こんばんわ
それなりの収益を上げている会社経営者でない限り、
庶民のわたしたちには困ることがあります。
先日、まとまったお金を送金しようと思ったら、
本人ではないし、
通帳も持っていないから振り込めなかったという
お話を知人から聞きました。
振り込め詐欺を防止するという名目で、
銀行の個人口座からの出金や送金は、
一日50万円以下になっていますね。
某金融機関の窓口で、
振り込め詐欺にあったのではないとあきらかに
認識できるお年寄りが、
窓口の女性に詰め寄っているのを何度か
見たこともございます。
例えば100万円以上の葬儀代金や、
建築費用を一日で振り込もうと思いますと、
複数の違う銀行の口座から3回に分けて振り込まなければ
ならないということ。
振込手数料だって、今はバカにならないくらい
お高いですものね。
こんなに不便で不合理なことがあるものかと、
かの老人は憤り、
なにもかも振込詐欺の奴が悪いのだ!
と、窓口の人に長々と嚙みついていたのです。
これが、今の日本の金融機関のありかたです。
手続きをしておけば、
200万円まで引き出せるそうですから、
必要だと思われる方はしておく方がいいかと
思います。
ま、通帳と印鑑と本人さえ行けば
いくらだって下せるのですから、
心配ない方は必要はありません。
だけどね、
人がお亡くなりになりましたら、
口座は凍結します。
火葬前に死亡診断書を役所に提出すれば、
ほぼ確実です。
お亡くなりになれば、
本人確認は当たり前ですが亡くなっているのですから、
できるわけはございません。
金融機関と葬儀会社に勤めていたわたしは、
この辺のこと山ほど経験いたしましたので、
どうすればいいかは知り尽くしております。
が、ここに書くわけにいきません。
例外として、
一部の金融機関では、
葬儀代金とわかれば、相続人が行けば、
下させてくれるところもありますが、
マレでございます。
相続人全員の公的書類が必要ですので、
相続人のひとりでも行方不明だとか、
仲が悪いとかでしたら不可能かと思われます。
話が脱線しましたね
フランスという国には、
振り込め詐欺は発生しないそうです。
だからフランスでは、
日本のような過剰な防衛措置は取られないと思います。
フランス人なら、
いくら相手が巧みな詐欺師だとしても、
見ず知らずの人間からの電話をそのまま信じて、
数百万円を振り込むなどということは、
まず絶対にありえないし、
また、たとえそういうことが起こったとしても、
「だまされる方が悪い」
という論理で、簡単に片づけられてしまうから。
こういうことを議論すれば、
「ここは性悪説の国フランスではない。
性善説の国・日本なのだ
」
という反論がありうるかと思います。
でもね、そうでしょうか。
同じ日本人でも、
昔の日本人はこれほど単純に騙されなかったはずです。
いつからこれほど、
日本人は信じやすくなったのか
思いますに、
このような「信じやすさ」が表面化したのは、
大家族制が崩壊して、
核家族化が進み、年寄りと若夫婦とその子ども世帯が、
いっしょに同じ屋根の下で暮さなくなったからでは
若いものが何か冒険的なことをしようとすると、
親や舅・姑が長年の経験からダメとか言って、
諭したし、
反対に、年寄りが株や投資に手を出そうとすると、
今度は若夫婦がいさめたりしたものだったのではないでしょうか。
ところが今は、
世帯が離れて暮らすようになり、
年寄りも若者もともに信じやすくなってしまった
とりわけ、
疑い深くて慎重な年寄りというものが、
今の日本には少なくなったのではないかなー。
こう金利が安くては、
という金融情勢も関係しているのかもしれませんね。
昨日も今日も、国会中継を聞きながら、
雑事を片付けました。
3世代同居の世帯には、
補助金らしきものを出すとか。
野党がそれで問題が解決すると思うのか
と、やんややんやの攻撃討論。
また、国の借金=国債を発行するそうです。
日本の総借金額は、1000兆円をはるかに超えているらしい。
国民の総預貯金額が、
1400兆円くらい?総資産が1700兆円?
このことは、長くなりますので、
またの機会にしときます
他人は騙すもの。
少しでも怪しいと感じたら、
危険に近づくな。
これが弱い庶民の持つ唯一の力に
なりつつあるのかもしれません。
では、また明日(^^ゞ
明日から寒が緩むそうですね。
気を抜かず、お体ご自愛くださいませ。
