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【水は万物の根源である】
このように述べたのは、古代ギリシャの哲学者アルケーという人物です。
古代ギリシャの哲学者?と聞くと、小難しい話が始まるかと思いますが、
あなたは水の存在意義を、どのように考えているでしょうか。

現在私たちは、日常生活の水において、不自由なく過ごすことができています。
そのような現代で、古代の哲学者と同じように「水は・・・」なんですか?
と聞かれたら、どうのように答えるでしょうか。
「水は・・おいしい水がいい」とか、「健康にいい」、「水道水」、「ペットボトル」など、身の回りにある「水」や、「商品の水」などがすぐに思いつくと思います。
しかし、もしその身近にある水がまったく使えなくなってしまったらどうでしょうか。
まったく手に入らなくなってしまったらどうでしょうか。
少し想像してみてください。
毎日使用している、水道水や飲み水のペットボトル、トイレで流す水やお風呂やシャワー。
野菜を洗ったり、食器を洗ったり、コーヒーを淹れたり・・・、これらすべてのことができなくなってしまいます。
飲み水がなければ、のどはカラカラです。丸一日水分を取ることができなければ、いてもたってもいられません。
甘いジュースが手に入って飲むことができても、それをずっと飲み続けると逆に体調が悪くなってしまいます。
体が水分不足で、だんだんイライラしてきて、そのうち活力が失われ、さまざまな体調不良をおこすでしょう。
毎日入っていたお風呂やシャワーが使えないとどうでしょう。
シャワーで髪の毛を洗うことができません。体をきれいに保つことができません。
頭や体は、不快感でたまらなくなってしまいます。
2日もすると体臭がしてくるかもしれません。
人に会うことが嫌になり、自然と笑顔が消えてくることが想像できます。
トイレも流すことができなくなり、とても不衛生です。
数日もするとハエやコバエが飛びかうかもしれません。
食事の用意も簡単ではありません。使ったフライパンやお鍋は、どうしたらよいのでしょうか。
食器や箸やフォークは、どうきれいに保つのでしょうか。野菜についた土や農薬は、どうしようか考える余地もありません。
子供はのどが渇いて泣き叫んでいます。洗濯もできないので、さまざまな悪臭がしています。
汗をかくことが怖くなってしまい、スポーツや簡単な運動も、ひかえることになると思います。
勉強どころではありません。とにかく、生きるための「水」が必要になってきます。
もし今、その時に、そっと小さな声で「お水は何ですか?」と聞かれたら、なんて答えますか。
間違いなく、大きな声で、「今すぐください。」と答えると思います。
多分、質問者が言い終わる前に、かぶせぎみでいち早く、大きな声で「お水をください。」と答えると思います。
水がなくなるということは、人間にとって笑いごとではないことなのです。
人間が、生活するために欠かせないものなのです。
人間が、生きるために絶対不可欠なものなのです。
そのように考えると、古代ギリシャの哲学者、アルケーが言った
「水は万物の根源である。」は、根源とは大げさかもしれませんが、
人類に絶対不可欠であるものだと言いきれます。
古代から現代、そして未来まで、
「水」は人類にとって最も大切であり、共生し続けるものなのです。

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