続きです。
台湾における地名などのローマ字表記は、基本的には現在「漢語ピンイン」が使われています。特に台北市などは、2000年代の民進党政権時代にこれからローマ字は「通用ピンイン」を使うべし、という法律ができたにも関わらず、市長が国民党の馬英九元総統だっため、それをガン無視で「漢語ピンイン」で通しました。だから台北市内のMRTの駅名は、一貫して漢語ピンイン表記なのです。
ただ、南部は少し状況が異なり、今でも「通用ピンイン」の地名表記を見かけます。⬇️はMRT高雄国際空港駅の出口案内。「小港」が漢語ピンインの「xiaogang」ではなく、通用ピンインの「siaogang 」になっていますね。また同様に「中山」は「zhongshan」ではなく「jhongshan」。台北ではなかなか見かけない表記です。
⬆️2025年8月撮影
あとは、主要都市の表記。台北、台中、嘉義、高雄、などなど。これらは「伝統的な表記法を踏襲する」という理由で、以前から使用されていた「ウェード式」が変わらず現在まで使われています。
だから、台北は漢語ピンインの「Taibei」ではなく「Taipei」になっているのです。嘉義は「Chiayi 」台中は「Taichung」、高雄は「Kaohsiung」、どれもウェード式ローマ字表記です。
⬆️2025年6月撮影



