「自分さえよければいい」と思ってはいけない | SC神戸中国語スクール 京都校

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脳の神経細胞の本能は:

 

1.「生きたい」

2.「知りたい」

3.「仲間になりたい」

 

でした。

 

1.“寻求存活” “ xúnqiú cúnhuó ”

2.“寻求知识” “ xúnqiú zhīshi ”

3.“寻求同伴”  “ xúnqiú tóngbàn ”

 

◎ 寻求 xúnqiú
[pursue;explore;seek] 寻找探求;追求
 

脳神経細胞の状態を考えると、他の神経細胞たちと共同することでパフォーマンスを発揮しています。

だから、「自分さえよければいい」と思っていては本来の力を発揮することができない。

でも、現代社会は、成果主義というものが重要視され、生き残りのために激しい競争がなされています。

 

「他人はどうでもいい、自分が成果を上げて認められさえすればいい」

 

というふうに考える人が増えている傾向にある。

と林先生はおっしゃっていますが、戦後、復興のためとはいえ、激しい生き残り競争があり、そして受験では他人より少しでもいい点数を取ろうとやっきになっている。

自分の能力を磨き、高めるのならいいのですが、他人を蹴落としたり、騙したりするようになると「自分さえよければいい」という考えになってしまいます。

でも、脳細胞の本能は「生きたい」「知りたい」そして「仲間になりたい」。

「自分さえよければいい」という考え方では脳の本能に逆らうことなので、脳の力を高めることはできないのは当然でしょう。

そういう意味で、

 

「自分さえよければいい」と思ってはいけない

“只要自己好就行”的想法要不得

“ zhǐyào zìjǐ hǎo jiù xíng ” de xiǎngfa yàobudé
 

◎ 要不得 yàobude
[be no good; intolerable;objectionable] 表示人或事物很坏,不能容忍

 

今の世の中、他人とかかわらずに生きていくことはできません。

だから、「生きたい」「仲間になりたい」という本能を考えると、

 

脳が求めるのは「世の中に貢献しながら、安定して生きる」ことなのです。

 

だと林先生はおっしゃっていて、さらに、

 

私は「貢献心」を、脳の二次的な本能であると考え、これを磨き、高めることが脳の力を発揮するベースになると思っています。

我个人认为“贡献精神”是大脑的二次本能,只要锻炼这种本能,就能使其成为发挥大脑潜力的基础。

wǒ gèrén rènwéi “ gòngxiàn jīngshen ” shì dànǎo de èr cì běnnéng , zhǐyào duànliàn zhèzhǒng běnnéng , jiù néng shǐ qí chéngwéi fāhuī dànǎo qiánlì de jīchǔ .

 

とおっしゃっています。

 

「貢献心」が脳の力を発揮するベースになっている。

 

そう言えば、「自分のため」とだけ考えて何かをするより「世のため人のため」あるいは「自分以外の誰かのため」に何かをする方がずっと力を発揮できるように思いますが、それはこういう脳のしくみがあったのですね。

 

中国語では「脳の力を発揮する」の「脳の力」を“大脑潜力”と「大脳の潜在的な力」と具体的に表現しています。

こういうところを見ると、中国語というのはものごとを正確に表現しよう、伝えようとする言語なのですね。

日本語はその点、ざっくりとしていて、中国語から見れば「あいまい」な表現です。

(もっとも日本語表現に慣れている我々は「あいまい」だと思わないでしょうが)

 

競争の激しい現代で、「世のため人のため」とか「他者への貢献」が大事だと言うと「甘い!」「そんなことでは生き残ることができない」と言われるかもしれませんが、受験戦争に勝ち残ったエリートたちの不祥事や事件を見るにつけ、脳の本能に立ち返り、「貢献心」を磨き高めることで本来の能力(脳力?)を発揮し、みんなで仲良く、この社会をより良くしていきたいですね。