最近は、昔を振り返ることがマイブームなのか・・・(笑)
たぶん、いろいろと節目なのでしょう。
しみじみと思い出されることが多くてですね・・・(*´ω`*)
今回も、ある過去の出来事を回想しつつ・・・そこから改めて見えてきた一つの視点について、掘り下げてみようと思います。
あれは・・・たしか2006年のことだったと思います。
K君に出会う直前ぐらいの時期かもしれません。
当時の僕は、漫画家志望でして・・・。
バイトしながら、ひたすら漫画を描くという生活を送っていました。
その日はちょうど実家の秋田に一時帰省してた時で・・・、僕は近所の川沿いの田舎道を散歩していました。
すると・・・正面から一人のお婆さんが歩いて来て、少し前の橋のところで急に・・・戸惑いながらしゃがんだのです。
僕は「あれ?体の具合が悪いのかな?」と思って様子を伺っていると、一瞬パッと目が合ったのですが・・・。
すぐに、お婆さんは手元にのビニール袋に目を移しました。
手元にはいくつかのビニール袋を抱えていらしたので、「あ、その中身が気になって整理しているのかぁ」と思いました。
それで、僕は橋を渡ってそこを通り過ぎようとしたのですが・・・。
5mぐらい進むと、後ろからお婆さんの声が聞こえました。
「助けて・・・」
どこか振り絞るようなその声に、僕はハッとして・・・お婆さんのところまで戻り、声をかけました。
「大丈夫ですか?」
すると、お婆さんはとても困った様子で・・・。
僕に右手のビニール袋を見せながら、こう言いました。
「これが取れなくなっちゃって・・・」
一緒にしゃがんでよく見てみると・・・。
右手に持っていたビニール袋の取っ手のところが・・・すごぉくグルグルにねじれていて・・・。
そのねじれが右手の人差し指にまで深く食い込んで、引っ張っても全く取れない様子で・・・すごく痛そうでした。
どうやら、歩いているうちに知らず知らずビニール袋がすごぉくグルグルになってしまった様なのです。
最初に、ビニール袋をハサミなどで切り取れれば・・・と思い聞いてみたのですが・・・。
残念ながらお婆さんも僕も、ハサミなどの刃物は持っていませんでした。
でも、これ以上食い込むと危険そうだし・・・だとしたら、これ以上歩いて自宅に帰るのも難しそうでした・・・。
「これは・・・どうしたもんでしょうね・・・。」
「そうなのよ・・・。」
そう言って、しばらく二人でその状況を見つめていたのですが・・・。
僕は心の中で、なにか解決策を見出そうと・・・真剣に考えていました。
すると・・・少ししてハッと閃きました![]()
「お婆さん、これ・・・回してみればいいんですよ。」
そう言って僕は、ビニール袋を少し右回りにクルクルと回してみました。
それからお婆さんに聞きました。
「どうですか・・・?痛いですか・・・?」
「うん、痛い。」
「ごめんなさい、じゃあ逆ですね。」
そして、今度は左回りにビニール袋を回し始めました。
すると・・・心なしかグルグルが緩んでいく様に見えました。
「今度は痛くないですか?」
「うん、痛くない。」
「じゃあ、このまま回せば、きっと外せますね。」
お婆さんが熱心にビニール袋を回し始めると、だんだんグルグルが緩んでいきました。
その様子を見て、僕はホッとして・・・。
「よかったですねぇ。」
と言って、その場から立ち去りました。
僕が橋を渡って7~8mぐらい進んだ時でしょうか・・・。
背中から、グルグルを解いているお婆さんのつぶやく声が聞こえました。
「助けられた・・・。」
どこか切実な雰囲気のその声は、僕の胸にスッと響いてきました。
それでも、心の中で僕は(いやいや・・・そんな・・・)と思っていましたが・・・。
やっぱり、どこかでよいことができたなぁとは感じていたので、心は軽かったです。
その時に・・・フッとインスピレーションがあったのです・・・![]()
(あれ・・・?
僕はこの先、こんな風に人助けをする役割なのかな・・・?)
