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​こんにちは。
やすよ(冨田恭代)です!
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求人も出ていない近所のケーキ屋に直接電話をかけて、未経験で働き始めた時期があります。

 


甘い香りに包まれたカウンターで、目の前のお客様が私の接客でパッと笑顔になってくれた。

 


会社のノルマではなく、目の前のたった一人に喜んでもらうこと自体の純粋な楽しさを教えてくれた、大切な体験です。


 

ビジネスを自分で始めて、毎日一生懸命に発信していると、ついついやってしまうことがあります。

 


朝起きて真っ先にスマホを開いて、インスタのフォロワー数が昨日より減っているのを見つけて「あ、私何か悪いこと書いたかな」とベッドの中でどんよりした気持ちになったり。逆に、ちょっと「いいね」が増えていると、それだけで「よし、今日はいい日だ」とホッとしたり。


 

気づけば、画面の向こうにいる生身の人間ではなく、アプリが表示する数字のグラフばかりをじっと見つめて、一喜一憂する毎日になってしまう。


 

真面目に一生懸命になればなるほど、目の前にいるはずのお客様という「人」が、いつの間にか「数字」や「目標をクリアするための対象」に見えてきてしまう。

 


そして、そんな風にしかお客様を見られなくなっている自分に気づいたとき、なんだか少し寂しくて、自分を嫌いになってしまいそうになるものです。


 

最初は「自分の経験を活かして、誰かを幸せにしたい」「困っている人の力になりたい」と思って始めたはずの発信なのに、いつの間にか「どうやったらバズるか」「どうすれば市場の正解に合わせられるか」というノウハウばかりを検索してしまう。


 

パソコンの前に座っても、手がピタッと止まってしまって、「あー、もう何を書けば正解なのか分からない」と、ため息を白ご飯の上に乗せて食べてしまいそうになるくらい、深い停滞感の中に入って抜け出せなくなってしまう。


 

世間が求める「キラキラした成功者」の型に自分を無理やりハメ込もうとすればするほど、発信すること自体がただの苦しい義務作業になって、自分の本当の本音がどこに行ってしまったのか分からなくなってしまいます。


 

実は、私は先ほどお話ししたケーキ屋で10ヶ月を過ごした後に、大手携帯ショップへ契約社員として就職しました。

 


長年培ってきた「人の顔色を察知する力」を活かしてがむしゃらに働いた結果、正社員に登用され、入社からわずか一年後には店舗の運営を任される「店長」という立場になったのです。


 

23歳で店長になってからの毎日ときたら、まさに数字と役割の嵐でした。


 

本部の指示による生産性のない早朝の説教会議に出席し、やってます!頑張ってます!アピールのための業務をこなし、店舗のホワイトボードに書かれた目標件数を達成するために必死になる日々。

 


操作説明に来ただけのお客様に対して、会社の売上ノルマのために、本当はそこまでおすすめではないオプションを、引きつりそうな笑顔で勧めながら、心の中で「ごめんなさい」と呟いてしまう。


 

どれだけお客様に寄り添いたくても、背後からは「プランのオプション、何件取れた?」という無言のプレッシャーがのしかかります。


 

部下を管理し、理不尽なクレーマーの男性に胸ぐらをつかまれても、私は会社が求める「強いリーダー」という仮面を完璧に被って、平気な顔をして業務をこなしていました。

 


誰にも相談することも、弱い部分を見せることができなかった私は、営業終了後、暗い店内でひっそりと泣いたこともたくさんありました。


 

せっかく稼いだお金も、平日の夜に名古屋駅へ会社の仲間と飲みに行き、終電ギリギリまで上司の愚痴を言い合う「愚痴大会」の代金として消えていくだけ。

 


家へ帰れば、周囲の期待に応えるために本音を押し殺しているストレスから、過食嘔吐を繰り返す毎日を送っていました。


 

当時の私は、「目の前の人を喜ばせたい」というピュアな願いは、いつの間にか「クレームを出さないため」「会社の数字を守るため」という、自分を守るための防衛策へとすり替わっていきました。


  

だからこそ、誰かの期待に応えようとして、自分の感覚を麻痺させてまで頑張っているリーダーや経営者の方の姿を見ると、胸がギューッと痛くなります。

 


あなたは自分のことよりも周囲を優先できる、ものすごく優しい人なんですよね。


 

たくさんの人にいい顔をして愛想を振りまく必要はなくて。

 


本当に大切にしたい、信頼できる少数の人たちのために、自分の持てるエネルギーを100%注ぎ込むこと。

 


その工夫と覚悟の中にこそ、本当の意味での「働く自由」と「心地よさ」があるのだと信じています。


 

他人がどう思うかという「外側の基準」を一度すべて手放して、かつて私がケーキ屋のお客様から教えてもらった「目の前のたった一人を喜ばせること」に、焦点を戻すことが大事で。

 


結局はその本質こそが、最終的に多くの人を救い、喜ばせられることだと思うんです。


 

市場全体に向けてウケるような、誰が書いたか分からない綺麗事の正論をや、そんな浅い言葉では、本当の魅力は伝わりません。


 

そうではなく、これまでの人生の途中で、たくさん遠回りしながら、傷つきながらも大切に守り抜いてきた本音の気づきや、日々の仕事の中で感じているリアルな違和感を自分自身の言葉でありのままに伝えてみてほしいです。


 

「こんなカッコ悪い失敗、書いたら引かれるかな」と思うような隠しておきたい事実の中にこそ、あなたという人の魅力が詰まっています。


 

そうすることで、あなたの知性と感性を対等にリスペクトしてくれる、本当に誠実な人たちだけが、あなたの元へ集まって繋がれます。

 


世界は思ったよりも、ずっと優しい場所だから。

 

 



 

 

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