同窓会台湾旅行 故宮篇――40元ケチって翡翠の白菜を見損ねる。 | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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台湾華語は研究中(専門)、台湾語は独学中、台湾へはいつも一人旅!の、たまりが、台湾華語と台湾語、台湾旅行と台湾映画と台湾ドラマ、台湾文学について語り尽くします。詳しい自己紹介はテーマ「ごあいさつ」の中に。台湾語と台湾華語の違いについての説明もあります。

体験はいいことも悪いことも、貴重な経験である。(by たまり)

人数が、そう、微妙であった。日本からきた私ら同級生グループ9人。プラス、私とGくんに会いにわざわざ台南から来てくれた台湾朋友Dさん。合計10人で故宮に行った1日目の夕方。

個人で入れば入場料160元、それが団体割引だとナントおひとりさま120元で、40元も安くなる。そして団体は10人から。ラッキーなことに、私らは、10人!これはもう、団体として入場するしかないではないですか。

と、貧乏人根性出したのが悲劇の始まりであった。まず、入場券売り場で団体チケット買おうとしたら「ここじゃない」と言われて隣の窓口に並びなおす。やっと順番が来たと思ったら、また「ここじゃない」と言われる。チケットを買う場所が根本的に違うと。地下1階の窓口まで行って買えと。

台湾朋友Dさんと、我らが団長のGくんが二人で団体チケットを買いに行ってくれる。残りのメンバーはすることもなく、1階でボーッと待つこと10分。ああ、やっと二人が戻ってきた。さあ、入場しよう。いよいよ翡翠の白菜が見れるのね。と思ったら、わたしのリュックが見咎められる。大きなカバンはいいのになんでリュックだけがためなのか。

ダメなものはダメ。入口の荷物預け処に預けてきて、と言われてみんなを待たせて預けに行く。暑くて脱いでたジャケットを「これもいい?」ときいたがそれは預かれない。と言われてすごすご皆のところに戻る。

さあ、今度こそ!と入ろうとしたらまたまたストップ。
団体の入り口は、根本的に違うと。ここじゃなくて地下1階。そして、団体客はヘッドホンを必ずしなきゃならないと。

わけがわからなくなってきたが、仕方ないので言う通りにする。地下まで行って台湾朋友Dさんが、ヘッドホンとマイクを借りる手続きをしてくれる。どうやらDさん、身分証も預けなければいけないみたい。日本人の9人はよくわからないまま列に並ぶ。Dさんが戻ってくる前に係の人が一人一人ヘッドホンを渡してくれる。

やはりよくわからないまま、みなマヌケな顔してヘッドホンを装着。なんか誰かの声が聞こえるが、なんかよくわからない。Dさんが、なんか機械とマイクを持って戻ってくる。そこでやっと事情が判明。

つまりこういうことであった。団体には普通ガイドさんがついている。ガイドさんの説明を聞きながらツアー客は故宮を見てまわるのだが、ガイドさんが大声で話したらまわりがうるさい(あるいはただでほかの客に聞かれるのはイヤ)。だから、ガイドさんはマイクを持ち、小さ目の声で話す。ヘッドホンを通してそのグループのお客さんにだけ聞こえる・・・。というわけ。

台湾朋友Dさんは、わけもわからずガイド扱いされてしまったわけだが、台南で生まれ育ったDさん、故宮は小学生の時以来2回目。成功大学大学院卒の秀才だが専門は理系で、故宮でガイドできるほどの知識はない。もし知識があったとしても、日本語ができない。日本チーム9人のうち中国語ができるのはGくんとわたしだけ。マイクを通して日本人に説明できるわけがないのである。

団長Gくんは、隣のガイドさんの声に周波数を合わせてそれを盗み聞きしようかとかまで提案したが、できるはずもなく(笑)。

無駄にヘッドホンをはめたままよくやく団体入口からの入場が許された。故宮にたどり着いてから、およそ30分。観覧予定時間1時間半のうちロス時間、30分!しかも、中は、人、人、人、人。

他は何も見なくてもいい、せめて白菜だけは見よう。と言っていたが、そこももちろん(というかそこが一番)長蛇の列。

「もう、無理」。全員一致であきらめてマイクとヘッドホン回収。地下1階のおみやげもの売り場に直行し、白菜のストラップ、買ったとさ。