心で喋る | SC神戸中国語スクール 京都校

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私がどうやって中国語を覚えたか。

一つ目はNHKのテレビの講座とラジオ講座を同時に学びました。
二つ目は学校の授業を受け、宿題や課題をこなしました。
三つ目は会話を主体としていたので中国語の相声と呼ばれる日本の漫才のようなものを暇さえあれば聞いて、それをそのまま覚えました。

考えてみると中国語の基礎についてはNHKの講座や学校の授業が役に立ったと思いますが、中国語会話という面では、会話の呼吸。というか、間(ま)というか、息(イキ)というかをつかめたのは对口相声と呼ばれる二人で演じる掛け合い漫才をそのまま覚えたことが大いに役に立ったと思います。

ただ、中国語を学ぶ。それも独学をするとなると、会話をしたくても相手がいません。
そこで私が思いますのに、日本の落語式に一人二役で会話をすると会話のコツをマスターできるのではないかと思い、もうずいぶん前から落語DE中国語を気にかけています。

これからしばらく、“单口相声”と呼ばれる中国の講談というか一人漫才というか、要するに落語のようなものを学ぶことで中国語をブラッシュアップしますが、ここで、日本の落語家のエッセイ:

柳家花緑(やなぎやかろく)の落語は楽語!
~楽しく語って楽しく聞こう!~

から中国語学習に役に立つと思うことをご紹介します。

早速ですがまずは第1回心で喋る。です。

喋るのってとっても楽しいことです。自分の心・気持ちを言葉で表現する・伝える作業は簡単ではないけれど、だんだんできるようになると、たまらない快感がそこにあります。

中国語もまったくそうですよね、この快感があるから、この快感を得たいがため中国語を学ぶのです。

うまく喋るって何なんでしょうか? たくさんの難しい漢字を散りばめて、噛まずにペラペラ喋れば、それが上手いということでしょうか?

中国語をうまく話すというのはペラペラと流れるようにうまい発音で難しい表現を使うことが上手いということでしょうか?

私が思うに、別に噛もうが、四字熟語を使わなかろうが、そんなことはどうでも良くって、つまり、何を言いたいか、何を伝えたいか、だと思います。

中国語も多少発音が日本的でも難しい表現を使わなくてもそんなことはどうでもよくって、コミュニケーションの道具なのですから何を言いたいか、何を伝えたいかが大切です。

上手にきれいな言葉を並べて喋るより、その言葉を通して心が伝わってくるほうがいい。
単純なありきたりな言葉を使っていても、言う人が変わると言葉は変わって聞こえる。
つまりどんな言葉を持つか、ではなく、どんな心を持つか! ということになります。


私は、中国語を話すときには、自分が伝えたいことを一旦、日本語の5歳児の言葉に翻訳してそれを中国語で伝えることをおすすめしています。
心を伝えるための言葉なのだから、幼い単語でも構わないのです。

その心の持ち方とは、しっかり目の前にある場・事・人に心を向けることです。

これとても大切です。
中国語会話を一人で練習するときには芝居の練習のように話し相手に心を向けることが大切です。
ただ暗記して暗唱しても実際に喋ることができない。というのはこの「相手に心を向ける」ことができていないことが多いと思います。

(そして、)上手く喋ろうと思っているときは伝わらず、上手く喋るとかを忘れて話しているときが、上手く喋れているときなのです。

これも中国語会話や通訳・翻訳に通じていると思います。

上手く話そう、上手く通訳しよう、上手く翻訳しようと思っているときは上手くできないものです。
上手く…しよう。という気持ちを忘れ、意味を伝えることに集中すると、中国語会話はスムーズにできる。そう思う、今日このごろです。

いかがでしょう?
中国語も心で喋ってみませんか?

“单口相声 dānkǒuxiàngshēng
单口相声是中国传统艺术相声的一种形式,由一名演员于台上表演。
单口相声是最早的相声表现形式,并且流传至今。
直至今日,单口相声还出现在舞台中。