で主体的な自己主張)な態度が身につくのです。
アサーション・トレーニングは、何も教育カウンセリングだけに求められる手法ではありません
。
アサーティブネスは、大人社会では特に必要なものです。
周囲の人々につい自分の思いばかりを言い過ぎたために「ああ、言わなければよかった」と意気
消沈してまったり、反対に「ちゃんと言っておけばよかった」と後悔したりすることは誰にも思
い当たることでしょう。
また、このような「言い過ぎ」や「言いそびれ」はついつい繰り返してしまうために、「こんな
性格だから」と自分に腹を立てることもあるでしょう。
このような言動が習慣になってしまうと、自分を否定的に捉えたり、人間関係を積極的・主体的
なものとしなくなる要因の1つになったりします。
これは大人・子ども関係なく起きることですね。
今の若者がよく使う言葉に「ヤバイ」があります。何でもかんでも「ヤバイ」です。他の表現を
知りません。
(若者だけでなく、もう「オバちゃん」「オジちゃん」世代でも使うようになっていると思いま
すが・・・)
簡略化した単純な言葉で会話をつくろうとする傾向は、自分の本心が何かをきちんと把握できな
いものにし、表面的なつながりを中心にした人間関係をつくる元となります。
それは同時に集団からはみ出さないように自己防衛的な言動として流行します。
皆が「ヤバイ」といっていることを、少し違った表現で表すことを繰り返してしまう人は、皆か
ら疎外されてしまうこともしばしばです。
その結果、自分らしい表現が抑圧され、ストレスの溜まる思いをする人もいます。
こんなとき、「ヤバイ」という言葉を使う相手も尊重しながら、「ヤバイ」を使わない自分らし
い表現を使うということができれば、どんなにか素晴らしいでしょう。
子どもたちの世界では、大人に逆らわず言われたことを素直に聞くといった「よい子」が急増し
ています。
これらのよい子も含め衝動的な行動に移るのは、自分の感情をコントロールできないことに起因
しています。
従順である「よい子」は、自分の思いを心の奥深くに押し隠したり、自分の感情や思いが把握で
きていなかったり、周囲に自分を合わせ過ぎたりするため、自己コントロール力が低い傾向にあ
るのです。
いずれも自分の感情や思いに応じた表現方法や手段がわからないことが要因です。
こんなとき、アサーションの手法を知っていれば、どんなにか素晴らしいでしょう。
一方、最近の親は、異常に子どもに気を使い過ぎたり、逆に子どもに言うべき事を言わずに、我
が子を我がままにしてしまったりする傾向にあります。
これも、親が子どもを尊重しながら自分の思いを適切に表現する方法が分からなかったりするか
らなのでしょう。
アサーション・トレーニングは、単にコミュニケーションの技法に留まるのではなく、コミュニ
ケーション不全からくる様々な心理的障害をも改善していけるほどの技術なのです。
教育面で言えば、特に不登校や引きこもりになっている子どもを初め、いじめによって自分を抑
圧してしまっている子どもなどに有効な手段と言えます。
アサーションの方法については、いろいろな手法があります。
ここでそれについて述べることは控えておきますが、アサーション的コミュニケーションをとる場合、手軽で簡単な方法について、下のブログで紹介していました。
興味のある方は参考にしていみてください。
ブログ『いじめ被害体験を、プラスの力に変える方法』
☆★ ReLife-netについて ★☆
ReLife‐netはメールカウンセリングを実施している心の悩み相談業です。
心の相談ならどんな小さなことでもご相談ください。
カウンセリングは2回まで無料となっています。
・ReLife-netのホームページ→http://relifenet.biz/
・「ご相談受付フォーム」(正式な相談を受付ける窓口です)→http://relifenet.biz/?page_id=11
・「心の悩み投稿ポスト」→http://relifenet.biz/?page_id=343
☆☆メールマガジン紹介ページ☆☆
【M-03. メンタルケアノートーセルフカウンセリング心の悩みに役立つ考え方】
★メルマガの登録はこちらからもできます★
☆☆ ブログ紹介 ☆☆
★「こころノート」:
ReLife-netのカウンセラーがどういう思いでカウンセリングをしようとしているのか、どんなカウンセリングをしているのか、どういう心理学的な考え方をもっているのかを、自由に語っています。
★「ネットカウンセリングで働く人のうつを克服ブログ」:
「うつ病」とまではいかなくても、「憂うつ以上うつ病未満な気分」を何とかしたい人、はっきりとうつ病だと分かっている人、その中で特に働いていて、仕事に支障をきたしている人々を支援するためのブログです。
★「ネットカウンセリングで子どものいじめ・不登校・引きこもり克服ブログ」:
いじめや不登校による引きこもりの子ども達が増加しています。こんな子ども達に対して、学校現場や民間団体などが色々な試みをしていますが、家庭では心のケアが大変大事になってきます。その心のケアに焦点を当てた内容を綴っていこうと思います。