今日は、なんだか不思議で、でも静かに満ちた一日でした。
一日中、田んぼで農作業をしてました。
※私は一反の田んぼで米作り、コミュニティ型農業のプロジェクト、仕事では農福連携での米作り、農作業の管理をしています。
「やりたいけどめんどくさくてしない」を選んでいた米の裏作での農作物づくり。
これって、わたしにとってはものっすごくしんどく、めんどくさいモノでしかありませんでした。
やりたいけど、めんどくさい。
ほんまにそれでここまできて、私が農を引き継いで6年、いや、祖父が裏作をやめてから数えると15年ほど経ちます。
祖父母が元気な時は裏作でジャガイモ、玉ねぎ、えんどう、そら豆、ネギ、水菜、白菜、大根、、、
冬野菜、春野菜に困ることはありませんでした。
おじいちゃん、おばあちゃんが作ってくれた野菜で育ちました。
でも、寒い、しんどい、失敗が怖い。
それが「めんどくさい」となり、今の今までまともにやったことがありませんでした。
そんな中で、今年は今ビジョカツ中っていうのもあり、「自分の理想の在り方で過ごす」と、できるだけそう在るを意識していたので、めんどくささとの葛藤もありましたが、無事に畑作業を開始したのです。
私の理想の在り方は、「農がライフスタイルの一部であること、ライフワークの一つでありながら、過ごすこと」
これがほんまに基本的に失敗が怖くて、筋肉痛が怖いとか、いろんな理由づけをしてやってこなかったのです。
そういえば、
止めることはできない米作りも最初は同じようにめんどくさいでしかなかったなぁと思い出します。
10年前、6年前には想像もできなかった景色の中で、
私はただ田んぼに立ってるなという不思議な気持ちになりました。
追われている感じはなくて、
役に立たなきゃとか、何かを証明しなきゃでもなくて、
ただ「ここに居ていい」と思えた気がします。
人との距離も対等で、
無理に頑張らなくても流れの中に居られる感覚。
体は最後スタミナが切れたけど、
不思議と整っていて、
終日田んぼに居てよかったと心から思えたんです。
そして、今日の私は、
何かを掴みにいったんじゃなくて、
もうすでに満ちていたんだと思う。
そんな気すらしました。
楽しかったと一言で言い表すよりももっと大きい部分が満たされたような気持ちです。

