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「感性」を育てるための習慣が書かれている本を読みました。
SHOWKO(しょうこ)著ー2022年1月発行ー。
感性は才能ではなく「習慣」で高められる
感性とは、ただ「センスがいい」という表面的なことではなく、
その人の生き方そのものに関係している。
自分の価値観で身につけるものを選んだり、
他人への気遣いができて人間関係を主体的に築けたり、
自分に必要なものを見極められたり、
自分で答えを出せる人こそ、「感性のある人」だ。
「感性」は、生まれ持ったものではなく、
日常の「習慣」によって高めることができる。
著者は京都の由緒ある窯元の家に生まれた。
だが、生れ持って感性があったわけではなく、
アーティストをこころざしたのは20歳を過ぎてから。
家を継ぐ立場ではなかったため、
専門的な芸術教育を受けたこともなかった。
しかし、現在では陶磁器の素材を用いた作品作りや、
ホテルのエントランスの装飾、オフィスの壁紙のデザインの作成・監修など、
「感性」を問われるアーティストとして活動している。
ものづくりという正解のない世界では、
つねに自身の「感性」を頼りに、正解を追い求めなければならない。
その源泉は、これまでの習慣によって培われてきたという。
感性を高める「5つの習慣」
「感性のある人」は「5つの習慣」を大切にしている。
①観察する習慣
日常の細部に目を向け、新たなことに気づくための習慣。
身につけると、世界を見る解像度が高まり、
そこに隠れた違和感に気づくことができる。
➁整える習慣
身の回りや自分の心を整える習慣。
観察して得た情報を、冷静でフラットな頭でとらえることができる。
③視点を変える習慣
新たな視点から事象を捉え、ものごとを解釈する習慣。
常識にとらわれず、本質的な発想ができるようになる。
④好奇心を持つ習慣
これまで気にかけていなかったものにも興味を持つための習慣。
自分の「好き」を広げて、
新たな知識や教養を習得するための入口に立つことができる。
⑤決める習慣
日常のささいなことにも自覚的に選択する意識を持つ習慣。
これにより、自分の中に判断の軸ができて、
決断が速くなり、その決定に自信を持てるようになる。
①感性を養う「観察する」習慣
肌の感覚で「気温」を当ててみる
最高気温や天気予報などをスマホで確認している人は多いはず。
合理的ではあるが、自らの感覚を使う機会を失っているともいえる。
人間の感覚器官はとても優秀で、
意識することであらゆる情報を感知できる。
グラスに入った冷たい飲み物を飲むような何気ない動作でも、
人はさまざまな情報を感じ取っている。
手のひらに感じるグラスの冷たさや水滴の感触、
唇に触れるグラスの薄さ、
口の中で感じる冷たさや水の味。
温度によっては
喉を通り食道に達するまで冷たさが続くこともあるだろう。
ふだんはとおりすぎてしまうようなこうした感覚を、
意識して感じるようにすればよいのだ。
「同義語」を学んでみる
五感を使って感覚を高めることと並び、
観察して得た知覚を表現する語彙力を身につけることも大切だ。
私たちはつねに新しい言葉を生み出し、
意味を共有しながら生きている。
新たな表現手段を身につけることは、新しい感覚を手に入れることだ。
持ち得る表現手段が少ないと、感覚も限定されてしまう。
美味しいご飯を食べたときや、
好みの洋服を見つけたとき、
いつも「すごい!」「やばい!」としか言えないのでは残念だ。
本当はそれぞれに違う感情を抱いているのに、
表現手段を知らないために、
その感覚に蓋をしてしまっているのかもしれない。
言語には、似たような意味を表わしながら
ニュアンスが異なる言葉がたくさんある。
「すばらしい」には、
「素敵」「えも言われぬ」「秀逸な」「目ざましい」など、
たくさんの同義語がある。
ていねいに感情を表現する言葉を知ると、
感覚の細やかな表現を伝えることができる。
人は言葉によって世界を認知している。
よく観察して得た感覚は、最適な表現を用いることで、
より明確に自分のものにすることができる。
それは、世界の見え方を広げることにつながっていく。
つづく・・・。
変化が激しく情報のあふれる現代、
たしかに流されずにいることは難しいです。
「感性」とは正解のないことを選び抜ける力。
ライフスタイル、仕事、人間関係・・・、絶対的な正解はない、と。
自分にとって一番よいと思える答えが出せる力が「感性」。
「5つの習慣」に気をつけてみたいと思います。
では、また明日^^


