外国語を習得する時に大切なこと。それは色々あるでしょう。
そして、学習者一人ひとりの性格や向き不向き、また、学習する目的によっても大切なことは違うでしょう。
今の世の中、情報がたくさんありまずが、日本語が母語である人では気づきにくい「呼吸」ということに早くから注目し、
読んだだけでは分からない、聴いただけでは身につけられない英語の発音
ネイティブのまねではない、世界に通じる貴方の音づくり
を目指し、英語の発音訓練を通じて異文化を理解し、地球社会的視野を持つ人間を育てることを目指した中津燎子先生は、次のように言います。
外国語を習得する時の最も肝心な事は、母国語との差を丹念に拾いあげ、一つ一つ拡大し比較し、その差を習得する事なのだ。
呼吸にしても発声にしても、およそ言語に欠く事の出来ない部分だから、そこから比較は出発しなければならない。
中国語の文字情報を楽しむのなら発声や発音を気にする必要はないでしょうが、中国人と語り合い、コミュニケーションをとることで日中相互理解を深めようとするのなら、中津先生が言うこのことは私も最も肝心なことだと思います。
2019年8月24日に「中国語の発音について語ろう!-
母国語との差を丹念に拾いあげ、一つ一つ拡大し比較し、その差を習得する
それは具体的にどのようにするのか、そしてこの事ができていないから発音に問題があるということの説明ができていませんでした。
工場などでの品質管理では問題が起きるとその根本原因を見極めるため「なぜ」を最低5回、自問自答するのですが、中国語の発音に問題があるということの根本原因は、
自分の発音とネイティブ・スピーカーを聴いて、比較し、その違いを聴き分けることができるかどうか
にかかっています。
もし、これができないのなら、いえ、これができないから、自分で自分の発音の問題がわからず、誰かに発音を聞いてもらって問題点を指摘してもらい、矯正してもらうのでしょうが、いくら指摘しもらい、矯正方法も具体的に教えてもらったとしてもそれは「知識」に過ぎず、聴き分けることができないのなら、その「知識」は宝の持ちぐされになると思います。
では、どうやったらこの「比較し聴き分けること」ができるようになるのか?
それは脳の仕組みを考えると、「同じことをくり返す」のが効果的です。
また、発音矯正をしてもらうにしても、文章を読むのではなく、単語や短文から始め、問題を一つずつ確実に矯正していくことが確実で最も効果的で、しかも自分で比較して聴き分けることができる力をつけることができる方法です。
もう一度申し上げます。
ご自分の中国語の発音をネイティブ・スピーカーに近づけたいのなら、まず、自分の理想の発音を決めます。
そしてその発音と自分の発音を聴き比べ、母語との差を丹念に拾いあげ、一つ一つ拡大し比較し、その差を習得していく力を身につけるのが最も肝心です。
それでも、自分では気づかない問題点(発音の違い)があるかもしれない。
それは専門家に聴いて貰う必要があります。
この時に注意が必要なのは、中国語のネイティブ・スピーカーであればいいというのではありません。
音声学を修め、できたら外国人の発音矯正について経験豊富なネイティブ・スピーカーでなければ、個人の主観で判断されてしまいます。
ご存知のように中国語圏というのは広い。
大陸に限っても、方言があるだけではなく、個人差も大きい。
「あなたの発音のここが違う」
と指摘されても、それはその人の感覚の話で、別のネイティブ・スピーカーは違う意見を持っている可能性があります。
このような状況で大切なのはやはり「自分自身で比較し、聴き分ける力」です。
基準とした「発音」を持ち、その「発音」と自分の発音の差を丹念に拾い上げ、一つ一つ拡大し比較し、その差を自分自身で調整し、自分の身体で表現する。
これができるかできないかにかかっています。
発音矯正。
自分で聴き分けることができない状態で、発音を矯正してもらい、それも文章で発音矯正をしてもらった場合、問題点がいくつもあるので、どうしていいかわからなくなってしまう。
あまりにも安易に「音読」することが勧められ、自ら聴き分けることができない人の発音を矯正し、問題を指摘し、その改善方法という「知識」だけを提供し、本来最も大切な「自分で考える」ということを置き去りにしている。
「発音なんて通じたらそれでいい」
多くの中国語使いがそう思っていると思っていたのですが、最近は「よりネイティブ・スピーカーに近い発音を身につけたい」と切望している方もおられるようです。
発音が難しいと言われる中国語。
もちろん入門レベルや初級レベルの方の発音についてのお悩みをお聞きして、どうすればいいかアドバイスさせていただくことも大切ですが、肝心なことを置き去りにし、貴重な時間とお金をムダにされているのを見聞きするととても心が痛みます。
少しでもお役に立ちたい。
そう思って、10月24日(木曜日)11:00~12:00。「中国語の発音について語る会 第2弾」を開催します。
余計なお世話かもしれません。
そして、参加には事務手数料として500円を頂戴しますが、是非ご参加下さい。
また、当日ご参加いただけなくても、セミナーの一部の内容(講義部分)は期間限定で有償公開させていただく予定です。
お時間のある方は当日のご参加へ、ご都合がつかない方はイベント後の動画視聴をお願いします。
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【中国語の発音について語ろう 第2弾】へのお誘い
日時:2019年10月24日(木曜日)11:00~12:00
※お時間のある方は延長も予定しています。
今回も、日本語を母語にした方を対象に、長年中国語指導をしてきたSC神戸中国語スクールの森川寛代表が中心となり、多彩な顔ぶれでお届けします。
参加者は:
・SC神戸中国語スクール、森川寛代表。
・司法通訳歴18年の日本人通訳者、後藤ゆかりさん。
・ちゃーちゃん@中国瀋陽さん。
そして、司会兼下足番の山岡義則です。
参加費は前回は無料でした。
今回は、誠に申し訳ありません。事務手数料として500円をご負担いただきますようお願いします。
※イベントは録画させていただき、それを参加者にはご視聴していただきます。
※参加費をお支払いいただき、当日、参加できなかった方にも録画を視聴していただくことを予定しています。
イベントの内容:
1. 11:00-11:15。
発音のまとめ(脳科学を踏まえて)
2. 11:15-11:30。
「/-n/と/-ng/について」
森川代表による講義。
3. 11:30-11:45。
ゆかりんとちゃーちゃんのおじかん。
内容は現在鋭意打ち合わせ中、乞うご期待!
4. 11:45-12:00。
質疑応答。
※12時以降もお時間のある方は残っていただき座談会を行いたいと考えています。
参加のお申し込みは以下からお願いします。
参加費(事務手数料)のお支払い・お振込みは以下からお願いします。
その他、ご質問やご希望などは以下からお願いします。
(事前に中国語に関するご質問など大歓迎です。)
皆さまのご参加をお待ちしています。
無料での学習相談は随時受け付けています。
気軽に以下からご連絡ください。
