私にとって65作品目の原書になります。
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杨樾著「残酷翻篇,即是温柔」
エッセイです。
著者の杨樾さんは司会者やプロデューサーとして活躍中で
業界キャリア20年のベテラン選手のようです。
本書のエッセンスになっているのは「無人島」。
子供時代読んだ「トムソーヤの冒険」から、
ホラー映画の思い出まで綴られています。
エッセイ自体は4部構成になっていて
「岛语」という名の短編小説が
それぞれの始まりに起承転結の形で描かれていました。
個人的には「借钱借钱借钱」という章が興味深かったです。
著者が31歳のとき一人北京にやってきて分譲住宅支払い後、
失業と詐欺に直面した経験談で、
切羽詰まった感じと友人に借金を申し出る気まずさ等
当時の思いがグッと迫ってきました。
新たな仕事が見つかったもの逼迫した状況の中、
昔世話をしてやった古い後輩に再会した時の出来事、
私なりの和訳(意訳)と、中国語原文を下記にタイピングします。
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【和訳】
幸い、失業後25日目に新しい職が見つかった。
勤務を始めて何日もしないある日、仕事で取材に出た。
そのインタビュー相手というのが、昔ものすごく面倒をみてやった後輩で、ヤツは今じゃすっかり売れっ子スターになっていた。
取材が終わってヤツが俺の近況を聞いてきたもんだから、俺は奥歯をかみしめて言ったんだ、金を貸してくれないかと。2万元なんてとても言えやしないから、1万元だけ借りれないか聞いた。ヤツは少しの間黙りこくって、それから俺に言ったのさ。「ブラザー同士そんな事気にするような仲じゃないだろう!ただ俺の金って全部女房に牛耳られてるんだよ。だから手元に金が全くないんだ。俺さ数日後に台湾公演があるから、そこで稼いだ金を隠して持ち帰ってアニキに貸すよ」そこまで聞いて、俺はもう恥ずかくなってきて、いや、いいよ、いいよ、絶対そんな事するな、他あたるから大丈夫だ、って言ったんだ。そうしたらヤツは「あ、そう?」って。もう逃げるようにヤツの事務所を飛び出したよ、だって何だかとんでもない大失敗をした気分になったから。なんで金貸してくれなんて、バカな事口にしちゃったんだろうって。曽ては兄弟だ何だって言っても、今じゃ金銭面で奴は俺に何の借りもないんだからな。その後はずーっと長いことヤツに電話するのさえ気まずくて、偶然会っても、何かヤツに対して顔向けできないような情けない気持ちだった。
【原文】
所幸,在失业二十五天之后有了新的工作。刚上班没几天,我就因为工作原因要去采访一个相识多年并且帮了他很多很多很多的当红艺人。采访结束后,他问起我的情况,我咬牙跟他说能不能借点儿钱。我都没好意思说两万,就跟他说一万。他沉默了一会儿,对我说:“咱们哥们儿说这话没意思了,可是我所有的钱都在我老婆那里,我一点儿钱都没有,过几天我要去台湾演出,到时候我挣了钱藏起来借给你吧。”我听了这话比上次还尴尬,赶紧说千万别千万别,我再找别的朋友问问。然后他说,那好吧。我很仓皇地从他们公司逃走,还是觉得自己好像做了天大的错事,干吗要跟人家张嘴借钱?不管曾经是什么兄弟,在钱这个事上,他不欠我的。那之后很久我都没好意思给他打电话,偶然见他也觉得有些尴尬,仿佛自己一直很对不起他。
この後輩。
著者が彼に昔どのような世話をしたのか等、
末尾に裏話も入っていて、
複雑な人間模様や深層心理を垣間見て複雑な思いがしました。
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