台湾映画『查無此心』、期待してなかったらめっちゃ面白かった! | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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台湾映画『查無此心』、9月6日に台北で見てきました。8日の正式上映開始を前にした特別上映で、主演兼プロデューサーの張鈞甯ちゃんが挨拶に来て、たくさん話をしてくれました。⬇️はほんの一部




映画は新住民(東南アジア系移民)の不法就労問題も絡めた社会派サスペンス。もう一人の主演の阮經天くんも刑事役かと思いきや不法就労ブローカーという汚れ役。張鈞甯ちゃんも彼も体当たりの演技、頑張ってました。


真犯人の人物像、社会問題への切り込み方、主演二人の捨て身の演技などなど、もう一押し欲しかった!という批評も読みましたが、私的にはこれで充分という感じです。とことんまでやるエロもグロも悲恋も最近若干食傷気味。社会の巨悪の存在や人間の愚かさをこれでもかと見せつけられる映画やドラマにちょっと疲れて来ているので、ストーリーも含め、主演二人の隠しきれない上品さが(役者としては本望ではないかもだけど)私には心地良かったですね。


台湾では俳優さんたちが実力をつけてくると、自分でプロデューサーや監督して映画やドラマを作るようになりますね。枚挙にいとまがありませんが、パッと思いつくだけでも周杰倫(Jチョウ)、戴立忍(レオン・ダイ)、林心如(ルビー・リン)、藍正龍(ラン・ジェンロン)...。昔若手で活躍していた人多いです。


あと、台湾ドラマ好きにはお馴染みの嚴藝文さんも俳優業と監督業、両立させて成功しています。あの「俗女養成記(女の幸せマニュアル)の監督さんです。最近では柯震東も監督としてめっちゃ頑張っていますね(『黑的教育』)。


で、今回の張鈞甯ちゃん。2000年代の台湾ラブコメドラマに欠かせないアイドル女優さんでした。何より2006年の医療ドラマ『白色巨塔』でジェリー(言承旭)の彼女役として頑張ってたイメージが強いので、私の中では今でも「張鈞甯ちゃん」。そんな彼女が映画のプロデューサーとして作り上げた映画、応援したいです‼︎


猟奇殺人のサスペンスですけど、それほどグロくはないので、これから台湾に行かれる皆さま、ぜひ見に行ってあげてください


あ、あと、こんな超シリアスなサスペンスでもわずかな笑点を見つけては観衆が爆笑するという、台湾ならではの現象も楽しんでくださいね。