「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」 | たごさくの本格ミステリー倶楽部&山野草

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            (横浜・馬車道)

「重力ピエロ」読了しました。

伊坂幸太郎さんの2冊目。

これは面白かった。


リアル石岡君のぐうたら生活


兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。

家族には、過去に辛い出来事があった。

その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。

連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。

そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。

謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とはー

      新潮社文庫より


伊坂幸太郎さんのことをウィキペディアで検索しました。

仙台在住なのですね。

小説の舞台も仙台。

これは良い!!!

ほとんどの物語は東京中心なのに、仙台を堂々と舞台にして書かれている。

そのことに拍手をいたしました。

またウィキペディアによると、影響を受けた作家が島田先生だと云うことで、

これは興奮いたしました。


「ラッシュライフ」はもう一つ好みではありませんでしたが、

これは面白く、また興味深く読ませていただきました。

特に遺伝子については大変面白く勉強になった。

軽妙、かつユーモアあふれるセリフも読んでいて楽しいものでした。

好きなキャラは「ラッシュライフ」に泥棒として登場した黒澤。

今回は探偵として登場。

でも探偵は副業らしいのでやっぱり泥棒が本職なのでしょう。

正体不明の謎の人です。


最後の方に書かれている、

「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」

が心に沁みます。