台湾映画(2004頃~)部分的なツボで推したい映画ベスト3 | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

台湾華語は研究中(専門)、台湾語は独学中、台湾へはいつも一人旅!の、たまりが、台湾華語と台湾語、台湾旅行と台湾映画と台湾ドラマ、台湾文学について語り尽くします。詳しい自己紹介はテーマ「ごあいさつ」の中に。台湾語と台湾華語の違いについての説明もあります。



13.部分的なツボで推したい映画ベスト3

1位 ⇒ 『南方小羊牧場(狼が羊に恋するとき)』2012
わたしが台北にいるときに拠点とするのが「南陽街」。塾や予備校(台湾では「補習班」と言う)が集まるこの界隈、いつも学生でにぎわっていて、ヤングの活気と臭豆腐のにおいと台湾らしーい音と灯りにあふれている。日本にいてもときどきグーグルアースにアクセスしストリートビューでバーチャルin南陽街を楽しむ、そんくらい好きなところ。なので「南陽街」が舞台、柯震東が主演と聞いて舞い上がり、ちょっと期待し過ぎて見たのが敗因、いまひとつの手応えなのであった。なのだが、細かいところのツボはもうはまりすぎるくらいはまった。前も書いているがいくつかあげてみると・・・

まずはやっぱり「南陽街」の雰囲気が味わえる!
②そして柯震東と簡嫚書が超かわいい!特に
簡嫚書はいいね。ドラマ『那年、雨不停國(あの日を乗り越えて)』のときの、大きな悲しみを背負った女子高生とは全然違うキュートさ全開の役でホント可愛かった。
③もひとつ、
映画のストーリーには直接関係ないところだが、林慶台さんがチラッと出てくる!そう『賽德克‧巴萊(セデック・バレ)』の主人公モーナルダオを演じた林慶台さん!迷子犬を探して夜遅く街をうろつく阿東(柯震東)に、「麺を食べるかい?」と声をかける屋台のおじさん役で。眼光鋭く「ただもんじゃない」感がハンパない。そしてアツアツの麺を準備しながらなんで牧師になったのか、阿東に聞かせてくれるのだが、もともとプロの役者さんではなくて牧師さんだから超リアル

2位 ⇒ 『等一個人咖啡』(2014)
『那些年我們一起追的女孩(あの頃君を追いかけた)』の原作・監督である九把刀の原作・脚本(監督は別の人)。話題になった映画なのでご覧になった方も多いだろう。なのでストーリーはまたまた割愛。私は台湾で見た。笑えて泣けてホント楽しめた作品ではあるのだが、ちょっと全体的におふざけが過ぎるのと、あの風変わりな男の子役の人がいまいち(ごめん!)なのとで、全体的な評価(byたまり)は若干低め。どこにわたしがツボったかと言うと賴雅妍(メーガン・ライ)のかっこよさ!である。
賴雅妍(メーガン・ライ)、F4ドラマ『流星花園』のときは端役だったが、演技のうまさは光ってたよね。『等一個人咖啡』では映画の主な舞台であるカフェのマスター(?)役。男装である。ショートヘアですっぴんに近いメーク。決して超美人(イケメン)なわけではないのにあの魅力、かっこよさ。演技力ですよねー、あれも。F4のヴァネスがわたしの好みの顔ではないのにドラマではかっこよく見える。あれと同じ現象かな。

3位 ⇒『對面的女孩殺過來(ロマンス狂想曲)』(2014)
優しく気弱な「ざ・台湾男子」と気が強く怖いもの知らずの「ざ・北京女子」が台湾の街で繰り広げる「カルチャーギャップ」ラブストーリー。台湾と中国、両岸の文化や習慣、そして言葉の違いが一つのテーマになっていて、これまたものすご期待して見てしまった映画。で、結論。なかなかに面白かったのだが、も少しラブの要素が欲しかった。というのが残念なところ。だって男女が何日も同じ部屋で暮らしていて何にも起こらないのよ。そんな雰囲気にもならないのよ。ええっ?そんなのアリ?そこまで草食系でいいの、台湾男子?ラブストーリーならも少しドキドキさせてちょーだいよ。と肉食系たまりは思ったのでした。あとはやはり、気が強過ぎる意地悪な登場人物は苦手なのよねー。北京の女の子が台湾の屋台で台湾語をしゃべる老板娘に「中国語を話しなさいよ!」と怒鳴るとことか、もう超ゲンナリ。いや、映画だしデフォルメだし。わかっていてもなんか気持ちが萎えてしまう。ツボはもちろん両岸のカルチャーギャップのところね。日本と台湾、とかのように最初から「違う」と思って接する関係とはまた種類の異なるギャップがあるので、とっても興味深い。