おはようございます。
続きです。
どれくらいベッドに横たわっていたのか分かりません。
時間だけが虚しく過ぎていきました。
そんな時でも、
「皮膚科をキャンセルしなきゃ。キャンセル料かかるな……」
「幼稚園に延長のお願いをしないと……」
そんなことを考える冷静な自分もいました。
なのに、産婦人科にだけはどうしても電話をかけられませんでした。
電話をしたら、本当に終わってしまう気がしたからです。
誰か助けて。
私、耐えられないよ。
そう叫びたかった。
でも、その言葉を吐き出せる相手が私にはいませんでした。
家族にも、友達にも。
その事実が、私をさらに孤独な気分にさせました。
私の人生って何なんだろう。
どうして私は、この年になるまで、心の底から弱音を吐ける相手を作れなかったんだろう。
どうしてこんな時まで、一人なんだろう。
全部私のせいだ。
悲しくて、悔しくて、情けなくて。
気付けば涙も出なくなっていました。
それからしばらくして、ようやく産婦人科に電話をかけました。
パジャマについた血は、もう固まっていました。
私が動けずにいた時間だけ、そこに残されていました。
私「7週目だったのですが、流産してしまいました……」
受付「本日の診察のご予約をお取りしますね。出血はありましたか?」
私「はい。血のかたまりが出ました」
受付「そうでしたか……。本日は予約がいっぱいなので、お待たせしてしまうかもしれませんが、13時はいかがでしょうか」
私「お願いします」
受付「あと、もし可能でしたら血のかたまりをお持ちいただけますか?」
私「分かりました」
電話を切ったあと、血で固まったパジャマと下着をゴミ箱に捨ててシャワーを浴びました。

