子供のころ、とても宇宙に興味があり、図鑑を見ては夢をはせていたものです。


そんな折、誕生日におじいちゃんが望遠鏡を買ってくれました。


ミザール製60mm屈折経緯台。


今思えばオモチャですが、それでも嬉しくて、月とか土星の環を観て感動したりしたものです。

当時話題だったハレー彗星も観ました。


しかしだんだん物足りなくなってくるもの。

天文ガイドを読むようになった中学生の僕は、赤道儀とモータードライブの存在を知ります。


「これがあれば天体写真が撮れる!」


そこで、「今度の中間試験で1位をとったら買ったる」という条件を苦心の末ゲット。

見事達成し買ってもらいました。


ビクセン スーパーポラリス+130mmニュートン式反射望遠鏡


これにカメラ好きだったおじいちゃんから「ニコンFA」を借り、装着。


月のクレーターや木星、土星。

うまく撮れているか、写真屋さんに受け取りに行くまで分からず、出来上がりの日を心待ちにしたものです。


子供ゆえ、極軸合わせが甘かったのと、あまり性能の良くない赤道儀のノータッチガイドだったので、星雲や星団のような長時間露出は1枚もできませんでしたが。


それなりに楽しんでいた天文少年でした。


高校生になり競馬にハマるようになると、天文熱はすっかり冷め、愛機は物置の中。

その後ついに日の目を見ることはなかったのです。