M64- NGC4826 黒眼銀河
この銀河は二つの性質のまったく異なる銀河が衝突して一つになり、出来上がった銀河です。一見すると色が黒である他は普通の銀河と同じように見えますが、銀河の外周部分は中心とは逆方向に回転しており、内部で絶えず圧縮と衝突が繰り返されています。
その結果、非常に早い速度で多くの新しい星々が誕生しています。
この銀河からのメッセージ:
破壊と創造、再生、二元性の衝突、葛藤、死への恐れ、生への希望、成功と失敗、挫折、圧縮、抑圧、矮小化、悲しみ、聖なる怒り、鎮める力、原点回帰、無への帰結...
そのむかし、まだアンドロメダ銀河が出来上がる前、黒眼銀河がまだ 黒眼銀河ではなく普通の若々しい銀河であった頃のこと、
その銀河の隣には美しいもう一つの銀河が寄り添うようにありました。この二つの銀河は男性性と女性性を表し、それぞれは互いに心の底から愛し合い、愛の意識で結ばれていました。
不思議なことにこれらの銀河は逆方向に回転していました。男性の銀河は反時計回り、女性の銀河は時計回り。二つが寄り添って一定の距離を保っている時は何の問題もありませんでした。二つの接点の流れは同じ方向で、何の抵抗もなく、むしろスムーズに回りすぎていたぐらいです。
二つの銀河のバランスが取れていた時にはなんの問題もありませんでした。
しかしある時から、女性側の銀河がすこしづつ大きくなり始めました。他の銀河たちと同じ方向に回転していた女性側の銀河は、スムーズに星間物質を吸収し、大きくなって行ったのです。一方ユニークで個性的な男性側の銀河は、他の銀河とは反対方向に回転していたため、女性側ほど多くの星間物質を吸収できずにいました。このため女性側の方がより大きく、より強くなっていったのです。
こうして二つの銀河のバランスが崩れ始めました。問題が生じ始めたのはこのころでした。女性側の銀河が強くなったことで、男性側の銀河が引きずられはじめたのです。さらに二つの回転が逆方向だったことが追い打ちをかけました。もともと二つの銀河の間の抵抗が少なかったために、男性側の銀河のエネルギーが女性側に流入しはじめたのです。二つの銀河の境界は失われ、侵入、浸食が始まりました。
その速度があまりに早かったため、男性側の銀河の中に「奪われる恐怖」が芽生えました。
また逆回転だったことが、結果として抵抗を大きくしました。
二つの銀河は激しくぶつかり合いながら、急速に一つになっていきました。
「奪われる恐怖」によって生じた負のエネルギーは多くの暗黒物質を生み出し、銀河の光を遮りました。
二つの銀河は見た目は完全に一体となりましたが、今でもそれぞれの性質を保持したまま。ですので、回転方向の違うガスが互いの中を巡り、あちこちで圧縮と衝突、爆発を引き起こし続けています。
こうしてこの銀河は「黒眼銀河」と呼ばれるようになりました。
もともと固い絆で結ばれていた銀河同士、もはや引き離すことは不可能です。
しかしやがてこの銀河も年老いて行きます。そのときには落ち着いて安定した銀河へと変わって行くことでしょう。
さて、このようにして誕生した黒眼銀河に暮らす生命たちは、生まれながらに「恐れ」というエゴをもち、自身が失われることを恐れ、戦うものとなりました。
戦いとは死への挑戦であり、それは同時に神に対する反逆を意味しています。
神に対する反逆、いにしえの伝承にはこのように伝えられています。
Isaiah 14:12-15(イザヤ書14章12節-15節)
New King James Version (NKJV):新共同訳
The Fall of Lucifer
“ How you are fallen from heaven,
O Lucifer, son of the morning!
How you are cut down to the ground,
You who weakened the nations!
For you have said in your heart:
‘ I will ascend into heaven,
I will exalt my throne above the stars of God;
I will also sit on the mount of the congregation
On the farthest sides of the north;
I will ascend above the heights of the clouds,
I will be like the Most High.’
Yet you shall be brought down to Sheol,
To the lowest depths of the Pit.
ああ、お前は天から落ちた
明けの明星、曙の子よ。
お前は地に投げ落とされた
もろもろの国を倒した者よ。
かつて、お前は心に思った。
「わたしは天に上り
王座を神の星よりも高く据え
神々の集う北の果ての山に座し
雲の頂に登って
いと高き者のようになろう」と。
しかし、お前は陰府に落とされた
墓穴の底に。
神に敵対するもの=サタン(エゴ)、そして黒眼銀河のエレメンタル、大天使ルシファーの誕生です。
これ以後、物質次元において生まれるすべての存在に死への恐怖というエゴが含まれることになりました。
死は自らの存在が消えてなくなってしまうことへの恐れです。それを吹き飛ばそうとする行為が、抑圧(圧縮)と怒り(爆発)です。
怒り(爆発)は一見新しい何かを生み出しているように見えます。なぜならそれは破壊という行為によって裏付けられるからです。この矛盾した意識は、結果としてなにも生み出しません。神への反逆が存在する限り、抑圧(圧縮)と怒り(爆発)は延々と繰り返されます。
怒り(爆発)を引き起こすには、抑圧(圧縮)が必要です。
抑圧(圧縮)するためには、あらゆるものごとを溜め込む必要があります。
溜め込むことで爆発のエネルギーに変えるからです。
ですから、このような人はものごとに満足することがありません。
あれもこれも欲し、物質的にもエネルギー的にも、不満とともに溜め込んでいきます。いつか爆発するときの為に。
もし溜め込むことなく、爆発を続けていたら、やがてエネルギーを使い果たし、やせて小さくなっていくことでしょう。