なんとなく未来の自分が感じられたような感覚がありまして・・・∑(゚Д゚)
もしかしたら、今回みたいに人様の手助けをする役割が自分にはあるのかもしれないと・・・。
フッとそんな考えがよぎったのですが・・・。
でも、自分は漫画家志望だし・・・そんなわけないよなぁと・・・(´ω`)
(まぁ、こんな風に人助けして感謝されるのも、最初で最後かもしれないなぁ)
と思い直し・・・このインスピレーションを振り払い、それからしばらくこの出来事も忘れていました。
すると先日・・・あるお客様から、とても感謝して頂けたことがありまして・・・。
同じように心の中で(いやいや・・・そんな・・・)と思った時・・・。
フと・・・(あれ?そういえば、ずいぶん昔にも同じように思ったことがあったっけ・・・?)と、その過去を思い出したわけです(笑)
で・・・改めてよぉく考えてみると・・・。
あの時の出来事と、今の僕の仕事は不思議といろいろシンクロしているのです。
というのも、あのお婆さんのビニール袋のグルグルは・・・。
僕らがつい否定的に考えて・・・グルグルとこじれた悩みに似ているのかも・・・と思えました。
お仕事でご縁を下さるお客様は、ありがたいことに僕を信頼して下さり・・・内面の悩みをオープンに打ち明けて下さります・・・。
そのことは・・・。
あの時・・・お婆さんが通りがかった僕を信じてくれて・・・「助けて」と声をかけてくれたことや、ビニール袋のグルグルを正直に見せて下さったことと被ります。
でも、お婆さんに対して僕が出来たことと言えば、一緒にビニール袋のグルグルを見つめながら考えて・・・。
閃いたアイデアをお伝えして、最初だけちょっとクルクル回してみてあげたぐらいです。
その後は、お婆さんがご自分でグルグルを解きました。
そのことも、僕がこのお仕事でお客様にお届けしていることと似ていて・・・。
悩み事をどんな風に解くべきか・・・僕はSS(ソウルサポーター )さんのメッセージをお届けして・・・。
その場でちょっとエネルギーワークをしたり、コツをお伝えしたり、少しやり方もお伝えしますが・・・。
あとはお客様が日常の中で向き合って頂いて、ご自身で解いて頂くことになります・・・。
だとしたら、やっぱり僕は大したことはしてませんね(笑)
たまたま僕がSSさんや神様のメッセージをお届けする役割というだけで・・・。
それは、僕が人様を救ったわけではなく・・・自分で自分を救うためのやり方をお届けした・・・単純にきっかけ程度の役割なのです。
でももちろん、お婆さんの時もそうでしたが・・・お客様に対しても、お悩みやお心の状況をよく見極める必要はあるので、真剣に向き合わねばなりません。
内容をお届けするのは、SS(ソウルサポーター )さんの役割ですが・・・。
それを翻訳する僕も、ある程度お客様のお心を把握ができていないと・・・また肯定的な心理状態ではないと、ちゃんとした翻訳をお届け出来ないのです。
これは例えるなら・・・。
サッカーの監督の翻訳をするのに、サッカーのルールを知らないとマズイのと似ています![]()
お客様のお心や現実の状況についてよく知っておかないと、メッセージの翻訳が時にボンヤリした内容になったり・・・。
僕の中に否定的な心がどこかにあると、最悪悩みを深める方向の内容をお届けする可能性すらあります。
ですから、やっぱりお婆さんの時もそうでしたが・・・ちゃんと一緒にしゃがんで同じ目線に立って・・・。
できるだけ心を大切に・・・一緒にそのお悩みに真剣に関わる必要があるのです。
そこだけはまぁ・・・それなりにエネルギーを使ってますから、少しは頑張っているかもしれません(笑)
これを書いていて思ったのですが・・・。
これまで僕は、スピリチュアル業界に存在する特別意識を避けるためにも、出来るだけ謙虚にお客様と向き合ってきました。
お客様が心から感謝して頂けるとやはり嬉しいのですが、謙虚に「いやいや、それは何よりもお客様が頑張って下さったからですよ。」と、お伝えしてきました。
実際、それは真実だと今も思います。
過去のお婆さんにしても、ほとんどのグルグルはご自身で解かれましたし、僕が一言二言アドレスする以上に、その方が大変だったはずです。
同じように・・・お悩みをご相談下さるお客様も、SSさんのアドバイスを参考にご自身や現実と向き合うことの方が、ずっと大変だと感じます。
