
先週の金曜日、埼玉から遊びに来た友達と
草間彌生展へ行ってまいりました。
率直な感想は。
「命って何だろうな」
彼女自体、命の重みに気づかないフリを
しているように感じました。
反復のオブセッション。
アヴァンギャルドとしての孤独。
その中で、生と死の狭間を行ったり来たり。
反復することで、
課せられた「生」の強迫観念への逃げ場を
作っている。
自殺をしない為に描いているという彼女。
作品を見ると、
作品の中でも強迫観念と闘っている。
人に理解してもらえない苦しみ、辛さ。
それを芸術という手段で
抑圧・逃避し、昇華する。
やはり「芸術」が彼女の強み。
「芸術」があったからこその「強さ」
「私、アンディーウォーホルよりも有名になりたいの」
このバイタリティーには
びっくりしましたが。
やはり、相手もアバンギャルド(笑)
十分すぎるくらい有名だと思いますがね(笑)
今まで、沢山の展覧会で「芸術」というものに触れてきました。
「すごい」「うつくしい」など、見た目だけに
こだわって、見ていました。
というよりも、見えるもので「感じる」ことで
「安心」していた気がします。
見えないデリケートな部分。
なんとなく感じているクセに、
あえて分からないフリをする。
人の感情から逃げていたんですね。
今回、
草間彌生展へ行って、
角度を変えて見ること。
人の感情から逃げないこと。
人の発する小さな声を聞き洩らさないこと。
心に寄り添う努力をすること。
この事を感じました。
芸術は人それぞれ感じ方が異なるものだし、
どういう角度で見るのも自由ですよね。
見たまま
感じたままで。
あ、
個人的な見どころとしては、
「愛はとこしえ」の
モノクロの作品群。
そこに彼女の本質が見える気がしました。
やはり目を引くのは、
オブジェやアクリルで描いた作品ですね。
シンプルでいて、人を惹きつける。
ぜひぜひ、
草間ワールドに
踏み込んでみてください。
おすすめです。
~4月8日(日)まで
大阪、「国立国際美術館」で開催中です。