こんばんわ
岡山県知事さんが、
「自宅からできるだけ15km以上移動しないように」って、
おっしゃってたなと思いはしたものの、
そうもいかない事情があるので実家へ行ってきました。
やっぱりね、
2週間前に取り換えて来た掃除機の紙パックがペシャンコのままでした。
さすがホコリでは死なない戦前生まれ。
コロナ禍によって増大した同調圧力によって、
生きづらさや息苦しさを感じている人は少なくないはずです。
それでは、そうした息苦しさから解放されるためには、どうしたらいいでしょう。
先日の作家の鴻上尚史さんのエッセイのつづきになります。
1つは、同じ「世間」に所属している人と話をする「世間話」ではなく、
「社会話」をすること。
自分とは関係のない「社会」に属している見知らぬ人と話をして、
その技術を磨いていくことが大切。
・散歩に出かけたら、可愛い犬を連れている人を見かけたら、
「かわいい犬ですね」と犬に関する話をしてみる。
・少し遠出をして、道の駅などで「これどうやって調理するの?」
とか、レジのお姉さんに聞いてみる。
などなど・・・。
東日本大震災のときも、
東京も地震で大きく揺れて、
そのとき目の前にいた素性も知らない人と目が合い、
思わず「揺れましたね」「大丈夫ですかね」と言葉を交わしました。
すると、それだけで不安な気持ちがずいぶんと和らいだんですね。
そのとき、知らない人と会話することは、
不安や焦りを解消するための力になると感じたのです。
もう一つは、
複数のゆるやかな「世間」を持つこと。
たいてい、男の人には会社という一つの「世間」しかなくて、
女の人には、とくに専業主婦の場合、
家庭という一つの「世間」しかないことが多いのです。
たったひとつの「世間」で自分を支えようとすると、
場合によっては非常に苦しくなるんですね。
その唯一の「世間」を失ってしまう状況は、いつでも起こりうるからです。
料理教室に通うとか、
絵画のサークルに入るとか、
音楽で楽器を習うとかすれば、そこで人間関係ができます。
会社や家庭といった強くつながる「世間」以外に、
ゆるやかにつながる「世間」を2つか3つもつと、
生きるのが楽になると思うんです。
新型コロナウイルスは、
私たちに悪いことばかりもたらしたように思えますが、
1つだけ前向きな変化があったと思っています。
いままで、日本人はわりと政府の発表におとなしく従っていたように思います。
「政治は自分の問題ではないので、任せておけばいい」と。
でも、コロナ禍のなかで、
「PCR検査を本当に増やさなくていいの?」
「ニューヨークではいつでも無料で検査が受けられるのに、
どうして日本はそうしないの?」
「感染者が増えているなかで、GOTOキャンペーンを続けても大丈夫?」
という声が上がるようになってきました。
「新型コロナウイルスは自分たち一人ひとりの問題だから、
みんなが自分の頭で考えるしかない」と、意識が変わったんだと思うんですね。
そして、自分の頭で考えることこそ、
コロナ禍を生き延びる道ではないかと思っています。
今回のウイルスは、
自分がどんな「世間」に生きているかを、
改めて考える時間をくれたんだと思います。
もし、自分がひとつの「世間」にしか所属しておらず、
だから息苦しいんだと気づいたら、
ゆるやかな「世間」を見つけて、
「社会話」を始めてみてはいかがでしょうか。
実家までは約35km。
宇宙の法則からすると、
「ときどきスピードを感じる」というのがあるので、
常にあえて高速道を走ります。
高速の出入り口が我が家から500mほど。
乗るたびにわたしのために造られたのではないかと有り難さを感じています。
まだまだ外食はできないので母とコタツにあたって、
持参したお昼ご飯を食しました。
近距離とはいえ、
ちがう「社会」で「世間話」をして楽しいひと時を過ごしました。
わが家にいても心はゆるゆるですが、
母と元気な顔を見て話をするだけで、
わたしの心はかなりゆるんだのでございます。
では、また明日^^
日本人は、「世間」にしか生きておらず、
「社会」には生きていない。
そう言っても過言ではありません。
「まずは息苦しさの正体を知ることが大事」。