だとすると、もし僕がお客様のグルグルを全て解いてあげたと思っていたら・・・それはやっぱり過信だし、傲慢だよなぁと思います。
スピリチュアルメッセージを届ける役割というのは・・・例えば、湧き水のようなものなのでしょうかね。
湧き水はとりわけ澄んでいて、清らかだから重宝されますが・・・。
やっぱり同じ水です。
川には川の大切な役割があって・・・多くの人に飲める水を届けたり・・・川の中で生きる生命を育みます。
海には海の大切な役割があって・・・地球全体を母のように包み・・・その中で生きる生命を育みます。
雨には雨の大切な役割があって・・・大地と多くの動物達を潤わせ・・・植物たちにも大切な水を届けます。
それに比べると湧き水は小規模で目立たないですが・・・少数の人や動植物に清らかな水を届けます・・・。
ただ、小規模というのはその生態上ごく自然なことなので、けして特別ではないですよね。
水は水・・・。
どんな水も・・・その場所・・・その環境に相応しく・・・その水にしか出来ない大切な役割を持っています。
それは、どんな場所・・・どんな状況の中で生きる人にも・・・必ず尊いお心(魂)があり・・・。
その人にしか出来ない大切な役割を持っている・・・という真実と一緒だと思います![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
そういう意味で・・・改めて考えてみると・・・。
スピリチュアルのお仕事ではありますが、一つの役割として・・・一つの在り方として・・・。
僕もそろそろ、この仕事に誇りを持ってもいいのかもしれないなぁと感じました・・・。
もちろん、その希少性を盾に高価な料金設定をしてしまうと・・・本来の清らかさが無くなってしまうので、やはり健全な心の在り方を保つべきでしょうね。
もし健全な在り方で・・・スピリチュアルのお仕事で自分らしい役割を果たせている・・・もしくはその方向で努力出来ているとしたら・・・。
一人の命として誇りを持っていいし、むしろその誇りがあればこそ・・・この仕事をより清らかでありながらも力強いものに育んでいけるかもしれない・・・。
この記事を書きながら、そんなことに気付かされました![]()
(いやいや・・・そんな・・・)という心持ちから・・・。
(ありがとう・・・これからもこの役割を大切に育んでいきます・・・)という心持ちへ・・・。
スピリチュアルだからと言って、偏見を恐れ・・・あまり保守的にならず・・・自然体で堂々と自らの役割に誇りを持って生きていい・・・。
これまで、ご縁を下さった皆様がずっと応援して下さったから・・・。
やっと僕も、このような心境になれたのかもしれません。
いつもありがとうございますm(_ _)m
僕が気付いたことはきっと・・・あらゆる職業、あらゆる魂にとっても当てはまることだと思います。
自分らしい心と役割を大切にした時・・・その在り方に誇りを持っていい![]()
そんな時代がもうすぐ来るのかな・・・とも感じます(^^)
よかったら、これからも共に一歩ずつ歩んでまいりましょうね。
季節は春を迎えていますね・・・。
あなた様のお心と・・・あなた様の役割が花開いていきますように・・・![]()
ご覧下さりまして、ありがとうございました。
おしらせ![]()
もう3年近く前ですが・・・このブログで、友人岡ぴょんの小説をご紹介したことがありました。
(2015年9月の「遼君の想い」という記事でご紹介しています)
ご紹介した小説は「コードネームハル」というタイトルで、岡ぴょんの実体験に基づく内容です。
今、その「コードネームハル」が、岡ぴょんのブログで無料公開を始めているそうなので、こちらでお知らせさせて下さい。
生まれながらに重い心臓病を患いながらも・・・いつも父である岡ぴょんや家族みんなのことを想い・・・死んでいった遼君の心を感じると・・・涙が出てきます(TωT)
小説を読みながら、遼君の辛い闘病生活や・・・見守る岡ぴょんご家族の心を感じると胸が痛いのですが・・・。
そこに流れる大きな愛と・・・さまざまなスピリチュアルの真実を感じ取れるストーリーは、読み終わった後、心が解放されるような感動がありました![]()
ブログでも無料公開と共に、Amazonでは電子書籍としての販売もしているようです。
販売ページはこちら⇒「コードネームハル」
もしあなた様のお心に、ピンとくるものがありましたらぜひ読んでみて下さいね(^^)
