牡牛座の満月「最強装備で豊かさの頂点へ。そこで得られるものは」 | 占星術家しゅんじ「宙の色(そらのいろ)」

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「宙」という文字には「永遠の時間」という意味があります。
時は無色透明ではなく、無限の彩りに満ちた物語のような連なりです。
西洋占星術を通して、時に込められたメッセージを読み解きます。

11/7の7:22に牡牛座で満月です。



●今回の満月のテーマを一言で言うと・・・
図太くマイペースに、貪欲に、欲しいモノを掴みにいく。
 
能力と経験を最大限に活用した最強装備でチャレンジして、
 リスクも覚悟で豊かさの頂点を目指し、大きな成果を受け取る。
 そこで得られるのは
 
社会の中でシビアに稼いでゆくための武器であり、
 尽きることのない豊かさの源泉。
 貴方自身が満たされ自立した姿は
 信頼関係をより強く、確かなものにする。
 という満月です。





●日蝕~現在までの空模様
 今回の満月は、10/24の日蝕からの流れを受けて、
 最初に成果や相手の反応を受け取るタイミングです。

 日蝕では、運命共同体とも言える強い絆で結ばれた
 "チーム"ができあがりました。

 パートナー、家族、同僚、親友、専門家、サークルなど
 その構成メンバーは人それぞれです。
 そこでとても重要な、しかしワクワクと胸踊るような
 大プロジェクトがスタートしました。


 それは半年かそれ以上の長期計画です。
 夢がいっぱいに広がり、貴方に未来を予感させるような、
 多くの示唆をもたらしたのではないかと思います。


 10/26に水星の逆行が終了しました。
 水星は「知性、情報、コミュニケーション」などを表します。
 着々と進めてきた「広い視野で過去を振り返り、
 根気よく執着の糸をほどく」作業は一段落しました。
 そして今度は、保留だったことを1つづつ再選択して
 クリアにしてゆく次のステージに入りつつあります。


 同じ10/26の夜に火星が山羊座に入りました。
 そして冥王星にじわじわと近づいています。
 火星・冥王星の組み合わせは、最終兵器みたいな、
 圧倒的なパワーと強靭な意志力、底力です。
 でも、星はまじめな社会性を表す山羊座にあるので、
 何かの役に立つ意義ある活動を通して
 そのパワーは発揮されます。
 

 前置きが長くなりましたが
 今はきっと上記の「運命共同体的な "チーム" 」による
 「対社会的な活動、お仕事など」への取り組みが
 盛り上がりのピーク点に到達している、
 あるいはそこを少し過ぎてほっと一段落。
 今はちょうど、そういう辺り感じではないでしょうか。

(満月は単独で読み解きするよりも
 ひとつ前の新月から関連させて書くと分かりやすい
 ということに、最近気が付きました。)





●満月の配置について詳しい解説
 月は牡牛座の「15度」にあります。
 固定サインの15度に共通するのは
 「徹底した押し出しで一切の妥協がない、強力な推進力」です。
 (松村潔先生 著『ディグリー占星術』より)

 牡牛座においては
 「お金やモノ、所有欲、美意識、資質、才能」がテーマなので、
 それらを最大限に活かし、貪欲に
 リスクも承知で挑戦をする、という意味になります。
 ただし、適当な出たとこ勝負ではありません。
 過去の体験を知恵に変え、
 じっくりと自分の最強装備を整えてから、
 慎重かつスマートに欲しい成果を狙います。


 上記の火星・冥王星と月が調和した120度です。
 バイタリティーは底なしです。
 倒れてもまたすぐに復活して
 「もういっちょこいやー!!( ゚Д゚)」です。
 

 何らかの特別な状況下で、
 集中力を高め、実力と根性を試される様子が浮かびます。
 しかし、貴方は1人ではありません。
  "チーム" の心強いサポートがあります。
 小さなミスも許されない
 圧縮された時間の中での緊密な連携プレーは、
 チームの絆をさらに強めるだろうと思います。

 



●核となっているテーマ「信頼、依存・自立」
 そういうドラマチックな場面の中で、
 様々な感情が浮かんできます。
 相手に頼る、お願いするということ。
 信頼関係。
 ギブアンドテイク。

 果たして、自分の能力や「存在」それ自体は、
 この素晴らしい "チーム" と釣り合っているのだろうか。
 私は、信頼に値する働きができているのだろうか。
 迷惑をかけていないだろうか。

 この「信頼、依存と自立」は
 日蝕のあった蠍座の核となるテーマであり、
 太陽が蠍座を通過中の現在も継続しています。


 もし自分の最強装備で挑んだ結果、失敗したとしたら
 相当に「がびーん・・・」だと思います。
 いくら信頼している相手であっても
 助けてもらうことに、
 惨めさや申し訳なさを感じてしまうかもしれません。
 "チーム" から孤立したくなるかもしれません。

 けれども、その必要はありません。
 今回の牡牛座の満月は、
 信頼関係の土台にある貴方の個性の手触りや実感を
 もう一度しっかりと確かめておくための
 中継地点なのだと思います。




●「個性」に絶対の信頼を寄せる。豊かさの源泉。
 蠍座は集団をまとめる親密さや団結力。
 それに対して牡牛座は個性や能力、価値観を表します。

 日蝕の時にはどっぷりはまっていた "チーム" から自分の側へ、
 意識を一旦戻すこと。
 貴方の好きなものは何ですか。
 心地よい、美味しい、美しいと感じるものは何ですか。
 絶対に譲れないこだわりはありますか。
 貴方の得意技は何?と聞かれて、
 ニヤリとしてしまうソレを教えて頂けませんか。



 大切なのは、失敗しないことでも
 人に頼らず問題解決できる能力でもありません。

 大切なのは、貴方が自分の個性について
 絶対の信頼を寄せていることです。


 もし貴方が自分の個性を信じていなかったら、
 貴方を信頼する相手が投げた命綱を
 くくりつけて踏ん張ることができません。
 どっしり岩のように変わらない貴方の個性を、
 "チーム" のみんなは頼りにしています。

 個性はわざわざ頑張って作らなくても
 自然と相手に伝わってしまうものです。(※)
 だからその部分を疑う必要は全然ありません。



 未熟だと感じた能力は、
 この先、幾らでも磨きをかけることができます。
 だからどうか、貴方しか持っていないそのギフトを
 人と比べたり、文句をつけたりしないでください。

 貴方にしか扱えないそのギフトは、
 それを必要とする多くの人だけでなく、
 貴方自身をも豊かにする可能性を秘めています。



 何らかの必要に迫られ、
 「最強装備でお願いします!」と言われて
 威力を発揮し始めるそれは、
 社会の中でシビアに稼いでゆくための武器であり、
 同時に、いつまでも尽きることのない
 貴方だけの豊かさの源泉です。

 
 それをしっかりと掴んでおくことが
 見えない信頼関係というロープをしっかりと結び、
 繋ぎ止める支柱になるのだと思います。






PS.(※)
「個性はわざわざ頑張って作らなくても
 自然と相手に伝わってしまうもの」

 これは先月の個人セッションの際に
 あるクライアントの方から伺った言葉です。
 (若干、正確ではないかもしれないですが。)
 何か特徴を出さなければ!と肩に力が入っていたのが、
 これを聴いてから、書くことがだいぶ楽になりました。
 とても感謝しています。