日本で出版されている台湾語の教科書類、辞書はほとんど全部買った。(買ってないものもある)
◎王徳育著 『台湾語入門』/『台湾語講座』
◎趙怡華著 『台湾語会話フレーズ』 /『やさしい台湾語カトコト会話帳』/『台湾語のスラング表現』/『絵でわかる台湾語会話』
◎樋口靖著 『台湾語会話』
◎村上嘉英著 『ニューエクスプレス台湾語』/『東方台湾語辞典』
台湾語とは何か、時代的、社会的な背景及び台湾語の奥の深さを学ぶには王育徳氏の著作は最適。特に、声調の変調のしくみの中で日本人著者の教科書(入門書)を見てもどうしてもわからなかった箇所が、王徳育著『台湾語講座』を読んでやっとわかった。歌仔冊についても詳しい記述があり、とても興味を惹かれた。声調の変調については改めて書く。
趙怡華氏のフレーズブックには、使えるフレーズがたくさんで、丸暗記して使う。著者は一読者に過ぎない私からの質問に、親切にも一つ一つ丁寧に答えてくれる。本当にありがたい。
樋口靖氏のテキストは漢字をあまり前面に出さず、協会ローマ字で課文が書かれている(あとで漢字バージョンも出てくる)。現在は私も漢字を見ずにだいたい意味がわかるようになってきたので、協会ローマ字を漢字に直し、あとで正解を見て答え合わせをするという練習を今やっている。
簡単な文法の説明は村上嘉英氏のテキストが一番わかりやすい。ただ初級どまりなので、もっと上をめざす人には物足りない。やはり台湾で出版されているテキストで勉強するしかないか。
ということで、台湾でもたくさんのテキストを買った。
◎盧廣誠 『台灣閩南語概要』
◎湯廷池 『閩南語語法研究試論』
◎鄭良偉 『台語的語音與詞法』
◎王華南 『愛說台語五千年』◎杜建坊 『歌仔冊起鼓 言語、文学與文化』
今いちばん活用しているのは盧廣誠 『台灣閩南語概要』 !!とにかく詳しく、かつ、わかりやすい。特に文法については、湯廷池 『閩南語語法研究試論』 や、鄭良偉 『台語的語音與詞法』 は専門化向けの著作(論文)なので、概要を理解するためにはこの 『台灣閩南語概要』 がいい。声調の変調についての疑問もこの本で解けた!嬉しかった(声調の変調については改めて書く)!
王華南 『愛說台語五千年』は音声面については少し詳しい。漳州腔、泉州腔、廈門腔 の音の違いが対照表にまとめられている。
歌仔冊について、研究するにはやはりネイティブでないと無理だということがはっきりわかったのが、
杜建坊 『歌仔冊起鼓 言語、文学與文化』。歌仔冊への興味も趣味程度にとどめておかなくては。あとは、台湾語の勉強に使うことはほとんどないが、台湾総督府編の『台湾語大辞典上下巻』。いつか活用できる日がくるまで、大切にとっておく。それから、台湾の小学校で使用されている教科書。これも勉強になる。特に教師用指導書には、詳しい説明が載っているので役立つ。「国立編訳館」(今は「国家教育研究院」という名前になっている)では現在使用されている学校教科書や教師用指導書が見られるようになっている。基本的にコピーも可。教科書は台湾師範大学の図書館も充実している。