2年前に大阪に戻った時、娘は2歳半、息子は生後3か月であった。
寝てばかりの新生児は私が連れ回し、2歳半の娘は関西を熟知している旦那が連れ回していたので別行動を取ることが多かったのであるが、今回は息子も2歳になり、共に行動する事が多かった。

今回、娘が特に不安がった事が1つあった。
それは、人から覗きこまれて見られる事であった。
娘にしてみれば、自分がジロジロ見られる事が普段の生活の中にない。
それなのに、日本では携帯で写真を撮られるなどし、不安になってしまった様子であった。

行きの飛行機内で、同じくハーフであろう子供を持つお母さんから、私は声をかけられた。
その方は1人で里帰りらしく、「日本語を話すのも久しぶり」だと言っていた。

うちの子供を見て、そのお母さんは「いいですねー、顔がいかにもハーフハーフしてて。外人ちゃんですもんね、顔が。その点、うちの子はハーフハーフしてないから、ハーフって言うのが嫌なんです」と言った。

私よりずっと年齢の若いお母さんであろうと思うが、何故?と違和感を覚えた私。
顔がどっちの割合になろうとも、我が子やからエエがな。
父親に似ずとも、私100%でも別にエエ。
いかにもハーフの子を産みたくて、アンタは子を生み落すんか?と言いそうになったのをこらえた40歳。
「あー・・そうなんですかね~」と言い、そのまま去ってみた私。

私は全く持って人の子に興味が無い。
勿論、家族や友人の子供は別である。
がしかし、歩いていて向かいから来る子供の顔を覗いたり、見る事もない。
目線が行く事がないから、今回の経験が不思議で仕方なかった。

同時に、ハーフの子を持つ母親の中には、いかに日本人以外の割合が入っているのかを気にしている人がいる事も知った。
全く持って意味不明であるし、無意味この上ないが、そんな平和な悩みを持つのならば、その人は幸せなのかと思うのである。

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