昨日、2年ぶりに、画家の友人/島田加寿子さんと再会しました。

   いつも電話で話しているので、久しぶりな感じはしないのだけど。

   いろいろな話題があり、2時間ほど、夢中に話をしました。

 

            

               2025年8月21日

         三重県桑名駅「伊勢の国食堂 しちり」にて

 

     絵の表現力として、目ヂカラのことでルオーを思いだしました。

 

       

 

      昔、岡山県倉敷市の大原美術館で見たルオーの力強い眼差しが、

      今でも脳裏にあります。

      妹と知人のおばさんの三人で見たのだけど、

      僕は、ルオーの絵の前で立ち止まってしまった。

 

 

 

 

     

    友井幹夫
5つ星のうち4.0  目は口ほどにものを言う。
2008年3月15日に日本でレビュー済み


目と目が合った、その日から、恋の始まることもある。
目の表情が、言葉以上に、心の内側を物語るのだ。

感性の達人・中谷彰宏の『目力の鍛え方』が、メール依存症の社会で学び忘れた、忘れてしまったかも知れないコミュニケーションの「目」の世界を教えてくれた。

人は、言葉だけで、コミュニケーションをしているのではない。
顔の表情、体の動作、視線に寄って、無意識に本心を伝えている。

子供の頃から、集団で遊ぶことが少なくなった。
目の表情から、場の空気や真意を読み取る能力が低下しているように思える。

最近、特に、ネットによるメール、顔の見えない携帯電話の比重が多くなって、コミュニケーションが「言葉に頼り過ぎている傾向」は、これからの社会生活への不安材料でもある。

彼女から「もう、別れましょう。二人の関係は終わったのよ」と言っても、彼女の瞳は「別れたくない」と語っているかも知れない。
そこの深い、言葉では表現できない切ない想いを読み取れないと、永久の別れとなる。
(注意)「別れたい」という言葉のままと判断した時、深入りはしないことです。

p61 いい絵は目力がある。
p67 目の魅力は、歳をとらない。
p100 挨拶は、口でなく、目で伝わる。

僕は、岡山県倉敷市の大原美術館で観たジョルジュ・ルオーの描いた絵の目に、激しい生命力を感じたことを思い出します。
スポークラブで出会った70代の経営者の方々、皆さんの目は、生き生きとして魅力的です。
この本から、「目のコミュニケーション」を学んでみませんか。

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    友井幹夫
5つ星のうち5.0  視線の日本文化
2008年3月15日に日本でレビュー済み


父は、目を合わせて話すことがなかった。
そのことを尋ねたら、「それが日本の文化だ」と教えてくれた。

井上忠司さんの『まなざしの人間関係』から、視線の作法の日本文化を学んだ。
視線の作法が受け継がれたのは、昭和一ケタ世代までのように思える。

映画監督・小津安二郎の作品の特徴について、p56「小津作品では、演技者同士が正面きって向かい合いながら、お互いに視線を合わせて対話をするという場面は、きょくりょくさけられた。そして、演技者は同じ方向をむきながら、並んでしゃべるという演出が、好んで多くとられたのである。」と述べられている。

p109 視線を避けあうのが日本の礼儀
「視線をさけるという行動様式は、わたしたちの日常生活のなかでも、かなり一般化しているようにおもわれる。」

戦後、アメリカの文化の影響は、視線の作法を変えてしまったようだ。
中谷彰宏さんの著書『目力の鍛え方』から、現代社会の目のコミュニケーションを学ぶことができる。

『まなざしの人間関係』は、視線の作法、まなざしの日本文化の歴史を知ることができる貴重な1冊。

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        島田加寿子さんの、この夏の絵画の出展の記録。

 

             

 

       

 

              

 

        

     

 

 

 

       

 

                

 

       

 

         

 

              

 

         

 

                

              高校の卒業文集の表紙/島田加寿子さん

 

          島田加寿子さんと初めて会話したのは、高校3年でした。

        生徒会室では、時々、話題になった人で「どんな人だろう?」と

        思っていたけど、卒業文集の表紙を依頼した時でした。

        その時、20分ほど話したけど、それから、約20年後の40代の同窓会

        で親しくなりました。

 

        この絵を見た瞬間、「ピカソみたい!」と思いました。

        最近の作品の「化身」は、ピカソの「ゲルニカ」みたいです。

 

        昨日、岡本太郎の話題が出たけど、「彼はピカソの模倣かも。

        竹久夢二はモディリアーニだしさ。芸術は模倣から始まるよね」と

        話したけど…。

        首の長い女性の竹久夢二が脳裏に浮かびます。

 

    友井幹夫
5つ星のうち5.0  模倣の歴史から革新へ
2009年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入


民族的、文化的、宗教的な伝統を固定して統一された国家、及び、創造的な生き方を求める個人には、ガブリエル・タルドの『模倣の法則』は革命的な激しさが潜んだ歴史に残る1冊である。

p138 社会とは模倣であり、模倣とは一種の催眠状態である。

p250 英語は、文法的にはきわめて貧弱ではあるが、外国から輸入したあらゆる言葉を、語尾を少し変更する(これは言語学上の洗礼である)だけで併合してしまう。

p440 実際のところ、発明にはある面で偶然的な性質があるが、発明者自身はきわめて模倣的である。どの時代でも発明の潮流があらゆる領域(宗教、建築。彫刻、音楽、哲学、等々)で起こるのはそのためである。

タルドによって、伝統や文化の伝播が解き明かされ、新しい時代を築く思想的な礎として重要な役割を果たしているものである。

『模倣の法則』は、時代を衝き動かす可能性を秘めた名著である。

※ 僕は、1日30ページほど読むのがやっとで、期間としては2ヶ月の間で、読みきるのに約15日ほど掛かりました。脳の筋力トレーニングをしているような気持ちになりましたが、かなり忍耐力を必要として鍛えられた感じです。社会学を研究されている人には、一読の価値があると思います。

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