今朝の山陽新聞、23面、「ちまた」の欄です。
どんな小さな光であっても
それがいかに大事であることか
がんサバイバーの関原健夫氏の言葉。
第50回日本癌治療学会学術集会で闘病体験を語った。
1984年、銀行マンとして米国へ赴任していた39歳の時、大腸がんが見つかる。
現地で手術を受けると、
「リンパ節転移がありステージ3b」
「5年生存率20%」
と告げられる。
帰国し新しい配属先で仕事をしながら闘病生活を送る中、肝臓への転移が見つかった。
が、担当医は「手術はできる」と勇気づけた。
次には肺転移が見つかる。
「もう手術はやめようか」とも思ったが、医師は「こんなことで負ける関原さんとは思っていません」と励ます。
ある時、会社の後輩が急死する事件があり、
「人間の幸不幸は紙一重」と気づいた。
「自分の人生はそれなりに恵まれていたのではないか」と思えるように。
転移は右肺から左肺へと続くなど、数年間のうちに計6回の手術を受けた。
が、最後の手術を契機に、不思議なことにがんの勢いはぴたり止まっている。
「何とか20%の生存率の中に入りたくて、いつも『ひょっとしたら』という希望を持ち続けた。
人間が生きていく上で、どんな小さな光であってもそれを持つことはいかに大事であることか」
(林 義人・医療ジャーナリスト)
希望を持ち続けることが重要だと、この方は、おっしゃっています。
日々、いのちのことばを綴られるさあふさん、枯れないで。
もうすぐ節分、春はすぐそこまで来ています。