「タメ」って何?:SC神戸センセの『流利漢語』 ネイティブっぽい中国語を話すために#2 | SC神戸中国語スクール 京都校

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SC神戸中国語スクールの代表、森川寛の新しい動画が発表されました。

 

動画の中で出てくる「タメ」。

これは先日のイベント「中国語の発音について語る会 第2弾」でちゃーちゃんの発表の中でも紹介されていました。

このブログをご覧の皆さんには是非、「タメ」とは何か、そしてどうして中国語には「タメ」があるのかを考えていただきたいと思います。

私個人の考えは下の方に書いています。

 

 

 

私個人の考えですが、この「タメ」というのは、中国語の「音」をはっきりくっきりさせるためのある。と考えています。

それはどういう意味なのか。

 

その前に、森川代表が強調している「口の中を広げる」「あくびをするといい」。

これはなぜか?

私の考えは「音」を強くはっきり伝えるために発声器官としての喉を開き、口の中も広く大きくし、強く響かせる。

ちょうどオペラのような感じです。

(そのために腹式呼吸が必要だったり、広くなった発声器官を使用するので日本語より多い「息」を使用することになります。)

 

昔々、まだマイクがなかった時代、オペラ歌手は自らの声だけが頼りでした。

ですから、発声方法を鍛錬し、大きく、そして言葉をはっきり伝えるようにする必要がありました。

中国語も同じだと私は考えています。

 

現在、普通話と呼ばれる中国語の標準語は、北京語音を標準音としているのですが、北京の冬は寒いのです。

そして、日本のように山が多く、木も多く、湿度も多いというのではなく、大陸で風も強く厳しい自然環境です。

 

想像してみて下さい。

冬の万里の長城で目の前の人と話をしようとすると大きな声はもちろん、発音一つ一つの「音」をはっきりくっきりさせないと言葉が伝わりません。

また、寒さも厳しく風も激しいので、口の中をうまく使って「音」に表情をつけないと伝わらない。

 

だから中国語は日本語が母語の人が思っているより;

 

・より高く、より低く(音の高さ、変化を激しくしてわかりやすくしている)。

・より大きく、より強く。

・より激しく。

 

そんな言葉になっている。

 

では「タメ」はどうなのか?

 

「タメ」はたとえばジャンプする前、深くしゃがむようなもの。

より高くジャンプするために力を「タメ」ているのです。

 

たとえば「咳」をする時、強く咳払いをしようとすると、まず喉(声帯)を締め、それから咳払いをするのですが、強く咳払いをしようとすればするほど喉(声帯)を強く締め、多くの「息」を使うことで強い咳払いが可能になります。

 

意味をしっかり伝える。

 

そのために中国語は「音」をはっきりくっきり(森川代表が言う鮮烈さ)そして強くする必要がある。

そして強く発音するために「タメ」がある。

 

私はそう思っていますが、皆さんはどう思われますか?

是非、お考え下さい。